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インタビュー画像代表取締役 高井宗一郎氏 1964年生まれ。奈良県大和高田市出身。1987年3月、関西大学工学部を卒業すると同時にアパレル業を営む公冠株式会社へ入社。1998年、代表取締役に就任。2000年、アパレル事業を譲渡。2001年には不動産賃貸事業を、翌2002年にはWebサイト制作事業を開始し現在に至る。Web制作の技術はデジタルハリウッド大阪校に通い身につけたもの。バンド活動(ドラム)、車(ポルシェ、アウディ、ベンツ)、ゴルフ、ヨガなど多趣味。

御社の強みについてお話ください。

Webサイトの制作面では、現場のコンセプトワークとデザイン力、コーディング技術では他社に負けないと自負しています。特にコンセプトワークについては私自身がアパレル出身ということもあり、一人でやっている時から大事にしてきました。クライアントの要件をきちんと聞きだして提案につなげる。その工程を大事にしてきたことが、持続的な発展につながったと自負しています。 その一方で、私が経営者として注力しているのが、クライアント企業トップとの関係構築です。弊社と同クラスのWebサイト制作会社ではあまり力を入れませんが、弊社では私が、大手を含めたクライアントの社長や会長と家族ぐるみでお付き合いさせていただいておりトップとの結びつきを大事にしています。そうしたコミュニケーションによってお客様の情報や考え方を理解でき、様々なトラブルを事前回避しやすくなります。また、トラブルが発生したとしても、それを最小限に抑えられるため、このような施策は非常に重要です。 IT企業の多くは、契約書によってトラブルを回避しようとします。私はその重要性も認識していますが、トラブルを最小化して、早期解決に導くのは企業同士・当事者同士の信頼関係だと考えています。トラブルが発生した時に、信頼関係がなければ、お互いにトラブルの現場を離れて契約書を見はじめる、それによって対応が遅れ、問題解決じゃなく責任転嫁がはじまるというのは、本当にもったいないと思っています。そういう意味で、クライアントとの関係づくりは大事にしています。

コンセプトワークや提案が上手くいく秘訣を教えていただけますか。

まず相手を知る努力をすることが重要です。多くの場合、まず自分のことを知ってもらおうとします。特に自社のソリューションを持っている会社や技術者が強い会社は、自社のソリューションや技術を売りたがり、結果として失敗してしまいます。私は、まず相手のことを理解することがスタートラインだと考えています。そこで「どんな仕事をしているのか」「営業マンはどうやって応対しているのか」といったことを意識してヒアリングしています。私個人に関して言えば、長年、アパレル会社や商社と付き合ってきた経験があるため、相手の事情や体質がよく理解できます。この会社にはこういうことはそぐわない、この会社はこういうことは求めない、実際にやっても現場からは反対されるだろうなどなど、落としどころをある程度予測しながらコンセプトワークをします。最初の信頼関係を築くには、それが一番です。 その上で提案の際に気を付けるべきことは、いきなりこちらの提案内容を伝えないことです。弊社の場合、提案書の前半でヒアリングして理解したことを整理して提示します。相手の事情や気持ちを飛び越して、いきなり自分の考えを押し付けても誰も話を聞いてくれません。まず事実を整理して提示することで、その後の流れは大きく変わります。

デザインに対するお考えをお話ください。

デザイニングというのは、カタチに変える作業です。お客様は希望を言葉や感覚的にお持ちでも、それを具体的なカタチにすることは出来ません。私たちの仕事はお客様の思いをカタチに変える事なのです。 その上で、私は常々社員たちに、当たり前のことをしようと話しています。私たちの作り出すWEBサイトがいかにかっこ良くても、お客様を迷わせるような事をしてはいけません。ユーザーが迷わず気持ちよく操作できるインターフェイスは、標準的で当たり前なデザインのはずです。その中で本当にいいカタチ・合理的なデザイン、情緒的なものまで伝えることのできるデザインを提供するのが、弊社の責任だと考えています。 多くのWeb制作会社ではクライアントの要件を聞きだしてサイトの設計を行います。要件というのはニーズですね。どんなサイトが必要ですか、必要な機能はなんですか、とニーズを満たす要件定義をするわけです。私はそれを全然面白いとは思いません。確かに要件を満たしていればそれで良いのかもしれませんが、それではクライアントのリクエストの先を考えた満足できる結果は得られないと考えています。また、弊社でなければ出来ない仕事だとも思えません。私たちがやりたいことはニーズを満たすWebサイトではなく、ウォンツを掻き立てるようなWebサイトです。サイトを見ている間に、そこにある商品やサービスを欲しくなるようなデザインを作っていきたいと考えています。

社員の方へ求めることをお話ください。

私は、個人の幸せと会社の発展は基本的には同時進行で行われるものだと考えています。その中心にあるのはあくまでも人です。そこで弊社が必要としているのは、自分にしかできない何かを持っているスペシャリストです。そのような多様な人たちが結びつくことでイノベーションは生まれます。人が協力し合って起こすイノベーションこそが企業力なのです。外注を沢山使い、スタッフがバラバラに仕事をしていたらなんだか儲かる、そんな会社はぜったいに作りたくありません。人を中心に協力し合ってイノベーションを起こしてほしいと願っています。 また私は、働くことで得られる充実した経験こそが、幸福な人生をもたらすべきであると考えています。お金が欲しいから働くということもありますが、それだけで幸せかというとお金持ちの不幸せな人間をいっぱい見てきました。Webサイト制作は、労働時間が長い業種です。その中で時間とエネルギーを仕事に吸い取られるという考え方で働いてもらうのは、お互いにとって不幸です。そうではなく、やりがいを味わい、バランスのとれた働き方をしてほしいと願っています。仕事は耐え忍ぶ苦しいものと考えるのではなく、仕事そのものが楽しめる、または仕事を通して自分も成長していきたいといった考え方が出来ることが大事です。そのようなバランスが取れた働き方を提唱したいと考えています。

応募者へのメッセージをお願いします。

私が繊維事業を引き継いだのは30代です。その頃は仕事が忙しく、自分がやりたいことが出来ていませんでした。その時期は、アイデアも出ず、何事もうまくいきませんでした。しかし事業を売却して暇になったとたんに状況が変わりました。実はWebサイトの制作を学び始めたきっかけは、自社のホームページを作るためでした。ところが、事業を売却したら、暇になり、会社にいると経営者仲間が時間つぶしに来るようになりました。当初はWeb制作を仕事にするつもりはありませんでしたが、図らずも私が自社のWebサイトを自分で作ったことを知った経営者仲間から制作を頼まれるようになったことがきっかけで急に動き始めたのです。振り返ってみると、人に助けられた局面は沢山あります。そこから下心や邪心を捨てて人と付き合うことが大事だと考えるようになりました。 私は若い時に先代の社長から「問題が起きる前に人脈を作れ」と教えられましたが、その真意を理解していなかったという大反省があります。自分の役に立つかどうかで付き合う人を選んでいたのです。しかし、繊維事業をやめると、今までの繊維業界の人はビジネス相手ではなくなりました。その時からいろいろなことが見えてきたような気がします。私の周りには、上場企業の社長などすごい経営者が沢山います。その人たちと何故仲良くなれたかと言えば、そこから仕事をもらうという考え方を捨てたからです。立派な社長に会うのは、そこからお金をもらうのではなくて、その人の考え方や生き様を聞かせていただけるからです。人間は少し考え方を変えるだけで出す答えは変わります。趣味を沢山持つことの大切さは、そういうところに繋がっています。ビジネスとは一瞬無関係と思われる人間関係を作ることで、見えてくることが沢山あるのです。 私は、なにをやるにも最も大切なことは「自信だ」と考えています。だから、自信過剰な人材は大歓迎します。弊社には盤石な事業基盤をはじめ、社員がやりたいことが出来る基盤はあります。自分はこれだけの働きが出来ると自信を持って言える人はぜひ応募して下さい。

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