株式会社ILLEST PLUS

Web上での運用型広告やアフィリエイト型広告を中心に、企業のデジタルマーケティングを支援している株式会社ILLEST PLUS。同社は、ビジネス人材としてのキャリア実現も、無理せず活躍できる働き方も応援するベンチャー企業だ。

2015年に、同じ上場アフィリエイト型広告企業で活躍していた水木正浩氏、深澤陽介氏、そして現代表の梶原雅俊氏によって設立された同社。三名とも前職では取締役や執行役員まで上り詰めた、デジタルマーケティングのプロフェッショナル達だ。

「三人とも、事業面でも収入面でももっとハングリーに生きたいと考えている人間でした。自分達で会社を興せば、やりたいことに思い切り挑戦できると考えたんです」（梶原氏）。

三名が同社を立ち上げる時に決めたのは、アフィリエイト等のWeb広告事業にとどまることなく、「クライアントの事業成功にまで貢献するような組織にしよう」ということだった。この姿勢こそが、クライアントも自社も大きく発展させると信じたのだ。そのため現在も、Webマーケティングを支援するコンサルティングからメディア運営事業まで幅広く展開している。

広告やマーケティングを活用する企業は、もちろん広告を欲しているわけではない。その先の売上成長や事業成長を目指しているのだ。

同社の初代代表は水木氏が務め、2代目には深澤氏が就任。グループ会社の設立や新規事業の展開に伴い、2025年からは梶原氏が3代目の代表に就任した。

右肩上がりの成長を遂げ、グループ展開するようになった現在においても、「クライアントの事業成功に寄り添う」という思いは変わらない。そう梶原氏は話す。
「Web広告業界に長く携わっていると、リスティング広告であればクリック単価（CPC）、アフィリエイト広告であれば報酬単価で議論が進むことが多々あります。しかし広告代理店が提供できる本当の価値は、そこにあるのでしょうか。広告やマーケティングのプロだからこそ、クライアントの粗利益や営業利益、投資対効果（ROI）といった指標に目を向け、その向上や改善に向けて動くべきだと思うんです」

そのように本質からクライアントを支えることで、同社は成長を続け、活躍した社員にしっかりと還元するという評価・査定制度も実現している。

「私が代表になった今、社内のメンバーのレベルアップをさらに加速させたいと考えています。時間を忘れて働くのではなく、生産性も重視したいんです。“企業を支える広告のプロになる”という面と“働き方を整えて人生を謳歌する”という面の両方を実現できる会社にしていく所存です」（梶原氏）。

クライアントの事業成功を支える――。この姿勢を貫く同社には、クライアントの紹介や口コミ等で仕事が十分に舞い込んできている。自ら開拓する取引はわずか2割程度だ。

「もちろん、広告効果という目に見えるパフォーマンスの高さを信頼してくださる企業様も多数いらっしゃいます。ですがそのベースにある、中小企業ならではの“小回りの良さ”も当社の強みではないでしょうか」（梶原氏）。

クライアントの中には、大手広告代理店等を利用した経験のある企業も多く、同社に対して「機械的ではなく丁寧にヒアリングしてくれる」といった称賛の声も届いている。その上で広告運用知識も豊富で、クリエイティブまで担えるという同社の体制があれば、「ILLEST PLUSに任せれば大丈夫」と信じる企業も多いのも納得だ。

またクライアントの業界は、実に多岐にわたる。金融から通信キャリア・回線、健康食品やアパレル、人材、AGAケア等の美容等、ジャンルを問わない。

「あまりこの業界に特化している、ということはなくて……」と梶原氏は言いにくそうに話した。しかしこれは同社の大きな強みだと言えよう。

先に挙げた通り、Web広告やマーケティングを利用する業界は様々だ。その中で同社は徹底的に該当マーケットをリサーチし、クライアントの商材を広めるための課題解決を提案する。

だからこそ同社には、多数の事業を展開する大手企業からも声がかかる。

例えばとある通信系企業では、スマホや回線サービスだけでなく、見守り用GPSやペット保険サービス等も展開。とあるエンタメ系企業では、動画サービスから電子書籍、英会話サービスまで展開している。このように複数の事業を持つクライアントが同社のパフォーマンスを評価し、次々と別の商材やプロジェクトの相談を持ち掛けられるのだ。

同じ企業でも、商材が異なれば、もちろん競合優位性やターゲットも変わってくる。簡単なことではないが、そこに対応できるのが同社だ。その結果とある大手企業は、大手広告代理店から同社にWeb広告運用の取引を切り替えたという。

こうして好調に事業を続ける同社だが、今後も「クライアントの事業成功を支える」というスタンスは変わらない。

「実はグループ会社にて、ROIを計測できる自社サービスを開発しています。このように今後も、売上や事業といった根本的なところから支援できる体制を強化していきます」（梶原氏）。

最後に、同社でできる「キャリア実現」と「働きやすさ」について触れたい。

同社で求める人物像について、梶原氏はこう答えた。
「日々前向きに学び、それぞれ異なるクライアントの課題に向き合い、マーケターとしての成長を喜べる人と一緒に働きたいですね。当社は少数精鋭ですから、当然裁量は大きいです。しかしその分、一人ひとりが知識とスキルを磨いていかなければならないのも確かです。実際、新卒入社メンバー等の若手は日々のインプットとアウトプットを続けることで、クライアントに評価されています」

実力が認められたベテランメンバーには、クライアントから直々に依頼が来ることも珍しくない。こうして実績を積み重ねれば、ポジションアップや収入アップも実現する。

「私も含め、創業者は皆キャリア面でも収入面でも高い理想を持ち、貪欲に追いかけてきました」と梶原氏。

このような経営陣が揃っているからこそ、社内には明瞭な評価基準があり、年2回の査定を実施して一人ひとりの実績を正当に評価している。社内の若手にも、こうした還元制度に惹かれて入社し、目標を高く持って仕事に打ち込むメンバーが多数いる。

クライアントからの社会的評価も、自身の暮らしを豊かにする収入アップも叶えられるのが同社だ。

こうしてやりがいにばかりフォーカスすると、「働きやすい環境なのだろうか……」と不安に思う人もいるかもしれない。だが安心してほしい。

「正直私も、『しっかり仕事をしてしっかり遊びたい』と考えるタイプです」と梶原氏は笑う。

どの職種においても仕事は個人の裁量に委ねられるが、だからこそ業務の調整も自由度高くできる。

チーム内での協力体制もあり、残業が多いというイメージのあるデザイナー等も、メリハリのある働き方が実現。実際に、産休から復帰したメンバーも活躍している。

急な体調不良等も社内チャットへの連絡でOK。具合が悪い中で上司の断りを入れて……ということは起きない。もちろん、家族の急な体調不良等にも対応できる。

「どんどん結果を残して理想のキャリアや収入を叶えたい人、ワークライフバランスやご家庭を大切にしたい人。双方は相反するかもしれませんが、当社ではどちらの働き方も叶うという自負があります」と梶原氏。

今後のキャリア、あなたはどうしたいか考えてみてほしい。プライベートを諦めてキャリアに全力投球するか、キャリア実現や収入アップを手放して日々の暮らしを守るか。――同社ではどちらも諦めることなく、両方を手に入れることができる。

会社の成長と共にメンバーの人生も支える、そんな同社に勇気を出して飛び込んでみてほしい。