海野智之 執行役員 カスタマーサクセス事業部 部長 他社での豊富な経験を生かして、イージェーワークスの変革に参加するビジネスパーソン。Web制作会社の営業やSIerでの事業立ち上げを経て、2022年1月にイージェーワークスにジョイン。現在は、執行役員兼Web制作部門の責任者を務める。

株式会社イージェーワークスに入社するまでの経歴は？

新卒で大手旅行会社に入社。4年目に情報システム部に異動となりました。当時は格安航空券ブームにより会社が爆発的に成長していた時期で、新店舗の開設や基幹システムの刷新プロジェクトなど、さまざまな業務に携りました。情シスに異動となったのは、Windows95が発売されたころで、ITに関して全くの未経験でしたが、業務を通じてIT開発に関する基礎を覚えました。 その後、Web制作会社に転職し、7年間法人営業を経験した後、SIerへ転職して10年間、EC事業の立ち上げと組織マネジメントを経験しました。ベトナムの子会社設立にも携り、ベトナムのエンジニアチームに開発を依頼する「オフショア開発」の立ち上げと運営を経験しました。 そして、これまでのキャリアの総仕上げとして、イージェーワークスに入社しました。イージェーワークスはしっかり利益も確保しており、無借金経営で、赤字の経験もなし。非常に安定感のある会社ですが、代表の枝松がこの先20年を見据え、顧客の課題解決を永続的に行える会社に変えていきたいという想いを持っていることを知り、これまでの経験を生かしてイージェーワークスの変革を手伝えると思い、入社を決めました。

イージェーワークスではどんな仕事をしていますか？

入社した時の肩書きは「参与」。まずは会社のあらゆる部門を見て、いろんな会議に出席して、イージェーワークスの経営課題を外部の目で見いだす仕事をしました。その中でSFA（営業支援システム）の導入プロジェクトを推進し、Excelで管理していた業務の改善・効率化を指揮しました。イージェーワークスの社内業務は、属人化しておりナレッジを共有できていませんでした。それを平準化して、社内業務の効率化、お客様に対する再現性アップを進めてきました。 現在では執行役員兼カスタマーサクセス事業部部長として、法人事業全体の統括を行なっています。業務は営業、開発各部門の強化、会社業務全体の標準化と多岐に渡りますが、その中の一つとして、ベトナムでのオフショア開発にチャレンジしています。 日本のIT人材不足は深刻であり、当社にとっても、顧客課題を解決するにあたり重要な課題です。当社は「NEXT20プロジェクト」の中で、SDGsに取り組んでいますが、サステナブルな事業継続をするには、人材リソースの確保は大きな課題です。そこで、国内に限定せず、海外の人材と仕事をするナレッジを獲得するのは、未来に向けとても価値のあることだと考えています。

どんな人材がイージェーワークスにマッチすると思いますか？

変化を楽しめる人が、今のフェーズの当社にマッチすると考えます。変革の真っ只中にある会社なので、新しい物事がどんどん生まれると予想されます。その変化に対応して、一緒に楽しめる人材だと楽しく働けると思います。入社後は新しいことにチャレンジする機会がたくさんあります。これまでの経験を生かしながらも、好奇心を旺盛にして、過去にこだわらずに新しい自己と向き合える人が最適だと考えます。 本当に変化のスピードが速いです。私自身、入社してまだ2年も経っていないのに、執行役員として事業全体の統括や組織改革に携っています。入社前には想像もしていませんでした。意見がバシバシ通る会社なので、本人のコミットメント次第でいくらでも活躍するフィールドは見いだせると思います。 今後会社はとても速いスピードで変わっています。それに伴い事業も求める人材も変わっていくと思われます。今現在募集要項にあてはまらない職種の人でも、イージェーワークスの取り組みに興味を感じてくれれば、一度話を聞いてほしいと思っています。

仕事をする上で大切にしていることは？

「不知の自覚」です。ビジネスパーソンとして経験を積むと、物事を類型化して型にはめてものを見がちになります。自分が知らない領域は無限にあり、それを自覚することでゼロベースで物事を見ることができます。不知の自覚が薄れると、先入観に基づく独善的なものの見方に陥り、自己の成長機会を失うことにつながると考えています。 例えば、法人営業をしていると、お客様の要望を聞いているようで、実のところは自社や自分の都合の良いように解釈して商談を進めてしまうことがありますが、それでは顧客と信頼関係を作ることはできません。 顧客の課題をフラットに聞けるようになるためにも「不知の自覚」は大切だと思います。 イージェーワークスは変革期にありますが、昔から持っているものも大切にしなくてはならないと感じています。例えば、属人的な業務が多いのは事業の再現性の観点では改善しなければいけませんが、一方で、顧客をよく知る担当者による属人的なサービスは、お客様への圧倒的な価値提供につながっている側面もあります。 変革をするからといって、全てをゼロベースで改善するのではなく、新旧が融合して新しいイージェーワークスを作っていきたいと考えています。

趣味は何ですか？

ロードバイクが趣味です。かれこれ10年近く自転車に乗っています。最初は自転車そのものに対する興味から始まりました。ロードバイクは、町中で人々が乗っている自転車とはまったく違う乗り物。ロードバイクを手にしたことで、私の自転車ライフが始まりました。長距離を数時間かけて走るのですが、普段なかなかできない思考の整理やリフレッシュに効果的な面もあり、ずっと続けていきたい趣味です。 また、イージェーワークスに入社して、ゴルフを始めました。代表から誘われて始めたのですが、年齢を問わずに楽しめるところが良いですね。20代と70代がラウンドして70代が勝つスポーツって他にないんじゃないかと思います。 社内のメンバーとラウンドすることも多く、コミュニケーションの機会としても非常に重宝しています。