アストロデザイン株式会社

1977年に設立され、来年30周年を迎えるアストロデザイン株式会社。1980年、世界に先駆けて汎用性の高いプログラマブル信号発生器を開発。ディスプレイの開発・生産現場に革新をもたらした。以降現在に至るまで、放送局用のモニターや、大型ビジョンに関連する装置など、高速デジタル信号処理技術を中心に、さまざまな機器を開発・販売している。我々の生活の一部ともいえる画像・映像の分野を支える、縁の下の力持ち的な存在だ。<br /><br />同社の安定した成長を支えているのは、大企業の参入が少ないニッチな市場の中で、他の追従を許さない高い技術力によって独自の商品を作っている点。コストや利益のパフォーマンスもさることながら製品のクオリティを優先しながら、細部までこだわり抜いた、「ジャパンメイド」ならではの機器を開発。そのクオリティは各方面から高い評価を得ており、国内の主要放送局や大手電機メーカーで使われている。

現在、営業二部で活躍する梅林氏は、2004年10月に、電気部品メーカーでの営業を経てアストロデザインに転職。「カタログに載った部品だけではなく、特注や開発のリクエストも多い、完成品をセールスしたい」とエントリーした。<br /><br />「主要放送局などを相手にしながら、技術部門と連携をとって製品の開発や提供ができる」と語る同氏。社内の風通しはよく、部署内はもちろん、部署間のコミュニケーションも円滑に行われているようだ。<br /><br />社風は「とにかく自由」で、結果を出すことができれば、自分でルールを決めて行動できるとのこと。営業計画からスケジューリングまで個人に任せられる部分が多いので、無駄なストレスを感じることがなく、業務に臨むことができるのだ。

世界初のプログラマブルビデオ信号発生器を開発し、現在もその技術を継続しているアストロデザイン。世界で「オンリーワン」の製品を開発しながら、各スタッフも「オンリーワン」のスキルとモチベーションで、会社と共に成長している。 <br /><br />どの部署にも共通して求められるのは、「モノへのこだわり」がある人材。部署間で連携をとりながら、「アストロブランド」を作り上げることができるのだ。クライアントに出向して作業するのではなく、同社内で作業をするので、全社員一丸となって「オンリーワン」の製品を目指せるのも魅力。20代から30代が活躍している会社なので、熱意と向上意欲があれば、誰にでも窓口が開かれている。