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インタビュー画像代表取締役 小平 守敏氏

ご略歴をお教えください。

京都にある大学に在籍していた2000年の頃、ITベンチャーがブームになっていて、私も学生連合コンソーシアムが主催するベンチャー経営者を招いた講演会やインターンシップに参加して、起業意識を触発されたのです。ここに集まっている人達はイキイキしていてエネルギッシュで、自由に新しいことを始めようとしていると。自分もそんなベンチャー経営者になりたいと思いましたが、いきなり起業するほどの気構えや知識もなく、まずは世の中を学ぶためにも就職することにしました。 就職先として選んだのは、人材ビジネスです。結局ものごとをつくり出すのは人材で、企業経営に人は不可欠。人の採用や活かし方を学ぶには人材会社がいいと思ったからです。そこで、2001年4月、新卒である派遣会社に入りましたが、入社してみると社風と合わず。ちょうどその時、これから人材ビジネスを立ち上げると聞いたベンチャー企業とトントン拍子に転職話が進んだので、1社目はたったの3カ月で退職することになってしまいました。ですが、次のベンチャーでは人が2週間も経たずにすぐ辞めてしまうような環境でした。けれども、2社目もすぐに辞めてしまうと、今の自分は何もできずにすぐ辞める人材になるだけだし、何も残らないと考え、まさに睡眠時間を削りながら新サービス立ち上げに前向きに取り組みました。結果的には1年ちょっとの在籍で3社目に転職してしまうのですが、これまでの自分は幼かったのだと痛感しましたし、何事も自分に都合の良い解釈はダメで、焦って選択してはいけませんということを学びましたね。 しかし、世の中に拾う神は居るんだなぁと、人材ビジネス立ち上げ時にいろいろアドバイスをもらっていた大手家電メーカー系の人材サービス会社とご縁があって3社目として転じました。そこではもう一度基礎からやり直そうと、派遣の営業や本社の企画部門等で10年ほど働きました。ここでは、創業者が残した経営理念、収益や人に対する考え方、組織構造、業務が回る仕組み等、後の企業経営につながる大切なことをたくさん学べました。 次にようやく独立することになるのですが、そのきっかけは転勤辞令です。会社に属している限り、自分の仕事内容や人生は自分でコントロールできない、と。その時、起業家の先輩に相談すると「今このタイミングで(独立を)しないと一生やらへんぞ。お前はいつか独立するって言うだけで、全然やらへんやん!」とダメ出しされたのです。つい反論的に「独立します!」と言ってしまいましたが、確かに学生時代の想いを果たさないようではダメだと思い直して、今の会社を起業するに至ります。 『どうしてもやりたいことがあって、その想いを抑えきれずに起業した!』というような多くの起業家とは違って、私は無計画かつ無謀にも会社を辞めて起業しちゃったタイプです。そのため、会社設立後も多くの失敗や遠回りをすることになるのですが…。けれども、十年ちょっとの人材業界勤務で色々勉強できましたし、そこで得た多くを今の経営に活かせていますので、この10年がなければ今の自分やこの会社はなかったと思いますね。

御社を設立して、どういったことが実現しつつありますか?

念願だった、“一石一城の主”となれたことですね。どんな事業をするか、どう経営していくか、働く場所や時間等含めて、自分で責任を持ち、自分の人生をコントロールできる立ち位置にシフトできた意義は大きいと思います。とはいえ会社はまだまだ小規模ですが、まずは小さいながらも一歩踏み出せたことは大きいと思えています。 設立当初は紆余曲折もあって、失敗の連続や遠回りをしてきましたが、ここ数年業績が安定的に順調に伸びており、顧問税理士や金融機関からは財務体質に高評価をもらえるようになってきました。 財務的な目標の一つに、自己資本比率50%以上維持や、1年間の売上がゼロでも全社員に給料を払い続けられる貯蓄余力を持つこと等がありますが、自己資本比率はすでに目標達成しており、1年間分の給与貯蓄の実現まであと一歩、というところまで来ています。まだ道半ばですが、日々の収益がある事は企業経営として当然で、利益は自分たちの給与や賞与に反映される。さらに貯蓄もあるので倒産しにくい会社なんだということは重要ですし、社員も安心してやりがいもって働けると思いますので、これまらも一歩ずつ頑張ります!

人生で大切にしていることと、小平さんにとっての仕事観について教えてください。

私個人としては、気ままに生きたいという願望があります。「これが食べたい!」と思ったらすぐにその産地へ行き、寝たいときに寝るといった、思い立った時にそれができる人生って最高だな、と。それができるようにするには、経済的にも時間的にもゆとりが必要です。今は、この人生のゆとりを獲得するための期間だと思って働いています。 仕事観でいうと、多くの人は働いてお金を稼がないと生活できませんし、働くことは生活の中で重要な一部で、私自身もそうです。働くこと、仕事することが目的ではなく、充実した人生を過ごすための手段であり、人のお役に立って貢献することが大前提と考えています。「働く」という言葉は「傍を楽にする」という語源があると聞きましたが、まさにそのとおりだと。相手が困っていることを解決する、人の負を解消してお役に立ち、その対価として貢献料金を頂くわけです。 法や人の道を踏み外してまで収益を得ようとすることは絶対に認められません。あくまでも正道を行きたいと思っています。あと、仕事はつらく嫌な気持ちでやることでもありませんので、当社自身がイキイキ・ワクワク・ノビノビとできる組織なのか、当社に新しく加わってもらえるメンバーはどうなのか?のマッチングは重要だと思っています。

社員に対して、どういった存在になってほしいかの思いをお聞かせください。

自分の人生を自分でコントロールし、思うように生きてほしいと思っています。そのための生活スタイルや働き方、やりたい仕事は、本人が決めたいでしょう。ですから、当社の考え方に共感し、自ら動かしていこうという人に入社してほしいと思います。決して、「当社に入社したからには当社に合わせて変わってほしい」といった考え方はありません。そうではなく、当社にビビッと共感できた方に自分らしく活躍してもらい、周囲と協創しながら成果を上げてもらうことを望んでいます。

オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?

小学生と保育園の娘がいまして、子供が巣立ってしまうまでの残された時間に焦りを感じていますので、オフタイムは家族と一緒に過ごしています。ここ数年はコロナ禍ということもありますが、夏は川で水遊びをしたり、冬は雪遊びをしたりと、季節を感じられる自然に足を運んで過ごすことが多いですね。同時にご当地のグルメや温泉も楽しんでいます。 子供からは、「休みの日くらいゆっくり寝たい」と言われることもありますが、そこは「こんな公園があるらしいよ」、「アイスクリームが食べられるぞ!」と言って、父の強権を発動して過ごしています。

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