開発部 部長 S C 氏ご略歴をお教えください。
2000年の大学卒業後、SIerにSEとして入社し、広告代理店のシステム開発に3年ほど従事しました。その後、Web制作会社に転じ、SESとしてメーカーに常駐してWebサイトの構築や運用を手掛けました。そこで、やはり自社のWebサイトに携わりたいと思い医療系メーカーに移り、WebサイトやWebシステム開発に関わりました。BtoBのビジネスでしたが、BtoC領域にタッチしたいと思うようになり、2014年1月に縁があって当社に入社したという流れです。 また、当時、子供ができたことで「ワークライフバランス」を意識するようにもなり、それがしっかり叶えられそうな企業風土である点にも惹かれて、当社へ転職を決めました。
開発部のミッションや業務で重視していること、業務の魅力についてお聞かせください。
当部署のミッションは大きく二つあります。 一つは、当社の事業である自社メディアの改修および新規サービスの開発・運用管理です。もう一つは、社内の情報システムの運用管理です。 改修案件は、営業部門やプロモーション部門から大小様々に月60～70件ほどが寄せられてきます。これらの案件管理は私が一手に担っており、実務はエンジニアやデザイナー・社内SEの計10名が担ってくれています。私もいちエンジニアとして手掛ける場合があります。 業務で重視しているのは、正確性です。バグ等があってサービスがストップすると、一日だけでも大きな損失になってしまうからです。そのため品質を大切にしています。 業務における魅力としては、案件の最上流からリリースまでを一人が全て手掛けられることでしょうか。技術も自ら選び、創意工夫をして手を動かすことができます。 また、社内SEは新たなソリューション等を社内に導入することを提案し、受け入れられればその導入を手掛けて貢献できます。そのように、上流から下流まで一通りできるようになるので、どこに行っても通用するスキルが身につくと思います。 また、自社メディアはエンドユーザーからの声が直接届くので、手応えをしっかり感じられるところもやりがいになるでしょう。 特に魅力だなと感じる点は、ワークライフバランスがしっかり取れるところです。発注者である営業やプロモーション部門と直接やり取りしながら業務内容とスケジュールを調整できるので残業は比較的少なめです。 受託開発のように納期に追われることなく、落ち着いて仕事ができるのは当社の魅力の一つではないでしょうか。
今後の課題やビジョンについてお教えください。
当部署は少数の体制につき、業務が属人化する傾向にあります。したがって、人材の層を厚くし、業務を標準化して回していける体制づくりが当面の課題です。 また、自社メディアは8サイトほどありますが、サービスを安定的・効率的に稼働させるために同じ基盤で複数のサービスを運営しています。中期的にはクラウド環境への移行も考えていますが、そのためにはクラウドネイティブなｗｅｂプログラマーやインフラエンジニアの確保が課題です。そうした人材にとってはゼロからクラウド環境を構築していける面白さや経験が得られるでしょう。 使用しているPHPバージョンが最新ではないため、現在最新バージョンに上げる作業を進めています。PHP経験をお持ちの方、是非ともお力添えしていただきたいです。
S Cさんの仕事観や、メンバーへの期待をお聞かせください。
私は、仕事人間ではありませんが、仕事をするに際しては誰かのためになっていると実感できることが大事だと思っています。その点、当社は各セクションのニーズに対応し、プロダクトやサービスをつくって世の中に出し、エンドユーザーの生活に貢献することができます。前述の通りエンドユーザーによる使われ方が見え、レスポンスもダイレクトに得られるので、ユーザーやクライアントのためになっていることが実感できる環境です。 また、風通しの良い会社で仕事を任され、責任持って遂行できる環境もあります。メンバーは、そんな環境で仕事に満足するだけではなく、自発的に学びながら成長していってほしいです。 求職者の方に対しては、落ち着いた環境の中で腰を据えて仕事ができるとともに、自社サービスを手掛けることで、自らの業務で会社の成長に繋がる実感が得られる点を強調したいです。仕事は一人では完結できません。技術力も大事ですが、関わる仲間とコミュニケーションをとって協調しながら柔軟に物事を進めていただける方が活躍できる環境です。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか？
中学2年生の娘がいまして妻と共に家庭生活を大切にしています。娘の年代では動画共有サービス等に投稿する動画づくりが流行っているみたいで、私がたまたまこうした仕事をしているので娘からよく動画づくりを相談され、一緒につくったりして楽しく過ごしています。
