代表取締役　橋本　哲也 氏 1973年12月東京都出身。銀行ATMのマシンオペレータを経て、業務用電化製品会社の営業マネージャを務める。成績をあげ、マネージメントを志向するようになる。後にインターネット、モバイルの将来性を感じて技術者と投合、起業に至る。

モバイルコンテンツ業界は右肩上がりの成長で多くの企業が参入していますが、御社の今後は？

実は当社は、ITバブル期の設立当時は、Web制作を中心に行っていました。しかし、いつまでも同じことをしていては成長を続けられないのがビジネスというもの。時代の潮流がモバイルウェブに移り、私達はそこに早くから取り組んできました。求められるものを先読みして追及していく姿勢は、これからも変わりません。広告媒体という軸がぶれることはありませんが、メディアは必ずしもモバイルにこだわることなく、進んでいきます。

社員の皆さんに対する想いを教えてください。

これはキレイゴトではなく、真剣に大切に思っています。経済的な、そして時間的な面で責任を負っているわけですから、彼らに対する処遇はすべて自分に返ってくると認識しています。大切な社員だから、大切に扱い、一緒に歩んでほしいと思っています。

今後、社員に求めることとは。

自主性です。 そもそも私は、向上心のある人が好きなのです。 5年後、10年後にはこの会社に残っている社員も少ないでしょう。皆、独立したり転職したりしていくでしょうから。そういった人生やキャリアに対する自主的な姿勢は大いに歓迎します。その時、「サイト・プロモートにいて良かった」と思ってもらえる会社になっているつもりですし、社員が望むことをできるフィールドを提供するのが私の役割です。

プライベートと仕事のバランスについてお考えをお持ちとか。

私の中では、仕事と生きる目的はイコールになりません。生きる手段の一つです。しかし、その手段も楽しくなくては嫌です。仕事を一生懸命やるのは当たり前ですが、それは生きる目的ではないのです。では、生きる目的は何かといったら・・実は、もうすぐ子供が生まれます。おそらくその子が生きる目的になるのでしょうね。

趣味は何ですか。

テニス、山登り、フットサル、ジョギング等のほか、読書をします。かなりの量を読みますので、読み終わったものは会社の本棚に入れています。 ジャンルはこだわらず、ビジネス書から小説、ミステリー、漫画も読みます。読んだ本が自分を形成してきたと思っているので、社員にも是非、読書を通して成長してほしい。好きな作家は東野圭吾です。 社員が本を読みたいと思った時、ちょっと高いから買えないといって読むのを諦めては、本当にもったいないと思うので、当社では、一人あたり一ヶ月に一万円を上限に図書手当てを出しています。雑誌でも漫画でもいい。読みたい本を読んで、自分の世界を拡げてほしいのです。

求める人物像と、メッセージをお願いします。

人生において、「最初の一歩」を踏み出すことは非常に勇気が要りますし、躊躇します。しかし、それをするのとしないのとでは大きく結果が異なってきます。私は、踏み出すことを常にしてきました。興味のあることに一歩を踏み出せる人と一緒に仕事をしたいです。 -----ありがとうございました。厳しく仕事の結果を求めつつも、それに賛同し、向上しようという人は大切に受け入れ、共に歩んでいきたいという、橋本さんの誠実なお人柄が伝わってきました。