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株式会社ライフスケープマーケティング

  • コンサルティング・リサーチ

“食卓の風景が見える”マーケティング情報『食MAP』を提供

企業について

株式会社ライフスケープマーケティング(LiSM)は、“食卓の風景が見える”マーケティング情報『食MAP』(食卓Market Analysis and Planning)を提供している企業だ。

『食MAP』は、“いつ”“誰が”“どこで”“何を買い”“どんな動機で”“どんなシーンで”“どんなメニューで食事をしたのか”といった食に関する消費行動に、消費者属性やインサイト情報を掛け合わせて自在に分析できるデータベース/調査プラットフォームである。
調査対象は、首都圏の家族約400世帯・1,200人、および単身約360世帯の計約760世帯・1,560人のパネル。調査方法は、日々の食事(朝・昼・夕)の他、おやつや夜食、手持ちのお弁当も入力してもらう形を採る。

その調査内容は、次の5項目。
①属性 ・年齢、性別、家族構成等
②食に対する意識 ・アンケート調査(定期的に更新)
③購買行動 ・どこでどんな食材(商品JANコードベース)を購入したか
④食事の用意 ・どんな食材、商品でどんなメニューを用意したか
⑤食事の様子 ・誰とどこでどのように食事をしたか

例えば、③と④の組み合わせで、食材の意外な使われ方が発見できることが多い。また、20年以上蓄積されてきたあらゆるデータの分析から、世代や地域によって食に対する考え方が異なることも分かってきた。
「創業者である齋藤隆(故人)の著書に『天ぷらにソースをかける日本人 だれも知らない食卓の真実』がある。
また80年代から90年代半ばまでに生まれた“ミレニアル世代”は、“ゆとり教育”を受けた影響からか、ほかの世代とは著しく異なる食習慣があることがデータから読み取れる」と営業本部カスタマーサクセス部部長の浅見洋輔氏は話す。

同社は、この『食MAP』を食品メーカーや小売業等に提供。食品メーカーは国内の大手調味料メーカーや冷凍食品メーカー、加工食品メーカー、飲料・酒類メーカー等を網羅し、それらの新商品開発やテレビCMのシーン設定といったマーケティング活動に用いられている。小売業においては、スーパーマーケット/GMSのチラシや食品売り場におけるメニュー提案等の店頭販促に活用されている。

最近においては、さらに医薬部外品等のヘルスケア領域や、健康家電等を打ち出す大手家電メーカーにも導入され始めている。さらに今後は、合成肉等のフードテック領域にもアプローチする構えだ。
「単にデータを提供するだけでなく、その分析結果を基に商品開発やマーケティング戦略に対するコンサルティングも行い、お客様、ひいては生活者のより高い満足に繋がるような提案活動に力を入れています」と浅見氏は強調する。

同社は、1990年代の終わり頃にNTTデータの一事業としてスタートした。
「当時、同社には様々なチャンネルと接点を持とうといった方針がありました。特に接点がなかった食分野へのアプローチとして、第二産業システム部未来・マーケティング研究室長であった齋藤隆が、当時あった『食日記』をデジタル化しDBにするアイデアを思い付き、『食MAP』を完成させたのです」と浅見氏は説明する。その後、2001年9月に当該事業部門は大日本印刷等が資本参加する形で株式会社NTTデータライフスケープマーケティングとして分社化された。2009年にNTTデータが離れ、大日本印刷がメジャーとなり、株式会社ライフスケープマーケティングとして再スタートを切った。

なお、社名の“ライフスケープマーケティング”は“生活造景学”という意味の齋藤氏の造語。齋藤氏は大学で都市設計を専攻していたことから、“ランドスケープ(造景学)”という言葉をマーケティング用語として比喩的に用いている。造景学には①対象を“景観”として客観視する眼、②対象を“風景”として主観的に見る目、③景観に風景を重ねて“造景”として俯瞰的に見る三つの眼が求められる。“生活造景学”は、マーケターも同様であるとの考え方に基づいている。
「我々が『食MAP』に接し、データを分析し顧客に提案するスタンスにおいても、この三つの視点を大切にしています」(浅見氏)。

そんな同社のミッション・ビジョン・バリューは次のとおり(補足部は省略)。

●ミッション(わたしたちの使命)
生活者の食情報から変化の兆し(インサイト)を読み解き、well-being & happinessをより多くの人に届けます。

●ビジョン(ありたい姿)
私たちは、小さな変化を見逃さず、新しい意味と価値を探求するインサイト提供企業であり続けます。

●バリュー(わたしたちの価値観)
プロフェッショナLiSM(プロフェッショナリズム)『価値の発見・追求・提供』を続ける食卓観測者として、誇りと自信を持ち続けます。

同社の社員数は15名(2023年5月現在)、平均年齢45歳、男女比6:4という組織だ。その全員で、次の「LiSM文化」(カルチャー)を定めた。
「一人ひとりの個性や食への偏愛(あく)を大切に、自由闊達な意見交換で、よのなかのみんなが、そして私たちが毎日、おいしいごはんが食べられるようにはたらきます。」

この「LiSM文化」を行動指針として体系化するとともに、「食に対するこだわり」「データに対するこだわり」「人に関するこだわり」を掲げている。

●食に対するこだわり:そもそも食への多様なこだわりを持つメンバーばかりです。(以下略)
●データに対するこだわり:Simple is Best! シンプルでも使い勝手のいいシステムを目指しメンテにも手間は惜しみません。(以下略)
●人に関するこだわり:ヒト・モノ・コトの関わり合いを考えるライフスケープマーケターとして、ヒトの理解をかかしません。(以下略)

働く環境づくりとしては、「LiSM文化」に“オープン”とあるとおり、フラットでフランクな雰囲気づくりに取り組んでいる。
「前職では『山口本部長』と呼ばれていましたが、当社では『山口さん』です。また、前職ではネクタイを着用していましたが、ここではカジュアルウエアにスニーカーです。また、以前あったパーティションとデスクトップPCを止め、フリーアドレスの自由なデスク配置とグリーンを多く取り入れた開放的なオフィスに改造しました」(山口氏)。

「ビジョンに“新しい意味と価値”とありますが、代表の山口は同じデスクでもその空間や使い方を考え直すことで、オフィスに集うことの新しい意味と価値をもたらしました」と浅見氏は話す。

同社では、コンサルティング営業やSE、バックオフィスといった職種に分かれているが、オフィスワークの際は職種問わないデスク配置で、コミュニケーションを取りながら業務に就いている。
なお、働き方はリモートワークを基本に、最低週1日はオフィスワークとして顔を合わせる。
「リモートワークだけではコミュニケーションが阻害されるので、ミーティングはリアルで行うことを基本に出社日を設けました」(山口氏)。
人材育成においては、コンセプチュアル/ヒューマン/テクニカルの各スキル取得を目指す大日本印刷の研修体系が利用できるメリットがある。

また、四半期ごとに業績の振り返りや次への方針共有等を行うキックオフミーティングを開催。そこでは、「目標達成賞」「バリューアップ賞」「ナイストライ賞」「シナジー賞」「コストダウン賞」「生産性アップ賞」「ありがとう賞」等、MVVCを最も実践した社員やアルバイトをメンバー投票で選出・表彰している。副賞として話題となっている食品等が自宅に送られる。
「自宅に届けることで、お父さん、お母さんが会社で褒められたことをご家族に伝えるメッセージも兼ねています」(山口氏)。

そんな同社が求める人材は、食に関心があるとともに、コンサルティング営業としてデータを面白いものと捉え、ロジカルに扱える人。そして、若返りを図るべく若い人材に期待している。
『食MAP』という稀有の存在を活用し、食生活をより豊かにする仕事はやりがいに溢れるに違いないだろう。

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インタビュー

株式会社ライフスケープマーケティングのインタビュー写真
営業本部 カスタマーサクセス部  部長 浅見 洋輔氏

── ご略歴をお教えください。

2000年に大学卒業後、大手食品卸に入社し商品部へ配属されました。バイヤーとして、顧客である食品メーカーや小売業への販促の提案等に6年ほど従事しました。当時の販促計画は、前年の実績や慣習、値引き等の条件に依拠することが多く、上手くいかなくても「冷夏が原因だと思います」等いいかげんな説明をしていたわけです。そこに疑問を感じていたところ、『食MAP』に出合ったのです。販促策をどう提案すべきか、そのエビデンスとして明確な示唆を与えられるところにユーザーとして感銘を受けました。その後、縁があって2006年、当社に転じることになりました。 続きを読む

社員の声

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企業情報

会社名

株式会社ライフスケープマーケティング

業界

コンサルティング・リサーチ > その他コンサルティング系

資本金

4億3,000万円

売上(3年分)

20233435百万

20223423百万

20213419百万

設立年月

2001年09月

代表者氏名

上田健司

事業内容

・食品、飲食物などの購買等に関する各種情報の調査、収集及び提供に関するサービス
・市場調査、商品開発、広告宣伝、販売促進に関するコンサルティング及びセミナーの企画、開催
・市場調査、商品開発、広告宣伝、販売促進に関する業務の請負
・コンピュータソフトウェアの企画、開発及び販売

株式公開(証券取引所)

主要株主

大日本印刷株式会社 株式会社ビデオリサーチ

主要取引先

・食品メーカー様 ・食品流通業様 ・小売業様 など

従業員数

14人

平均年齢

45歳

本社住所

東京都千代田区九段北1-11-11 第2フナトビル9F

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