あらゆるデータを効率的に活用し、データで世界を最大化・最適化する
株式会社アイディオットは、AIを駆使し、企業が資産として持っているデータの活用をサポートしている会社だ。AIの開発だけでなくデータの収集も行い、一つの企業で収集不可能なデータを外部から調達する等、ユニークな取り組みを行っている。設立は2014年11月で、東京・渋谷に本社、大阪市中央区に大阪オフィスを置く。
【事業内容】
・データ基盤構築/保守管理/利活用支援/流通支援
・AI(人工知能)アルゴリズムのライセンス販売
・ソフトウェア製品のライセンス販売
・自社サービスの開発・運用
代表取締役を務める井上智喜氏は1992年生まれで、大学在学中にアイディオットを創業した。社名は「AI」と「Idiot(バカ・愚直)」という正反対の単語をくっつけ、AIという未来のテクノロジーに愚直に向き合っていこうという想いを込めた。設立当初からAI開発とシステム開発事業を担当し、要件定義、デザイン、開発、営業、収益化を一人でこなす。
AIプロジェクトのPoC(概念実証)において、データの不足がプロジェクト失敗の原因になることが多いことを受け、データ売買プラットフォーム『DP2』をリリースし、データドリブンを推進。最近はDXにも力を入れ「データ活用型DX」に取り組んでいる。2021年4月には大阪府と事業提携を結び、DXパートナーとして講演会やハンズオンセミナーを開催している。
アイディオットが掲げるビジョンは、「BtoB領域の脳(AI)と心臓(データ)になる」。情報技術の進歩により、ビジネスは日々変革している。そんな中でしっかりと本質を見極め、社会とクライアントの役に立てる脳や心臓となれるよう、BtoB領域のインフラを担う技術・製品・人材を生み出す。
ミッションは「日本一のデータエコシステムを形成し、企業のDXを加速させる」。Society5.0、情報銀行の構想の下、あらゆるサプライチェーンデータやネットワークを管理し、DX推進において最も核となる部分をインハウス化し、ワンストップでの価値提供をしていく。