ご略歴をお教えください。
大学の理学部を卒業後、独立系SIerに入社し、ITエンジニアを10年ほど経験しました。その後、営業に転属となり5年、次にプリセールスに移って6年ほど働き、2017年に当社に転職しました。 当社は、前職時代の担当顧客でした。 データセンター向けの監視システムを提案する場合には、必ず計測機器が必要となり、それを設置する工事も絡んできます。当社の中には、ハードウェア部門も施工部門があり、それぞれのプロフェッショナルがいるので、お客様にワンストップでシステム提供できるところに魅力を感じました。 当社のメンバーと一緒に仕事をしていくうちに、同じ会社で一緒に仕事をしたら、さらにお客様への提案の幅が広がり発展させられそうと思うようになり、転職を決めました。
データビリティソリューショングループのミッションや仕事のやりがい、どんな組織づくりをしていこうと考えているのかお教えください。
当グループは、6名のソフトウェアエンジニアからなる集団です。現在のミッションは、当社のDCIM(Data Center Infrastructure Management)製品である『garmit』の開発およびお客様への導入、保守を行うこと。DCIMは装置にバンドルされているものが多いのですが、『garmit』は装置メーカーに依存しないベンダーフリーであることや、ソフトウェアエンジニアが作るDCIMとしてカスタマイズ対応できるところが強みです。また、海外製品も多い中、日本の製品として日本語でサポートできる点にも優位性があります。 データセンターは、これから進展する一方の重要な社会インフラです。DCIMはその安定的な運営に不可欠なものですが、その開発ではいかにオペレーションを効率化させ、さらに便利なものにするかを考える面白さや、その結果として社会インフラの発展に貢献できるやりがいが感じられると思います。 組織運営においては、エンジニアの「新しいスキルを身に付けたい」「こういうことをやりたい」といった希望や意見を自由に言える環境をつくりたいと考えています。そこで、ミーティング等で「こういうことをやりたいと思っているのだけどどうかな?」と自ら話し、きっかけをつくることを心掛けています。 グループ内では、フロントエンドとバックエンドという役割分担をある程度決めていますが、それぞれに得意な分野を持ちながら、他のことにも挑戦しています。いろいろなスキルを習得することはエンジニアとしての強み、さらにはグループとしての強みになると考えています。技術に関しては、React等のライブラリをはじめ、新しい技術にも積極的に取り組んでいます。 このグループができてから5年半、『garmit』の認知度もかなり上がってきていると感じますが、まだまだやってみたいことや作ってみたい製品があります。 お客様へのシステム導入とのバランスを取りながら、新しい製品やサービスを作りだしていきたいです。
宮田さんの仕事観をお聞かせください。
お客様も、一緒に仕事をしているメンバーも 「選んでよかった」 「やって良かった」 と言ってもらえるものや、ことを提供したいと思っています。 仕事とは、“人に喜ばれるものを提供する”ということですね。 お客様が欲しいものととエンジニアが作りたいものの間に挟まれることも多いですが、要求に応えるためにエンジニアに無理させたくない、お客様の要望に全く応えないということもしたくない、そのあたりのちょうどよいバランスを保ちながら、良いものを作っていきたいと考えています。 その点、私はエンジニアも営業もプリセールスも経験してきた身として、幅広い視点から物事を見るという考え方をリードしていければと思っています。
社員に対して、御社でどんな人生を過ごしてほしいかの思いをお聞かせください。
エンジニアとして働くからには、必要なスキルを身に付けなければなりません。プログラミング技術も大事ですが、当社でお客様に提供するシステムを開発する仕事では、お客様とのコミュニケーションが必須です。また、新しい技術やトレンドをタイムリーにキャッチできるようアンテナをはることも重要です。当社は、お客様のニーズに合わせて、トレンドなども考慮したカスタマイズを行うことが強みだからです。したがって、お客様の求めていることをいかにシステムに落とし込むかが大事。コスト重視なのか、機能重視なのかでつくるものが変わります。そこで、徐々にそのスキルを高め、お客様が求めていることの裏側にあることまで見えるようになってほしいと思っています。そうなれば、その仕事の意義や価値が一層理解でき、手応えも倍加するからです。 求職者の方に対しては、当グループのメンバーは親切な人ばかりなので、面倒見がいいことを保証します。比較的小さい会社ですので、それなりにやることも多いですが、個人の裁量も大きいです。やってみたいと思ったことはやらせてもらえる環境だと思いますので、一生懸命勉強する意欲さえあれば、必要なスキルを身に付けて活躍できるはずです。ぜひアクセスしてみてください。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
観劇と旅行が好きです。 観劇は、特にミュージカルが好きで、東宝や劇団四季だけでなく小劇場などにも足を運びます。 出張で遠方に行ったときに、面白そうなミュージカルが上演されていると観劇してくることもあります。 観劇のついでに仕事してきてるのでは?という疑惑を持たれたこともありますが、そんなことはありません。 旅行は海外にも行きますが、好きなのはヨーロッパ、特に好きなのはオーストリアのウィーンです。静かな街並みを歩くのも好きですが、やはり音楽の都でのミュージカルやオペラ鑑賞はリフレッシュになります。
