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ウィルベース株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • サービス系
  • コンサルティング・リサーチ

B2B,B2Cの両方でヘルスケア領域の【売り方、買い方】を革新するスタートアップ企業

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

創業以来ドラッグストア、薬局、スーパーや専門店等の小売業に対し販促支援や人材育成のためのシステムを提供してきたウィルベース株式会社。『RetailForce (リテールフォース)』は、2019年のリリースから2年という短期間で約2000の小売店に導入された。薬剤師や登録販売者向けの接客支援システム『Dカウンセラー』を2022年にリリース。こちらもリリース1年で1500店のドラッグストアに導入されている。
その同社がこんどは、生活者向けの市販薬選定支援サービス『CureBell(キュアベル)』をリリースし、各所から反響を呼んでいる。薬やヘルスケアに特化したサービスをB2B,B2Cの両方で展開する狙いを、同社の代表取締役社長である田中裕樹氏に聞いた。

「コロナ禍もあり市販薬へのニーズが増え注目が集まる中、市販薬をはじめとするヘルスケアの商品について、売り手と買い手に大きなギャップがあることがわかりました。薬に対する知識が少ない生活者にとって薬を選ぶ、買うということは結構なハードルで、大量にある薬の棚から自身の症状や既往歴に合った薬を短時間で選ぶことは難しい。ドラッグストア側は人手不足もあり、接客に時間を割けない場合も多い。このギャップをB2B,B2Cの両方で埋めようとした訳です」(田中氏)。

田中氏は、約15年にわたって小売業の業務支援、IT活用支援のビジネスに携わる中で、売り手と買い手のギャップは多く見てきたが、薬などの商品は安全性にも関わることもあり、課題が大きいという。

「医療費の高止まりの問題もあり、国としても生活者がセルフケアする中でOTC(市販薬)を賢く購入してもらうことは急務な課題です。最近の若年層のオーバードーズのも、薬の売り方、買い方が関わってくる大きな問題です。いずれも、我々日本人がヘルスケアに関してリテラシーが低いことがその大きな要因と考えています」(田中氏)。

『Dカウンセラー』リリース後、1年後に『CureBell』をリリースしている。

「OTCやサプリメントを販売する事業者には、薬剤師や登録販売者が短時間で正確にヒアリング、説明ができるツールである『Dカウンセラー』を提供し、生産性を高めつつ適正販売と販売促進の両立を支援しています。生活者には『CureBell』を提供し、ヘルスリテラシーを高めつつ適切に商品を選べることを支援します」(田中氏)。

B2B,B2Cの両方でサービス展開することで、売り手、買い手のギャップを埋めようという狙いだ。

「家電や化粧品、不動産から旅行に至るまで、私たちはまずネット等で正確な情報をスピーディに得て、商品購入の参考にしています。ここ20年で購買行動が大きく変わったのに、薬やサプリメントは信頼ある情報がどこにあるか分からず、適切なアドバイスがなければ今までの商品をずっと買い続けるか、TVCMなどで目立った商品を選ぶしかありません。もっと賢く、便利に、かつ安全に薬やサプリメントを選べるようにしたい。そのためのサービスがCureBellです」(田中氏)。

『Dカウンセラー』『CureBell』がベースにしている同社独自のデータベースは特許を取得。薬の効能レベル(どの程度症状に効くか)の目安を提示できるようにしており、売り手、買い手にとって商品選定の大きな目安になっているという。今後3年間で『Dカウンセラー』は1万店への導入、『CureBell』のユーザ数を100万人にすることが計画だ。

私たちが目指すのは、ヘルスケアにかかわる情報や商品などが身近に感じられる世界です。信頼ある情報、安全で安心な商品があたり前に手に入れられ、セルフケアを通じて健康で暮らせる社会の実現を目指します。

「テクノロジーを駆使して
提供者と生活者のマッチングを図る」

ヘルスケアがふつうに、あたり前になるには、様々な問題が存在します。商品の売り手の人材不足やスキル不足、情報提供者の信頼性の問題などにより、最適な商品や信頼ある情報が提供されにくいこと、私たち生活者がヘルスケアに関する信頼ある情報を持っていなかったり知識がないことによって、適切かつ安全な商品、情報が簡単に手に入らないことなどです。

私たちは、独自のシステムやAI等の最新のテクノロジーを活用し、ヘルスケアの提供者と生活者のマッチングを図り、生活者のヘルスリテラシーを向上させ、ヘルスケアがふつうに、あたり前になる世界創りをしていきます。

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インタビュー

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代表 田中 新卒でJTに入社し、海外事業、M&A、事業提携、新規事業開発など事業領域の拡大に関わる各種業務に携わる。その後、株式会社グロービスでの事業開発、投資先支援、HRテックベンチャー企業の副社長を経て当社創業。大手ドラッグストア、コンビニエンスストア、GMS、各種専門店等小売業の業務改革やDX推進、人材開発、海外進出支援を多数実施。現在は、ヘルスケア領域の販売・購買に関する新しいソリューションの開発、AI等最新テクノロジー導入による新手法の開発に従事。自動車、化学等の製造業から金融機関、各種サービス業に至るまで経営幹部(候補)層に対するトレーニングを20年以上にわたり実施している。

── 旅立ちー大手企業からキャリアチェンジを決めた「起業の原点」

ー まず、MBA留学の経験が起業を考える大きな転機になったそうですね。何が田中社長を突き動かしたのでしょうか?

田中: 当時の大学院では、アントレプレナーシップ(起業家精神)の授業が充実していましたし、何より周りの優秀な学生の多くが起業を考えている環境に刺激を受けました。


ー 当時感じた率直な感情は?

田中: ちょうどAmazonがサービスを始めた頃で、インターネット革命の前夜でした。テクノロジーが爆発的に広がる予感があり、起業しないまでも、ネットやテクノロジーを商売にしようと考える人が圧倒的に多かった。その流れに乗らない手はない、... 続きを読む

求職者の声

企業情報

会社名

ウィルベース株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

コンサルティング・リサーチ > 経営/ビジネスコンサルティング・シンクタンク

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

1億7,589万円

設立年月

2016年12月

代表者氏名

代表取締役社長 田中 裕樹

事業内容

・ヘルスケア商品選定支援ツール「Dカウンセラーneo」「CureBell」の提供
・店舗マネジメント支援システム「RetailForce(リテールフォース)」の提供
・小売業の調査・分析

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

代表者、アルフレッサヘルスケア株式会社など

主要取引先

・医薬品、消費財、食品等メーカー ・大手ドラッグストア、ホームセンター、スーパー等の小売業 ・その他(大手住宅メーカー、大手通信キャリア、スポーツ協会、医療系協会等)

従業員数

10人

本社住所

東京都中央区日本橋久松町9-8 Biz Feel 東日本橋9F

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