金子 将樹

なぜ未経験のSaaS型営業に挑戦しようと思ったのですか？

もともと旅行が好きで、新卒では大手旅行会社に入社しました。国内旅行に特化した部門で、オンライン予約後の手配やトラブル対応、顧客からの問い合わせ対応などを幅広く担当していました。やりがいはありましたが、特にコロナ禍では旅行需要が激減し、厳しい時期が続きました。 業務改善にも力を入れ、最終的には効率化を進めることができたのですが、徐々にルーティンワークが増え、刺激が薄れていったんです。加えて、給与面や将来のキャリアも見つめ直すようになり、「もっと新しい領域に挑戦したい」「今しかできないことをやりたい」という想いが強くなりました。 転職活動では業界を限定せず、心から「面白そう」と思える事業を軸に企業を探していました。そこで出会ったのが、ルーターでした。まったくの未経験からの挑戦でしたが、「やってみたい」という気持ちが勝りました。

ルーターへの入社を決めた理由を教えてください

一番の決め手は「人と環境」でした。SaaS業界の企業をいくつか見ていましたが、正直どこも似たような印象で。でもルーターは、プロダクト自体がユニークなだけでなく、オフィスの雰囲気や社員の人柄、組織の透明性など、他社にはない魅力がたくさんありました。 特に印象的だったのが、誰とでも気軽に話せる距離感です。大企業では、メールでのやりとりが基本で、誰が何をしているかもわかりにくいことが多かったのですが、ルーターではメンバー間の連携が密で、日々の会話から得られる学びも多いです。 また、全社でのミーティングも頻繁に行われていて、役職や部署を超えて、同じ方向を向いて働いている実感があります。話しやすい・相談しやすいという空気感が、自分にとってすごく合っていると感じました。

現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください

営業として、インバウンドのお問い合わせ対応からアウトバウンドでの開拓、アポイントの設定、提案、導入、アフターフォローまで、一貫して対応しています。単なる“売る”だけの営業ではなく、提案設計からCS的な業務、プロダクト改善へのフィードバックまで、非常に幅広い業務を任されています。 特に嬉しいのは、お客様のニーズに刺さる提案ができたとき。「それ、欲しかったんです！」というリアクションが返ってきたり、導入後に「すごく便利で助かっています」と言われると、自分の仕事が誰かの役に立てた実感を得られます。 さらに、お客様からいただいた声がツール改善に活かされることも。「こうしたらもっと使いやすくなるかも」というアイデアが、開発メンバーと連携して実装されることもあり、自分の存在がプロダクトに溶け込んでいる感覚があります。

入社後の学びや、未経験でも成長できた理由は？

正直、最初はわからないことだらけでした。ITや広告の知識もゼロに近く、不安もありましたが、社内に「質問してもいい空気」があったことが大きかったと思います。 毎週の営業トレーニングでは、営業トークの練習や、最新の機能についての共有があり、知識を徐々にアップデートできました。また、プロダクトの検討状況や案件の進捗も全社的に共有されるため、自分が今何をすべきか、どんな動きが求められているかが常に明確でした。 半年ほどで、業界知識や営業としての土台がついてきた感覚があり、今では「もっとこうしてみたい」と、自発的に動けるようになっています。「知らないことに挑戦する」ことが、自然と習慣化されていく環境ですね。

最後に、これから仲間になる方へメッセージをお願いします

ルーターは「成長したい」という気持ちがあれば、間違いなく成長できる場所です。業界経験がなくても、スタート地点は関係ありません。実際に私自身、未経験からの挑戦でしたが、今では自分の強みを活かして、営業活動だけでなく、プロダクト改善にも関われるようになりました。 プロダクトに対する誇りや、仲間との信頼関係があるからこそ、どんなことでも前向きに挑戦できています。「このツールをもっと広めたい」「もっと面白い案件を開拓したい」という意欲がある方には、ぴったりの環境です。 将来的には、旅行業界の経験とSaaS営業のスキルを掛け合わせて、新しい価値をつくっていきたいとも考えています。そんな未来を一緒に描ける仲間に出会えることを、楽しみにしています。