株式会社JULIA IVY

株式会社JULIA IVY（ジュリア・アイビー）は、アイブロウ市場に新たな風を吹き込むベンチャー企業だ。独自の技術を活用し、眉の生え癖を改善するアイブロウ施術の教育と専用の商材を開発している。

同社が提供する『HBL（ハリウッドブロウリフト）』は、日本人特有の眉の生え癖を改善し、毛流れを改善して自然体で美しい眉にする施術。化粧品登録された安全な専用液剤を使うことで、眉の毛質が柔らかくなり、自由自在に動かせるようになる。施術後は3週間～1か月ほど、ブラシで整えるだけで美しい眉を維持できる。

HBLを施すと、眉毛のクセが整い、毛流れが均一になります。そのため施術後は、毎朝ほんの少しのメイクでアイメイクが完成します。ナチュラルな美しさを求める方はもちろん、忙しいビジネスパーソンや子育て中の方にも最適です。眉の生え癖を根本から整えることで、濃い・薄い・左右差・穴あきなど、あらゆる眉の悩みにアプローチできるのですが、実はこうした悩みの多くは、髪のクセ毛と同様に“眉の生え癖”が原因なのです。（取締役COO・舟橋氏）。

眉は顔の印象の8割を決めるといわれる重要なパーツ。眉を整えることで、誰でも印象をアップデートできるという。HBLを施すことで、華美なアイメイクをしなくても洗練された印象と清潔感を得られ、人生が変わるような体験ができる。

「すべての人生に、一歩踏み出す勇気と感動の瞬間を提供します。これが私たちの掲げるビジョンです。女性向け美容に限定せず、老若男女が髪を切るのと同じ気軽さで眉を整えるカルチャーを築きたいと考えています。眉毛がないと表情が伝わりづらく、眉はコミュニケーションに欠かせないパーツです。ビジネスパーソンがきちんと眉を整えることで、商談やプレゼンの成功率を高めることも可能かもしれません」（舟橋氏）。

欧米では古くから「眉毛サロン」が生活に浸透しており、HBLの技術も欧米で行われる「ブロウラミネーション」を日本人向けにアレンジしたもの。2020年のパンデミックにより日本でもマスク生活になったことで、眉と目元の重要性が増し、眉毛サロンが急増。「眉をサロンで手入れする」という概念が一般化した。

「アメリカでは、眉毛サロンで働く人々はブロウアーティストと呼ばれます。ハリウッドスターやセレブの施術を担当するトップクラスのブロウアーティストは憧れの存在です。日本でもブロウアーティストをヘアスタイリストやネイリストと並ぶ憧れの職業にしたいと考えています」（舟橋氏）。

HBL（ハリウッドブロウリフト）は、同社の創業者でCEOの福井仁美氏が、自ら経営する美容サロンで施術するために開発した技術。2018年、日本人の肌に合う液剤の開発からスタートし、協力工場と試行錯誤を重ね、2019年に国内初の化粧品登録実績となるオリジナル液剤の開発に成功した。福井氏の美容サロンでサービスを提供したところ、たちまち大人気となり、HBLへの高い需要に応えるべく、同社を設立した。

同社のメイン事業は、オリジナル液剤の開発・販売。正しい知識と使い方を広めることを目的に、液剤の知識や施術技法を伝える「講習」を中心にビジネスを組み立てている。東京・中目黒に講習専用スタジオ「HBL Beauty Lab」を構え、全国6都市で地方講習も実施している。

「HBLの施術を実際に学んでもらうため、講習はオフラインのみとしています。講習を卒業した人に限定してオリジナル液剤を販売しており、既に1万2,000人以上が卒業。導入サロン数は1万店舗を超え、施術件数は240万件以上に達しています。美容サロン業界は差別化が難しくなっていますが、HBLは集客力や客単価向上に繋がるサービスとして、今後も全国展開を加速させる計画です」（舟橋氏）。

全国のサロンオーナーへのアンケート結果をもとに、美容サロンで売上を伸ばしたサービス・商品を選出するアワード「ベストアイテム2023」「ベストアイテム2024」を連続受賞。また、「日本美容企業大賞」では「企業成長部門」「製品開発部門」を2年連続で同時受賞し、業界初の快挙を達成。爆発的な成長フェーズに突入した同社は、新規事業にも挑戦している。

2025年1月には、眉専用コスメブランド『HBL BEAUTY』を立ち上げ、アイブロウメイク専用製品の開発・販売を開始した。

「あらゆる眉や顔立ちの悩みに対応できるよう、HBLで培った技術や知見を詰め込みました。アイブロウメイクに自信がない人や、自分に似合う眉が分からない“眉迷子”でも理想的な仕上がりを実現できる製品です。2025年1月29日に全国の美容サロンで販売を開始したところ、初回入荷分は即完売し、累計販売数は3万個を突破。2025年3月22日から公式オンラインサイトでの販売も開始しました」（舟橋氏）。

発売からわずか2か月で女性向けファッション・美容雑誌の各誌からベストコスメの称号を獲得し、17冠を達成した『HBL BEAUTY』に加え、韓国のスキンケアブランド「TROIAREUKE（トロイアルケ）」と日本総代理店契約を結んでおり、「TROIAREUKE」の日本での展開も加速させる。

「トロイアルケは、美容大国・韓国で40年の実績を持つプロフェッショナル向けスキンケアブランドです。世界47か国で展開し、韓国国内シェアNo.1、5,000を超えるサロンに採用され、エステティシャンや美容愛好家から絶大な支持を集めています。“一人ひとりの肌に最適なソリューションを提供する”というブランドストーリーに共感し、総代理店契約を締結しました」（舟橋氏）。

同社は、日本美容企業大賞において「企業成長部門」「製品開発部門」を2年連続で同時受賞する業界初の快挙を達成し、発売からわずか2か月で女性向けファッション・美容雑誌の各誌のベストコスメ3冠を獲得した『HBL BEAUTY』をスタートさせるなど、爆発的な成長フェーズに突入している。

事業の成長を加速させるため、新たな仲間を広く募集している。美容系のビジネスを展開する企業であり、美容や健康への関心が高いメンバーが多いが、必ずしも美容業界経験者ばかりではなく、アパレル、飲食業界、人材業界等、多様なバックグラウンドを持つ人材が、ビジョンやミッションに共感して集まっている。

「変化を楽しみ、スピード感を持って行動できる人や、主体性を持って“会社を創るマインド”で仕事を進めたい人、チームで成果を出すことを大切にする人、失敗を恐れずに挑戦できる人にとって、最高にやりがいのある環境だと自負しています。そして何よりも、JULIA IVYのビジョンとミッションに共感し、情熱を持ち続けられる人と働きたいと考えています」（舟橋氏）。

2023年3月にはPEファンドからの出資を受け、投資銀行やコンサルティングファームの専門家、起業経験やIPO経験を持つボードメンバーが加わり、成長を一気に加速させるフェーズに入った。

「私はアパレル業界でキャリアを積んだ後、約150店舗の美容室を運営する企業でナンバー2のポジションを務めていました。当社にジョインしたのは、CEOの福井の独創的なアイディアと、ビジョン、ミッション、バリューに共感したからです。これまで創業経営者の近くで事業拡大を担ってきた私だからこそ、JULIA IVYで発揮できる価値があると感じました」（舟橋氏）。

第二創業期ともいえる成長のタイミングを迎えた同社は、「一人では見られない景色をチームで見に行こう」という価値観を大切にし、仕事における挑戦を推奨するカルチャーが根付いている。

「当社は、大きな夢を持ち、より遠くまで進もうとしている会社です。メーカーとして成功するだけでなく、美容業界に大きな変革をもたらそうとしています。そのため、チームプレーを重視し、全員でビジョン、ミッションの達成を目指しています。この会社ならば、これまでに見たことのない景色を見ることができると確信しています」（舟橋氏）。

何か一つ圧倒的な「好き」や「得意」を持つ仲間とともに日々刺激を受けながら働く環境。美容業界の常識を打ち破り、日本に新しい美容カルチャーを根付かせる大きな挑戦は、やりがいのある仕事と充実した人生をもたらしてくれる。