代表取締役 高橋 一志氏

まずはmalnaが掲げるビジョンについて教えてください。

私たちmalnaのビジョンは「歳をとるのが楽しみな社会をつくる」です。 これはきれいごとではなく、僕自身が進路やキャリアを考える中で抱いた不安から出てきた言葉です。 正直、友人たちと話していても「将来って楽しみだよね」という声よりも、老後や介護、社会の行く末に対する不安の方が多い。若い世代がポジティブに未来を描きにくくなっていると感じています。 だからこそ、「先のことを考えるのがワクワクする社会」を本気でつくりたいと思っています。

そのビジョンを実現する手段として、現在どんな事業を展開していますか？

私たちは「社会に必要な変化を生むこと」を軸に、2つの柱で事業を展開しています。 1つ目はWebマーケティング支援事業。広告運用やSNS、Web制作といった手段を組み合わせながら、クライアントの事業成長に直結する戦略提案と実行を行っています。 2つ目は自社プロダクト開発。たとえば介護施設向けの動画配信サービスや、シニア女性向けのウィッグECなど、「こういうサービスがあったら困っている人の課題が解けるよね」という発想から立ち上げています。 どちらの事業も、「社会に変化を起こせるか」を基準に生まれており、その軸は今後もぶらしません。

Webマーケティング支援は他社にも多い領域だと思います。malnaならではの特徴はどこにあるのでしょうか？

一言で言うと「クライアントの事業チームの一員として成果に向き合う」姿勢です。 私たちはマーケティングを外から支援するのではなく、「どうすればこのサービスを伸ばせるか」を共に考え、実行まで伴走します。広告を回すだけ、SNSを運用するだけ、といった部分最適では終わりません。 場合によってはサービス設計や営業体制の見直しまで踏み込みますし、時には「広告を止めた方がいい」と提案することすらあります。 常に「この会社が社会にどんな価値を届けられるか」という視点で動くのが、malnaの特徴です。

そんな中で、malnaで働く人にとって得られるものとは何でしょうか？

一番は「事業を伸ばせるマーケターとしての力」が身につくことです。 私たちは施策単位ではなく事業単位で支援するので、戦略立案から実行・改善提案まで一気通貫で関われます。その過程で、単に広告の数値を追うのではなく、「事業をどう伸ばすか」を考え抜く経験が積めるんです。 自分の意思決定がクライアントの売上や組織に直結する環境だからこそ、将来どこに行っても通用するスキルや市場価値を高められると思います。 そしてもう一つの魅力は、まだまだ少数の会社を一緒に大きくしていけること。初期メンバーとして「組織や文化をつくる側」に立てるのは今しかない経験です。 事業を伸ばすだけでなく、会社そのものを成長させていくダイナミズムを味わえるのは、malnaで働く大きな価値だと思っています。

最後に、これから一緒に働く仲間に向けてメッセージをお願いします。

私たちが向き合っているのは「人生100年時代をどう幸せに生きるか」という問いです。 「歳をとるのが楽しみな社会をつくる」 その実現には、僕らだけの力では到底足りません。共感してくれる人が増えれば、必ず近づけると信じています。 目の前の仕事でしっかり成果を出しながら、その先の未来にも責任を持ちたい。そんな想いを持つ方と一緒に、社会に新しい変化をつくっていけたら嬉しいです。