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インタビュー画像代表取締役 堀 誠一 ソフトバンクグループにて、新規事業創出部門に従事。グループ内外の起業・システム開発・事業運営支援に携わる。 のちにガンホー・オンライン・エンターテイメント創業メンバーとなり、取締役CTOとして大証ヘラクレス市場(後東証1部)に上場。 退職後にインキュベーターFellow、インテグレーター・アニメーション制作会社顧問、各種スタートアップ事業支援を経験。 2020年3月にBALEEN STUDIOを設立。

これまでの経歴と創業の経緯をお聞かせください。

私の社会人経歴は当時まだ出版/流通会社として認知されていた日本ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)が最初です。 私が新卒だった頃は、一般の企業には汎用コンピューターか数台のパソコンくらいしか存在していないような時代でしたので、日々ソフトウェア開発に従事させてもらえるだけで満足していました。学生時代に学んだことのない新しい技術ばかりの中で苦労もしましたが、”モノづくりの充実感”という私の原点を学ばせていただいたと思います。 PG〜SE〜PMとステップを踏ませていただいた後、同社の急成長の原動力となったYahoo!BB ADSL事業に携わり事業創出の過程を経験させていただく事になります。エキサイティングな現場で日々新しい学びを得ることができ、私のキャリアの転換点ともなったと感じています。 その後、オンラインゲーム会社ガンホー・オンライン・エンターテイメントのCTOとして自ら創業に関わる機会を得ます。当時黎明期だったオンラインゲームの事業の中で、事業運営・コンシューマーサービスの難しさ、お客様の笑顔に直接触れる嬉しさを体験する事ができました。長期海外就業経験も得たのち同社を離れましたが、いくつもの大切な思い出をいただいています。 2017年からは最前線から一歩引いた立場で、システムベンダー、アニメーション製作会社の顧問やスタートアップ事業を支援する側に回りました。経験してみたいと思っていた多くの事業に関わらせていただき学びも多かったのですが、アドバイザリー業には夢を持つ方々の苦労に直接手を差し伸べる事ができない歯痒さを感じる事となります。 「自分は充分にモノづくりに携わる得がたい経験をさせていただいた。次はその恩恵に報いる番だ。」 そう考え選んだ道程でしたが、私が望む本質的な”伴走支援”を行う為には、自ら事業にコミットしチームを組んで支援する必要がある…と考えを改めることになります。夢に向かって進んでいる皆さんが羨ましく思えたのかもしれませんね。 幸いにも長年のパートナーの中から類似の想いをいだいていたメンバーが集結、 設立したのがBALEEN STUDIOとなります。

御社の事業の特徴はどのようなものなのですか?

当社は、スタートアップや新規事業を支援する事業/システムコンサルティング・開発事業を中核事業としています。 スタートアップや新規事業の場合、未開のジャンルにて慣れていらっしゃらなかったり、創業まもなく必要な人材が揃わなかったりといった問題が出てきます。それらの課題に関し共に歩調を併せ提案をし、事業創出・サービスシステムの構築を支援させていただいています。 一般のコンサルティング、請負受託・SESといった参画形態と異なるのはクライアントのニーズに併せ、より一歩踏み込んだ事業提案・技術提供を行うことを信条としている点です。クライアントに対し密な協議と提案を行い、必要に応じ私達経営メンバーも含め最上流からプロジェクトに入り、事業計画構築支援・サービスシステム設計及び開発・社内情報システム整備・事業体制構築を行わせていただいています。 また、クリエイティブ領域のチームを組成し、インタラクティブコンテンツ・映像コンテンツの制作も行っています。 クライアントの目指すサービス・コンテンツに出来る限り寄り添えるフルフィルメントなサービス提供、私達自身の目指す次世代の双方向インタラクティブサービスを実現するためにはクリエイティブ分野の創造力、研鑽も不可欠です。 エンターテイメントの分野では一般的ですが、エンジニアとクリエイターが全てのプロジェクトを横断し、共に協力しあってサービス構築を進行していくスタイルも当社の特徴だと思います。 最後に私達が事業を進めていく上で大切にしているのが、パートナーシップです。 私達の知見に不足がある場合でも、志を同じくプロジェクトを経験したパートナーの皆さんと連携し、互いに協力をすることで多様性のある技術支援・属人的要素のあるクリエイティブ・大規模な開発体制も整えられるようにしています。

具体的にはどんなプロジェクトが進行しているのでしょう?

クライアントは多様性に富んでいます。現在は健康医療・教育支援・光学機器・映像事業・エンターテイメントサービスなどを営まれている企業の皆様を中心にサポートをさせていただいています。 実証事業(PoC)の段階からお話をさせていただく事が多く、コンセプトをお伺いし当社の知見からの提案も考慮に加えていただき、具体的な実証プロジェクトに移行していきます。クライアントのご事情によって直接事業部門に組み入り、クライアントのメンバーとして体制整備や予算策定等にご協力させていただくこともあります。プロジェクトの規模は様々ですが、大きなものとしては70名規模のDev/Ops運用を担わさせていただいています。 サービス構築に関しては、クライアントの事業部門や関連ベンダーとのご協力・接渉などを行いつつ、自社内で行います。ミーティング・出張などでクライアントを訪問させていただくことはありますが、常駐をさせていただくケースは、特殊な状況でない限り、お受けしていません。事業内容によっては産学連携や他事業者との提携を視野としたマッチング等のご提案を行ったり、プロモーション提案、情報セキュリティ認証の取得に向けた整備/支援といった事業周辺の支援をさせていただくこともあります。 一方自社の独自事業としては、メタバースを見据えたコミュニケーションに昇華できる双方向インタラクティブサービスをテーマに研究開発を進めています。メタバースの潮流は未だプラットフォーマーが様々なトライアルを行われている段階にありますが、住む場所や時間に拘束されることなく生活や就業を営める時代、現実の世界を補完するインタラクティブサービスの実現は必ずやって来るものと思います。 その時代において、各ブランドサービスや利用者に必要となる機能を求め、研鑽を続けています。

「バリーン・スタジオ」という社名の由来を教えてください。

”BALEEN”の語源は髭鯨(ひげくじら)の髭です。 事業創造・支援にあたり、ゆったりと大洋を旅する髭鯨のように自由な発想ができる環境でありたいという想いと、 「バリーン」というガラスを打ち割るような語幹にイノベーティブな活動を行いたいという想いを込めました。 「STUDIO=工房」の名の下にモノづくりに情熱を燃やす仲間が集まる場所として、 共にプロダクトを世に問いてみたいという意味を表しています。 略称は”バリスタ”となり、 ・電子部品のバリスタ(varistor:高逆起電圧からの保護[不当な要請は受諾しない]) ・弩砲としてのバリスタ(ballista:目標を打ち抜く勢いを持つ) ・コーヒーバリスタ(barista:サービス全般への精通) といったフィロソフィー(メンバーの在り方)を暗喩としています。

最後にBALEEN STUDIOの魅力をお聞かせください。

経営陣は自ら思い描く事業の実現と共に「エンジニアリング・クリエイティブのメンバーが切磋琢磨できる、環境づくりと技術の継承」をテーマとしています。 現在当社は、私達40~50代の経験と積んできたメンバーと、20~30代の若手がバランスよく在籍しているという年齢構成です。ベテランだけが集まっている会社も、若手だけ集まっている会社もそれぞれの良さはあると思います。しかしながらベテランだけの会社ですと、これまでの経験に縛られて新しいことにトライすることが少なくなって来ることもあるでしょう。一方、若手ばかりの会社では経験が足りず、不測の事態に対応できずに危機を迎えるというケースもあります。 その意味で、当社はメンバーの構成バランスも大切と考えています。 今後もベテラン・若手を積極的に採用し多様な事業の支援にトライして、知見の幅を広げていく考えです。 そして当社をモノづくりに情熱を注げる人達が集まる場所にし、夢のあるモノづくりを継承していきたいと考えています。新規事業やスタートアップを支援している当社は、未来を創っていく仕事に挑戦できる環境です。情熱を持ちチャレンジを恐れない方をお待ちしています。

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