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エメラダ株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

信用金庫業界と協業!金融をテクノロジーでアップグレードする FinTechベンチャー

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

エメラダ株式会社は、地域の中小企業と地域金融機関の金融取引を円滑化するため、企業の金融データをデジタル化するサービスを提供している。

同社が提供する『エメラダ・キャッシュマネージャー』は、中小企業の経営者や経理担当者が、日々の資金管理を簡単にできるオンライン金融プラットフォーム。複数の銀行口座の入出金・残高をまとめて管理することができ、入出金明細データは、取引記録の帳簿として保存可能。通帳を保管する必要がなくなり、会計ソフトとも連携し経理業務の効率化も実現できる。

見積書・受注書・請求書・領収書等、受発注に関する一連の書類を作成でき、デジタルデータとして保存・管理。請求書の自動読み取りや、振込先の一括登録データを自動で生成できる。2022年1月に改正された「電子帳簿保存法」に対応し、変更になった電子保存のルールに則ってペーパーレスを進められる。

また、売上の入金予定、支払いの予定も簡単に管理でき、入出金予定カレンダーで直感的に将来の資金繰りを把握することが可能。操作不要で業績をグラフ化し、業績の推移を直感的に把握することで、的確な経営判断をサポートする。『かんたん資金繰り表』を作成して、取引先の金融機関と共有することで、最新の業績推移を金融機関に対してオンライン上で提供できる。これにより、金融機関から有利な条件で融資を受けることもできる。

「一般的な会計ソフトと同じような機能を搭載したツールですが、異なるのは日々の業務で使える金融データである点です。会計ソフトは税務申告するために、『複式簿記』のルールに則って『仕訳』されています。データが仕訳項目で表示されるため、会計や簿記の知識がないと自社の財務・金融状態が把握できません。自社の会計ソフトにログインしてデータを活用している経営者はほとんどいないと思います。『エメラダ・キャッシュマネージャー』を活用すれば、経営者や決裁者が直感的に自社の資金繰りを把握できます」(代表取締役社長・猪野慎太郎)。

金融機関向けのツール『エメラダ・アナリティクス』は、口座情報等のリアルタイムデータや最新のAI技術を活用した予測アルゴリズムを基に、金融機関が信用評価を柔軟・正確・スピーディに行うことを可能にするサービス。『エメラダ・キャッシュマネージャー』とデータ連係することで、融資先の企業の資金繰りデータを基に融資を必要としている企業をレコメンドする。

2016年6月に創業した同社は、「金融をテクノロジーでアップグレードする」というミッションの下、国内初の取り組みとなる、金融機関と中小企業の資金調達コミュニケーションプラットフォームを開発している。

同社が提供するのは、金融機関のDX(デジタルトランスフォーメーション)をワンストップでサポートするプラットフォーム。「資金繰り管理・共有ツール」「オンライン融資システム」「AI与信分析ツール」等の主要機能は、プラットフォームの一部を担うソリューションである。

「弊社のビジネスはまだ立ち上がったばかりです。日本の金融が抱える『遅い』『複雑』『使いにくい』といった課題を、AIとクラウドを活用して解決し、これまでにない新しい価値を創出していきます。日本の金融をアップグレードして、360 万社を超える中小企業ネットワークに潤滑油を与えること。それが、エメラダの社会的役割です」(猪野氏)。

決済と与信。金融が持つ機能は、有史以来数千年変らない。インターフェースだけが進化してきた。デジタルファーストの時代になり、金融機関が長く使ってきた決済と与信のカタチは、時代にマッチしなくなっている。デジタルツールの導入で金融取引のコストを下げることで、金融機関の利益はアップし、企業への融資金利を下げることも可能となる。

「安く・早く・楽に資金を移動させる世の中を作るのが、エメラダのチャレンジです。現在提供しているサービスは、弊社が目指す世界の入り口にすぎません。金融機関と中小企業の間でデータ連係を進め、包括的な金融プラットフォームを形成し、資金移動をスムーズにすることで、日本経済に新たな活力をもたらします」(猪野氏)。

2022年5月、同社は、全国の信用金庫を会員とする「信用金庫のセントラルバンク」である「信金中央金庫」とNTT東日本と協力し、中小企業向けポータルサービス『ケイエール』を開発した。同年10月より一部信用金庫で取り扱いを開始し、順次全国にサービスを拡大していく予定。2027年3月末までに25万社の導入を目指す。

「エメラダ・キャッシュマネージャーの各種主要機能を『ケイエール』に提供しています。弊社が培ってきた地域金融機関及び中小企業向けのサービス開発の経験を活かし、信用金庫業界への価値提供を通じて、地域金融機関と地域の中小企業を繋ぐ資金調達プラットフォームの地位を確立していく戦略です」(猪野氏)。

同社は、エンジニア約30名の体制でサービス開発を進めている。メンバーの半数が正社員、残りの半数はフリーランスのエンジニア。正社員とフリーランスがチームを組んで開発を進めているが、仕事内容において両者に明確な違いはない。報酬体系が異なる点と同社が進める事業へのコミットの程度が異なるくらいだという。

「フリーランスのエンジニアにはスキルを求めます。一方で、正社員エンジニアには、より長期的な視点に立脚して、エメラダの事業にコミットしてほしいと考えています。10年先を見据えて事業戦略を立案し、そこから逆算する形で現在のサービスを開発しています。エメラダは金融業界のDXに本気で取り組んでいる企業です。正社員エンジニアには、長期的なビジョンに共感した人材がマッチすると思います」(猪野氏)。

正社員もフリーランスも区別しない。同じチームのメンバーで、役割は変わらない。それぞれが得意なスキルを活かして働き、フリーランスでも重要なポジションをどんどん任せていくスタイルだ。ただし、報酬体系は正社員とフリーランスでは異なる。

「スキルへの対価を支払うフリーランスとは異なり、正社員は会社の成長に合わせて報酬がアップする給与体系を考えています。ストックオプションも使って、一緒に会社を成長させることで正社員エンジニアが豊かになれる会社が理想です」(猪野氏)。

最低のコストで最高のものを作るのが同社のカルチャー。ユーザーに対していかに早く価値を届けられるか。その一点に尽きると猪野氏は語る。そのために、フルリモートな働き方を導入してオフィスを縮小した。

「コロナ禍でフルリモートに切り替え、非同期の働き方を実践しています。固定費を削減するために、オフィスを大幅に縮小。エンジニアが出社することはありません。徹底したアウトプット主義で、働き方は自由です。午前中は働かないメンバーもいますし、土日に働いて平日に休むのもOK。Slackでのコミュニケーションを基本として、必要に応じてオンラインMTG(ミーティング)をします。だから、エンジニアは全国どこに住んでいても、エメラダで働けます」(猪野氏)。

SaaSからBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)へ。同社が目指すのは、金融をデジタルテクノロジーで現代に合わせてアップデートすること。同社が見据える未来は、エンジニアが生涯をベットするに値する。

「金融機関と一緒に次世代型金融システムを開発するプロジェクトもスタートしようとしています。エメラダが見据える金融の未来は、ITテクノロジーによって便利で快適になった姿です。弊社の事業に興味があるエンジニアには、エメラダが描く金融の未来を共有していきます。ITテクノロジーで徹底的に合理化・コストカットした新しい金融業界を一緒に創造しましょう!」(猪野氏)。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(4件)


営業職の求人(1件)


クリエイティブ職(Web)の求人(1件)

インタビュー

エメラダ株式会社のインタビュー写真
代表取締役社長 猪野 慎太郎 健全な金融マーケットの創出にチャレンジする若き経営者。新しいモノ好きで、イノベーティブなアイデアや技術は大歓迎。幼稚園の頃の夢は「空飛ぶ家を作る」。中学校の頃から「サグラダファミリアを完成させる」のを夢見てきた。野村証券でビジネスを学んだ後、2019年にエメラダ株式会社に入社。2021年に代表取締役に就任し、同社サービスのプロダクトオーナーを務める。

── エメラダにジョインするまでのキャリアは?

新卒で野村証券に入社。法人や資産家向けの営業をしていました。曾祖父の代から一族がみな経営者の家系。幼少期から「社長になる」と思って生きてきました。野村証券に入社したのも、将来の起業が前提。証券会社で働けば、多くの企業家に会うことができ、彼らから色々な話を聞けると思いました。野村証券で働くうちに、金融マーケットの歪みに気が付き、健全な金融マーケットを作ることが社会的に必要だと感じ、起業を志しました。

そんな折に、エメラダの創業者と出会い、話をすることになりました。私のやりたいこととエメラダがやろうとしていることがリンクし、起業しなくてもエメラダで私の... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

エメラダ株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
設立年月

2016年06月

代表者氏名

代表取締役社長 猪野 慎太郎

事業内容

当社は地域の中小企業向けに、地域金融機関との金融取引を円滑化するための金融データをデジタル化するサービスを提供しています。

【エメラダ・キャッシュマネージャー】
中小企業の経営者や経理担当者にとって、どこでも・かんたん・直感的に日々の資金管理ができるサービスです。
・会計ソフトに取引明細を登録するのが大変
・業績を確認するための仕訳作業や税理士の資料作成に時間がかかる
・インボイス制度や電子帳簿保存法にどのように対応していいかわからない
・届いた請求書の管理や一件一件の振り込み登録が大変
等の課題をワンストップで解決します。

金融機関と情報共有の連携を行うこともでき、融資におけるやりとりが簡潔化されることにより融資を受けやすくなる場合があります。
最新の資金繰りや業績推移をオンライン上で共有することで、金融機関とのやりとりは今までになくスムーズになります。

【エメラダ・スマートバンク・アシスタント】
ESBAは「オープン・シンプル・スマートに。金融業務をデータとクラウドで再定義」を掲げる、金融機関向けのBaaS(Banking as a Service)です。
金融機関は顧客の借入申込の手続きの電子化(保証委託申込電子化への対応も含む)やセキュアな環境で顧客と銀行行員等の間で決算書や取引関連書類の共有をしていただけます。

融資申込や実行フローで蓄積される顧客の借入行動や金融データを本サービスの行員側インターフェイスで見える化することで、融資業務におけるデータ活用を促進させることができるサービスです。

【エメラダ・アナリティクス】
主に全国の金融機関における貸出審査や与信管理の精度向上及び自動化を実現し、融資ポートフォリオの収益性の向上を支援するサービスです。
金融機関だけではなく事業会社の取引先の審査や与信管理手法の高度化についてもサポートさせていただいております。

口座情報等のリアルタイムデータや最新のAI技術を活用する予測アルゴリズムを基に、金融サービスの根幹となる信用リスク評価エンジンを提供することで、ユーザーが顧客の信用評価を柔軟・正確・スピーディに行うことを可能にするサービスです。

株式公開(証券取引所)

従業員数

40人

本社住所

東京都港区南青山7-1-5 &CALM minamiaoyama 304

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藤下 礼奈人
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