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シンクヘルス株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系

台湾発のヘルステック!生活習慣病を改善するPHRプラットフォーム開発会社

外資系
自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

シンクヘルス株式会社は、個人の健康・医療データであるPHR(パーソナル ヘルス レコード)のプラットフォームを活用し、糖尿病や高血圧等の慢性疾患患者の自己管理を支援するサービスを提供しているヘルステックカンパニーだ。

同社のサービスは、二つのプロダクトで構成されている。一つは『シンクヘルスプラットフォーム』。これは主に医療機関向けのSaaSで、診察前に血糖値や血圧等の情報を確認できるため、診察の効率化が可能になる。さらに、患者が日々記録する食事の写真や家庭で測定した数値も参照できるため、より的確な診察や食事アドバイスが行える。

もう一つの『シンクヘルス』は、患者向けのスマホアプリだ。血糖測定器や血圧計、インスリンデバイスと連携して、測定データを自動的にデジタル化する。

「血糖値・血圧・体重・食事・運動等のデータを『シンクヘルスアプリ』で一括管理できます。血糖測定器・体重計・血圧計等と機器連携すれば、データが自動で送信されるので、入力は不要です。蓄積した記録は分析され、グラフで見える化したり、個別メッセージを送信したりすることで自己管理をサポートします」(佐田氏)。

『シンクヘルスアプリ』のデータは、『シンクヘルスプラットフォーム』を導入した医療機関と共有できる。また、パートナー機能を活用することで、遠方に住む家族や学校に通う子供のデータを確認できる仕組みもある。異常値や薬を飲み忘れた時にはアラートを送信するため、離れていても安心だ。

「高齢の両親が遠方に住んでいるケースでも、『シンクヘルスアプリ』でPHRデータを確認することができ、安心です。機器連携による自動入力や、AIによる食事分析等があるため、誰でも簡単に使いこなせます。食事ダッシュボード機能を活用すれば、性別・年齢・身長・体重等の情報を入力することで、1日の食事の目標値を自動で設定し、日々の目標達成状況を確認できます。自分も家族も、スマホ1台でPHRデータの管理が完結します」(佐田氏)。

さらに、血糖値を継続的に測定する機器「CGM(Continuous Glucose Monitoring)」とも連携可能だ。この機器を用いることで、血糖値の1日の変動データ(血糖トレンド)を把握し、低血糖や高血糖が発生しやすい時間帯や要因を特定できる。

「CGMで血糖トレンドを見える化することで、生活習慣を改善するヒントが見えてきます。慢性疾患である糖尿病は生活習慣の改善が必要ですが、人が慣れ親しんだ生活リズムを変えるのは非常に骨の折れる仕事です。血糖トレンドを見える化することで、医師も適切なアドバイスができますし、何よりも患者本人が血糖値の上がり下がりをリアルタイムで把握できるため、生活習慣を改善する手助けとなります」(佐田氏)。

同社は、2013年に台湾で創業された会社で、ITを活用したPHRプラットフォームを提供している。創業者であるCEOのエド・デン氏は、糖尿病家系で育ち、祖母が定期的に血糖値の記録を習慣化し、それを医師と共有することで適切な治療を受けられたという体験に着目した。医療資源が不足しているアジア諸国において、こうした自己管理を誰でも行えるようにしたいとの思いから起業に至った。

同社が開発したPHRプラットフォームは台湾全土に急速に広まり、台湾の糖尿病専門医の約7割が利用するサービスへと、短期間で成長した。そして2018年、台湾での成功を受けて隣国日本でもサービス展開を開始し、糖尿病患者の自己管理を支援すべく日本法人を立ち上げた。

日本法人では、PHRプラットフォームの医療機関向け提供に加え、企業の健康保険組合向けに『保健指導プログラム』を展開している。企業が実施する健康診断の結果、生活習慣病のリスクが高い従業員に対して行われる特定保健指導において、CGMを活用した『保健指導プログラム』を提供し、生活習慣改善の効果的なサポートを実現している。

「従業員の健康を維持するために健康保険組合は、健康診断と特定保健指導を実施しています。ただ、生活習慣を改善する効果的なサポートは難しく、テクノロジーを活用してデータを可視化することで、モチベーションアップに繋げます。手元のスマホアプリで血糖値だけでなく、血圧や体重、日常生活での食事・運動・薬・気分等のデータを管理でき、メモや写真を残すことも可能。現在の血糖値状態に合わせた医師監修のアドバイスが定期的に届き、気になったことは管理栄養士に相談できます」(佐田氏)。

CGMを活用した健康増進サービスは、同社が先駆的に実現したものである。同社はアメリカのグローバルヘルスケアカンパニー「アボット・ラボラトリーズ」とCGMのアジア圏での独占契約を結んでいるため、CGMと連携するヘルスケアアプリは『シンクヘルス』のみ。これにより、患者自身の生活習慣改善を促進すると同時に、医療の質の向上にも貢献している。

同社は、健康保険組合向けの予防プログラムの提供に加え、ヘルスケア関連企業とのアライアンスを進めている。
さらに、医療法人と連携して「オンライン診療」をスタート。内科・皮膚科・アレルギー科・婦人科・美容皮膚科の診察がオンラインで受けられ、最短翌日に指定の住所へ薬が届く仕組みだ。

「デジタルヘルスとパーソナライズドケアを統合した新しい試みです。医師、管理栄養士、保健師、臨床心理士が生活習慣の改善をサポートすることでセルフケア力の向上を通じ、予防医療を推進します。『シンクヘルスアプリ』で健康データを管理・共有し、データに基づいたケアを提供することで、通院回数を減らし治療の継続を支援します」(佐田氏)。

同社の日本法人には、2025年4月現在、45名の正社員が在籍し、主にカスタマーサポート(CS)チームと事業開発(BD)チームが組織を牽引している。各10名ずつのメンバーで構成されるこれらのチームは、それぞれ異なるが重要な役割を担っている。

CSチームは、アプリユーザーからの問い合わせ対応やエンドユーザーへのサポート業務を担当し、BDチームは健康保険組合や企業と連携しながら、新しい事業を立ち上げる役割を果たしている。BDは「ゼロイチ」の事業立ち上げを経験できる点で、自由度が高く、創造力を発揮しながら働きたいビジネスパーソンに理想的な環境だ。

「部署や職種に縛られず新しい事業を創造するために、いろいろな業務を経験できるのが、ベンチャーで働く魅力です。私も大手製薬会社のMRから転職した身なので、自ら考えて自由に動ける仕事には大きなやりがいを感じます。もちろん、その分、責任も大きく、仕事も大変ですが、大きな組織の一部として働くのとは違う、充実感や達成感があります」(佐田氏)。

開発業務は台湾本社のエンジニアチームが担当しており、日本法人にはブリッジエンジニアが2名所属している。また、バックオフィス担当や管理栄養士、保健師も在籍する。約100名のパートタイムや業務委託の管理栄養士がエンドユーザーへのオンラインアドバイスを担当し、正社員がそのチームをまとめる体制を構築している。

「当社の管理栄養士は業界でもレベルが高いと評判で、新入社員からもその声を聞いています。予防医療に直結する生活習慣の改善に取り組むことができる点は、管理栄養士として大きなやりがいだそうです。オンライン対応の仕組みにより、地方在住の管理栄養士にも新しい働き方を提供できていると自負しています」(佐田氏)。

平均年齢32歳と若いメンバーが中心の職場環境は活気に溢れている。2023年6月に移転したオフィスは秋葉原と神田の中間に位置し、利便性が高い。完全フリーアドレス制を採用し、集中ブースや会議室も完備。休憩室にはコーヒーメーカーやウォーターサーバーが設置されており、業務内容や気分に応じて快適に働ける環境が整っている。

「週に一度の在宅ワークや8時~10時の時差出勤制度を導入し、完全週休二日制で残業も少ない働き方を提供しています。また、台湾本社とのコミュニケーション機会を通じてグローバルな経験が得られる一方で、英語が必須ではないため、気軽に英語力を磨くチャンスもあります」(佐田氏)。

募集している求人

経理・管理・バックオフィス職の求人(1件)


エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(1件)

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インタビュー

シンクヘルス株式会社のインタビュー写真
事業開発 マネージャー 佐田 朋哉氏 京都府にある大学のスポーツ健康科学部を卒業後、大手製薬会社にMRとして就職。研修後に函館営業所へと配属となり、そこで4年間、病院やクリニック医師に対して、自社医薬品の情報提供を担当。2022年1月、裁量のある仕事を求めて、シンクヘルス株式会社へ移籍。事業開発のメンバーとして、健康保険組合向けの糖尿病重症化防止プログラムの開発に参画する。

── 大手製薬会社からベンチャーのシンクヘルスへ転職した理由は?

当社へ転職したきっかけは、裁量を持って働きたいという思いでした。前職では MR として個人目標は達成でき、営業所内でも3年目で目標達成率トップになれました。ところが数字が伸びるほどに、「これは自分の実力なのか、それとも“企業の看板”のおかげなのか?」という疑問が膨らみました。MR は医薬品に関わる厳格なルールの下で活動するため、新しい提案がルール上、却下される場面も多く、裁量の少なさに限界を感じていたのも事実です。加えて、為替差損ひとつで年間3〜4億円の個人売上が会社全体の数字に埋もれてしまう現実に、“本当に会社の成長に貢献できているのか”というもどかし... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

シンクヘルス株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、外資系、自社サービス製品あり、グローバルに活動
設立年月

2018年02月

代表者氏名

野本 祐司

事業内容

デジタルヘルス領域全般

株式公開(証券取引所)

従業員数

80人

平均年齢

32歳

本社住所

東京都千代田区神田須田町2丁目3-1NBF 神田須田町ビル7F

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