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株式会社スクリプト

  • IT/Web・通信・インターネット系

利益だけでなく、SEやコンサルタントの「やりたい」を優先して活躍を促す、社員ファーストの会社

シェアトップクラス
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社スクリプトは、人事・会計システムのコンサルティングからシステム運用・保守をコア事業とするプロフェッショナル集団である。1995年の設立から、SAP HRコンサルティングに特化して事業を開始し、2002年には「SAP認定サービスパートナー」となる。しかし、SAP一本槍かというと、そうではない。時代の変化を敏感に察知し、日本の商習慣や人事システムに適したツールを常に探し続け、新しいものに挑戦し続けてもいる。たとえば、現在は人事の勤怠領域、CRM領域で、顧客管理・営業支援のプラットフォームであるSalesforceの導入も手掛けている。

「企業価値の最大の源泉である従業員をいかにマネジメントするか、企業はこの課題とずっと向き合っています。しかし、人事という分野は、企業文化が色濃く反映されることもあって、企業ごとにルールや仕組みが千差万別です。人事担当者の好みによってシステムに求めるニーズが変わってしまう側面もあります。また、当然ながら時代の変化に合わせてヒューマンマネジメントの仕組みも随時改定され続けています。そのため、常に新しいツールを取り入れて、その時代、その会社に適したシステムを提案できる体制を整えておく必要があります。企業特有のルールや仕組みに可能な限り対応するため、アドオン機能や周辺ソフトの開発をするケースも少なくありません」(代表取締役・中島 仁氏)。

企業色が強いという人事分野特有の事情から、昨今騒がれているほどにはHRTechの浸透は進んでいない。しかし、いずれHRTechが本格化するのは間違いなく、そのときに備え、後れを取らないためにもさまざまなツールの知見を蓄積しておくことは意味がある。
「SAPはそれなりの導入コストが必要になるため、どうしても対象顧客は大企業に限られてしまいます。しかし、タレントマネジメントによって人材のポテンシャルを引き出し、お客様に価値を提供できる、そんな人事システムを求めているのは大企業に限ったことではありません。今後は、より低コストで中堅企業でも導入できるパッケージソフトが登場してくるはずです。そのときのためにも、幅広いお客様へ“新しい価値”を提供するためにも、常に業界の動向を見て、新技術の知見を深め、習得し続けていくことが当社の使命だと思っています。」(中島氏)。

株式会社スクリプトの理念は、「知恵と技術で新しい価値を創造する」、つまり、コンサルティングの「知恵」とITの「技術」という両輪をもって企業や社会に「新しい価値」を提供する存在を目指している。ITコンサルと謳いつつもプログラミングから理解しているコンサルタントは決して多くないのが現実だが、スクリプトはコンサルタントとして採用しても、まずプログラミングの基礎から研修で学び、基本的にプログラマー→SE→コンサルタントというキャリアパスを歩む。それだけ「技術」を重視しており、そこがクライアントからの信頼につながっているのだ。

「中途採用の場合、その方の経験とスキルに応じて1~3ヶ月の研修メニューをカスタムメイドし、最適な育成プランの下で、実戦での力を付けてもらいます。採用者の中には、プログラミング経験が全くなく、そこから研修を受けているメンバーもいます。現場では、コンサルタントと設計・開発担当の4~5名でチームを組むことが多く、エンドユーザーとの打ち合わせに出席することも珍しくありません。様々なキャリアの人たちと一種に働くことで、幅広い知識、技術を習得する機会が多く、自然とキャリアアップできる環境があるのでITコンサルタントを目指すエンジニアにとって最適な環境だと思います」(中島氏)。

スクリプトでは、教育・トレーニング事業も行っており、プログラミング設計・開発、SAPカスタマイズ、Web開発、ワークフローなどはユーザー、同業他社向け、IT基礎、初級プログラミング設計・開発は新入社員向けと幅広い対象者向けにトレーニングプログラムを用意している。25年以上そこで培ったノウハウが社員教育にも活かされているため、「技術力を育む指導」はお手の物だともいえる。

また、確かな技術力は、今後の事業展開でも活きていきそうだ。現状は、世の中にある人事・会計システムのコンサルティングから導入、保守運用を手掛けている同社だが、Salesforce事業にも進出し、今後は自社サービスの開発・提供も視野に入れているという。
「設立以来、30年近く人事・会計システムを扱ってきましたが、機能面やコスト面などにおいて、幅広いお客様のニーズにまんべんなく応えるソフトというものはないのが現状です。そのため、アドオン機能開発や周辺機能開発などで、お客様企業の事情に即したシステムへカスタマイズして導入していますが、自社製品でないだけに、できることにはどうしても限界があります。この壁を乗り越えて、お客様により満足してもらえるシステムを提供するには、やはり自社サービスしかない。そう考え、ここ5年くらいの間でASP型のサービスを開発・提供するための準備を進めているところです」(中島氏)。

社名の「スクリプト」とは、「脚本家」という意味だ。そこには、ビジネスという舞台において、他人の脚本や他人の演出で演じるのではなく、「自分自身やスクリプトという会社の手によって新たな世界を築き上げる脚本家たろう」という想いが込められている。そのため、「社員には主体的、積極的であってほしい」と中島氏は語る。

「そもそもコンサルタントという職業は、お客様が抱えている問題点をいち早く発見して、その解決策を見出し、提案・実行することを使命としています。そのため、受け身の姿勢で務まる仕事ではありません。また、お客様から期待されている以上の価値を返そうと、熱量をもって取り組める人であってほしいとも思います。SEやコンサルタントの中には、自分の身を守ることを最優先して自ら仕事の範囲を限定し、与えられた仕事を受け身的にする人がいますが、そのような人はスクリプトには向いていません。当社の社員には、お客様や仕事に対して誠実で、お客様に何かしらの価値を提供しようと頑張れるメンバーが多いですから」

多くの社員が入社動機として、社長をはじめ先輩方が「きちんと自分という人間を見てくれる」点を挙げるように、社員が何を思い、望んでいるのか耳を傾け、意志を尊重してくれる社風もある。たとえば、スキルアップのために週1回デザインの学校に通いたいという希望を聞き入れて、週4日勤務ができるよう調整したこともあるし、地元の名古屋へ帰りたい社員のために、名古屋事業所を立ち上げた実績もある。育児休職は女性は当然のこととして、男性社員についても入社10年目のコンサルタントが3カ月休職したり、育児のために時短勤務を取得した実績もあり、男女関わらず、社員ファーストの会社運営を心がけている。
近い将来、在宅ワークの導入も検討しているなど、社員が公私両面で豊かな生活を送れるように、会社としてできることには力を入れていくというのが、スクリプト流なのだ。

残業については、5年前から全社で削減に取り組んできており,社員平均が5年前の24.2hから直近では12.0hまで下がっている。有休消化率も80%を超えており、特に入社5年未満は90%を超えている。
また、社員の希望を定期的にヒアリングし、なるべく希望の環境で仕事ができるように、営業努力も欠かしていない。
自分が望む環境で仕事をすることが1番の成長に繋がり、それが確実に会社を強くしていくという信念を経営陣が持っている。

「社員の多くが普段は別々のお客様先に常駐していますが、コロナ禍以前は月1回は全員帰社し、月例会を行い、業務報告や技術情報の共有や連絡事項を行い、その後、社内で社員の手作り料理も含めたビアパーティーを開いて社員同士の交流を深めていました。現在は、オンラインで実施しています。また社内コミュニケーションの活性化を図るため、グループウェアを導入していて、仕事上の問題の解決の依頼、社内連絡のみならず、旅行、BBQ、スポーツイベント、飲み会等のイベントの立ち上げ、募集など仕事以外にも活用していて社員同士の緊密度は高いと思います。コンサルティング会社というと、一人一人が個人商店のように自立していて、社員同士の関わりが薄く、社内の競争も激しいイメージを抱くかもしれませんが、当社は真逆で、派閥も無ければ対立もないフラットで明るい社風です。そのような環境で伸び伸びとスキルアップを図り、お客様のために頑張りたい、そう考えるなら、ぜひ一度、スクリプトに来て話をしてほしいと思います。」(中島氏)。

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インタビュー

株式会社スクリプトのインタビュー写真
ビジネスソリューション事業本部長 植村 由治

── スクリプトの創業後、すぐに入社されたそうですが、これまでの来歴をお聞かせ下さい。

高校では生物を専攻していたので、バイオテクノロジーの分野に興味があったのですが、ITの発展の可能性も非常に感じていたため、情報系の専門学校を選択しました。
そこで、SE/PGとなるための基礎としてシステム設計とCOBOL、FORTRAN、VBでのプログラミングを学びました。

就職活動では、自宅から近いことと、大手のグループ会社でITの受注を一括で請け負い、幅広く事業展開をしていることから、大手SIerの企業に入社しました。
そこでシステム開発に携わり、2年目の時には、同期1名、新人1名、パートナー1名の計4名で、大手メーカーの派遣システムをフル... 続きを読む

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企業情報

会社名

株式会社スクリプト

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

5000万円

売上(3年分)

202428億1000万円

202327億6000万円

202226億1000万円

設立年月

1995年03月

代表者氏名

代表取締役 中島 仁

事業内容

●人事・会計・在庫購買管理システムの導入コンサルティング
●システム開発(人事、会計、販売等の企業システム開発、Webシステム開発)
●人事・会計業務のコンサルティング(業務効率化、制度改定、人材育成)
●教育、トレーニング(新人教育、SE・プログラマ教育、パッケージ導入コンサルタント教育)
●システム運用コンサルティング(システム運用、業務支援)
●Salesforce導入コンサルティング

業界や業種を問わず、様々な企業がお客様です。
お客様は大企業が中心ですが、近年では中小企業への営業、コンサルティングも積極的に進めています。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

72人

平均年齢

30歳

本社住所

東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー6F

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