株式会社力堂

株式会社力堂は、2017年に現役エンジニアによって立ち上げられたWebシステム開発会社です。これまでSES事業で培った技術と経験を活かし、受託開発へと事業の主軸をシフトしました。

受託開発へのシフトは、「自社チームでの開発」と「エンジニアのキャリア形成」を実現するためです。大規模プロジェクトで得てきたマネジメントやアーキテクチャのノウハウを、代表が直接メンバーに伝え、市場価値の高いプロフェッショナルを育成します。AIが台頭する時代だからこそ、システムの「本質」を理解し、高度な知見を持つエンジニア集団として、業界をリードしていくことを目指します。

代表の田中一正は、今なお現場で開発に従事するシニアアーキテクトです。「AIが普及する時代でも、人間だからこそ可能な“美しさの追求”に価値がある」と語り、読みやすく、無駄のない「美しいコード」を追求しています。これは、単なる見た目の問題ではなく、メンテナンス性や開発効率を向上させ、クライアントのコスト削減にも繋がると考えています。

私たちは、この「力堂式開発メソッド」を武器に、要件定義から運用保守まで全ての工程を一貫した体制で取り組みます。プロジェクト体制は、要件定義・基本設計フェーズはウォーターフォール、詳細設計・開発・テストはスクラム、システムテスト以降はウォーターフォールというハイブリッドな体制です。これにより、開発内容全体を整理し、リソースの最適化と遅延リスクの早期発見を実現しています。

開発環境と技術スタックは、WEB領域を中心にNuxt.js、Python、Java、PHPを主に使用しています。インフラにはAWS、Dockerを積極的に採用し、新しい技術への挑戦を歓迎する風土です。新しい技術やツールを導入する際は、その特性、市場性、事業計画との親和性を徹底的に比較検討するフローを設けています。

開発未経験から入社したメンバーが5年目でチームリーダーを務めるなど、エンジニアの成長を強力に後押しする環境が当社の強みです。その核心となるのが、作業段取りの作成からフィードバックまでをタスク単位で繰り返す手厚いOJTです。キャリアパスも「マネジメント」「技術エキスパート」「ITコンサル」の3領域から選択でき、あなたの志向に合わせて専門性を高めることができます。書籍購入補助や資格取得支援（受験料補助・資格手当）も充実しており、あなたの学習意欲を全力で応援します。

働き方は、基本的にリモートワークを導入し、週1回の出社日で交流を大切にしています。毎日の朝会では、業務の進捗や課題を共有し、お互いにアドバイスしあえる環境です。また、残業は基本的に行わず、繁忙期には稼働調整で対応。有給休暇も100%消化できる環境です。隔週の出社日には業務後に代表主催の飲み会（ノンアルOK）が開催され、技術や業界の展望について語り合うなど、和やかな雰囲気で交流を深めています。

私たちは、以下3つのバリュー「力堂三箇条」に共感し、共に働く仲間を求めています。

☆☆力堂三箇条☆☆
職人であれ：技術者である以上、技術に真摯に向き合いプロフェッショナルであれ
商人であれ：技術は成果につなげてこそ価値がある。常にビジネスの視点に立ち「何のため？」を忘れるな
芸術家であれ：アイデア・ものづくりに感動的な美しさを追い求めろ

「美しいコード」を追求する情熱を持ち、クライアントの未来を創るモノづくりに挑戦したい方。株式会社力堂で、あなたのキャリアを次のステージに進めませんか。

株式会社力堂が重視しているのは、エンジニアが継続的にスキルを磨ける環境づくりです。創業以来、私たちはSES事業を通じて多くのエンジニアを育成してきましたが、SESには課題があることも認識しています。

SES事業では、エンジニアは既に習得済みの技術が求められることが多く、同じ技術スタックで複数の現場を渡り歩くケースが少なくありません。クライアントには貢献できる反面、新しい技術領域への挑戦機会を失いがちになってしまう。長くその状況が続くと、時代の進化に取り残され、「枯れた技術のエンジニア」として市場価値が下がってしまうリスクも否めません。

「プログラミングやシステム運用等の下流工程ばかりを続けていると、気が付けば年齢に比して技術力の伸び悩んだエンジニアになってしまう。だから当社では、エンジニアが上流工程や新しい技術に挑戦できる場として、受託開発に事業の主軸をシフトしています」（田中氏）。

受託開発では、要件定義・設計といった上流工程から開発、テスト、保守運用まで、一貫してプロジェクトに関わることができます。これにより、特定の技術に偏らず、幅広いフェーズを経験することが可能です。クライアントと直接向き合い、課題解決のための提案を行うことで、フルスタックエンジニアやプロジェクトマネージャー等、市場価値の高い人材へと成長できます。そして、そのスキルアップが「エンジニア単価」の向上に繋がり、年収アップも自然と実現していきます。

「SI業界で働くエンジニアが年収アップを実現するには、スキルアップを通じて“エンジニア単価”を高めることです。特に若い世代のエンジニアには、10年後・20年後の世界と自分自身の姿を想像し、そこから逆算して必要なスキルを身に付けていってほしい。そうすれば豊かで実りある人生を謳歌できるはずです。エンジニアという職業には、それだけの可能性があると私は信じています」（田中氏）。

2017年の創業以来、同社は未経験エンジニアの採用と育成に力を注いできました。自身も未経験からIT業界に飛び込み、エンジニアとしてキャリアを築いてきた田中氏は、“技術を愛する仲間”を丁寧に育てることに情熱を注いできました。

「当社はエンジニアがキャリアを磨ける会社でありたいという思いで、未経験の人材を技術者として育ててきました。その方針は今後も変わりません。同時に、経験豊かなエンジニアの採用も強化し、さらなる事業拡大を目指していきます。受託開発という自社のフィールドで、経験の浅いエンジニア達を率いて、一緒に組織を育ててくれるような人との出会いを、今とても楽しみにしています」（田中氏）。

現役エンジニアの田中氏を中心に、若手エンジニアと共に様々な案件に取り組んできた当社は、現在、事業拡大フェーズを迎えています。エンジニアが成長できる環境と、納得して働ける制度づくりの両立を目指し、組織体制や制度の整備に注力しています。

「エンジニアの努力が正当に評価に直結する仕組みを新たに設計しています。まだ組織が小さいため、私が全てのエンジニアを直接評価しており、頑張り次第で随時、昇給が可能です。3カ月に1回の昇給機会があり、年間50万円昇給した実績もあります。私たちは、エンジニアの努力と成果を正当に評価することにこだわっています」（田中氏）。

受託開発においては、技術力に加え、チームへの貢献や顧客への価値提供といった多角的な視点での評価が重要になります。当社では、業務の成果だけでなく、資格取得というスキルアップの努力も評価します。業務に関連する資格を取得した際には、一時金ではなく資格手当として月給に反映させる制度を設けています。これにより、キャリアを積み上げるのに合わせて、段階的な給与アップが期待できます。

「受託開発において資格は、技術力の証明であり、お客様との信頼関係を築く上でも大きな意味を持ちます。当社では、エンジニアがキャリアアップしていく上で、資格取得が有利に働くよう推奨しています」（田中氏）。

また、エンジニアが豊かな人生を送るためには、無理なく働ける環境も重要だと考えています。当社の月平均残業時間は10時間未満と少なく、ワークライフバランスを意識した働き方が可能です。

「システムのリリース前後等、繁忙期には残業が発生することもありますが、受託開発では自社でコントロールできる範囲が広いため、稼働を調整して全体で残業がない状態をつくるように気を配っています。お客様からも当社のワークスタイルへの理解を頂いており、過度な残業が発生しないよう努めています」（田中氏）。

創業から8期目を迎えた当社は、まだ正社員は10名に満たない小さな組織です。しかし、クライアントからの信頼は厚く、事業は好調に推移しています。10周年に向けて社員数の増加と事業規模の拡大を目指している、まさにアーリーステージの段階です。エンジニアの成長と働きやすさを両立する理想の開発組織を築くべく、一緒に会社を育ててくれる仲間を募っています。