湊 規生(みなと のりお)CTO紹介・インタビュー(前編)
【経歴】 ・富山県出身。金沢大学工学部卒業後、IT企業にてWebアプリ開発を担当。 武蔵野美術大学大学院でUI, UXの研究により修士号取得。 ・「基礎から学ぶPerlによるWebプログラミング」 「基礎から学ぶPerlによるWebシステム管理」(John Callender著)を 翻訳出版する。 ・2003年 マクロメディア株式会社(現アドビシステムズ株式会社)Dreamweaver アクセシビリティ拡張機能を開発(Windows, Mac OS9, Mac OSX向けのソフト ウェア)。 ・2006年 DeNAでモバゲーのプラットフォーム開発を担当。 ・2008年 メドピア株式会社で取締役CTOとして医師集合知サービス・医師向け コミュニティサイトの立ち上げ・運用をする。2014年上場。 ・2014年以降 多くの企業で取締役、技術顧問として開発を担当しながら、並行して 個人的な情報管理ツールを開発。 ・2019年より現職。 Q.これまでの仕事のご経験について聞かせてください。 最初はIT企業に入社し、電力会社や教育委員会などの官公庁の仕事を担当していました。 当時は、Webがまだ一般的に使われていない時代で、開発の花形といえば基幹システムであり、Webは広報のオマケとして新人に任せればいいという感じでした。私は、Web開発の担当となり、消費者からのお問い合わせフォームやWeb上で動くゲームプログラムを作りました。Web開発は常に手探りの状態で、どのように設計をすればいいのかも分からない状況でした。 そんな時に、武蔵野美術大学の先生がユーザーインターフェイスなどを専門に研究されていることを知り、社会人学生として大学院に通いました。UI, UXの研究(主にアクセシビリティ)で修士号を取得しました。 Q.この頃、本を執筆されていますが、どのような経緯で書かれたのですか? 当時はWebサイトの制作方法を網羅的を扱っている書籍が少なかったのですが、たまたま翻訳して出版するチャンスをいただいたためです。まだ訳語が決まっていない用語も多かったので、出版社の人との擦り合わせが大変でした。 Q.大学院卒業後、いろいろな企業でご活躍されていますが、転職されたのはどのようなきっかけでしたか? アメリカでは、アクセシビリティに関して連邦508条が制定され、障害のある人も健常者と同等に情報にアクセス利用可能にするよう定められ、これに準拠してなければ訴えても良いという風潮になりました。日本もそれに伴って、JIS規格1314、831などの形で規格を作成したこともあり、規格に準拠したページを作る機運が高まっていました。大学院卒業後は、マクロメディア株式会社の「Dreamweaverアクセシビリティ拡張機能」を開発しました。2年ほどたったときに、会社がAdobeのPhotoshopに買収されてしまいました。Dreamweverの開発を通して、WindowsやMacOSで動くソフトウェアの開発は一通り経験できたので、次はWebサーバー側の開発をしたいと思うようになりました。 2006年にDeNAに転職し、携帯のSNSプラットフォーム「モバゲーTown」のプラットフォーム開発を担当しました。当時は数百万人の会員数を抱え、毎日3万人程度ユーザが増えていく状況だったので、緊張しながらの開発が続いていたことを覚えています。 また2008年頃に、知り合いの医師から、医師向けのmixiを作りたいと持ちかけられて、株式会社メディカル・オブリージュ(現メドピア株式会社:東証一部)に参画しました。ここで初めて経営者という立場で技術に関わることになりました。システム開発だけではなく、サイトの企画、設計、人材募集など多岐に渡る業務を行う経験をしました。、 その後、知人の紹介を通して、複数の企業にCTOとして参画しました。また個人的に作ってみたいツールがあり、開発も同時に実施していました。
湊 規生CTOインタビュー(後編)
Q.湊さんが開発されていたツールはどのようなものだったのですか? あらゆる情報を時系列に表示し、経年変化を追えるツールです。サーベイ機能や関連データをインポートできる機能を実装していますので、いつ何があったのかを一覧化できるツールです。 【BUSINESS-ALLIANCE株式会社入社のきっかけ】 Q.BUSINESS-ALLIANCE株式会社に入社されたきっかけを教えて下さい。 個人的に開発を行ってきた情報管理ツールの販売を加速するにあたって、営業力に課題を感じていたところ、社長の藤田が前職を辞めたと聞いて、一緒に始めることになりました。 社長とは定期的に会っていましたが、2019年7月に会社を起業して企業の経営診断ツールを作ると言う話を聞き、9月から参画することになりました。 Q.仕事のやりがい、働いていて良かったと思う点はどのようなところですか? 営業やマーケティングなどプロフェッショナルがメンバーとして一緒に働いていることです。また自分が開発してきたツールを世の中に出せることにやりがいを感じています。 Q.将来どのようなことをしてみたいですか? 現在展開中のシステムを応用して、まだ活用されていない様々なデータを利用して分析することで、世の中に役立つサービスを提供したいと思っています。また現在は日本国内の市場をターゲットとしていますが、いつかは海外展開にもチャレンジしたいと思っています。 【求める人材像について】 Q.どんな人材に応募してほしいと思いますか? Webサイト制作を企画・設計・開発・運用まで一気通貫でやりたい人、もしくはそういったスキルを身につけたい人。小さな会社でいろいろやることで、スキルを身につけたい人。個人的にはコミュニケーションが取れる人が良いです。経験がある人はもちろん良いですが、スキルはやっていけば身につくという部分もあります。何歳までというような年齢制限は設けていませんが、年齢相応のスキルがある方が望ましいです。 </B>Q.どのような経験、技術的なスキルがあると良いですか?</B> エンジニアとしての勤務経験が最低でも2,3年あると良いと思います。技術的なスキルとしては、Greenのサイトにも説明がありますが、Ruby on Rails(PHP)とJavascript (jQuery, React)が使える人。さらにAWSをやっている人だと嬉しいです。
