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株式会社グリオグルーヴ

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

映画・CMからゲーム・アニメまで一社で手掛ける老舗CG映像プロダクション

企業について

株式会社グリオグルーヴは、3DCGに特化した映像プロダクション。VFX(実写合成)、フル3DCG、アニメなど幅広いCG制作を一社で受け、CMや映画、アニメ、ゲームなど関連するプロジェクトも多岐にわたっている。CG制作は、専門性の高いプロダクションが多く、それぞれ自分たちの強みを持っている。同社も社内に専門チームをかかえ、得意分野でクライアントと共にハイクオリティな3DCGを制作している。

「社内に『LiNDA(リンダ)』『animaroid(アニマロイド)』『cinegriot(シネグリーオ)』という3つのチームがあります。リンダは実写合成を駆使したCMなどのリアルなCG制作を、アニマロイドはアニメ・ゲームなどフルCGを得意とし、シネグリーオは映画制作も手掛けています」(南修治)

それぞれのチームの特色を詳しく見ていこう。

リンダチームは、年間約100本に及ぶテレビコマーシャルの制作をはじめ、映画やアトラクションVR、ゲームムービー、プロジェクション映像など特定のジャンルに縛られることなく、トップクオリティのCG映像制作を手掛けている。リアリティーが必要とされる難易度の高い仕事で業界内の評価も高く、海外で使用される事の多いツールとされている「Houdini(フーディニ)」の専門チームも持っている。
そんなリンダチームが得意としているのが動物のCG。リアルな表現力には定評がある。

「細部までリアルに作り込むアニマルCGは、リンダの得意とする領域。積み上げた経験を次に活かすべくデジタル動物プロダクション『LiNDA ZOO』を構築。クライアントの要望に応えてLiNDA ZOOに所属する動物がCMなどに出演しています。オファーの多いトラはあちこちのCMに出演しているので、見たことがある人も多いと思います」(リンダチーム・熊谷英夫)

2003年に設立されたLiNDAは、業界で知らない者はいないカリスマCGクリエイター林田宏之氏の専属チームとして立ち上げられた経緯を持つ。スクウェアエニックスでファイナルファンタジーシリーズのCGも手掛けていた、海外にも名の通ったCGクリエイターだ。

「LiNDAの名は『林田』の音読み『リンダ』に由来していいます。2015年8月3日に48歳の若さで永眠されましたが、リンダは林田氏のDNAを受け継いでいます。現在、林田氏の元から多くのCGクリエイターが海外で活躍し、その技術と魂は現在のリンダチームに引き継がれているのです」(熊谷氏)

リアルな3DCGでVFXを得意とするリンダに対し、アニマロイドチームは、ゲームやアニメにおけるフルCG制作を強みにしている。アニマロイドチームは、分業制になっており、さらに細かいチームで編成されている。

多彩なCG表現に取り組む映像セクション「マナレイスタジオ」は、「3dsMax」「Maya」をメインツールに、臨場感を感じさせるリアルなものから、実存していない幻想的なものまで、数多くの世界観を創造多岐に渡る映像作品を手掛けている。

さらに同チームでは、ツールに縛られないモデリングを極めたデザイナー集団「モデリングの鬼」も抱えている。3ds MAX、Maya、MODO、Blenderなど、各種ソフトウェアを完備し、あらゆるニーズに対し高品質なモデルを提供するモデリングに特化した専門集団だ。手付けアニメーションの専門チーム「渦巻モーション」やモーションキャプチャスタジオ「スタジオイブキ」と、フルCGを作るためのスペシャリスト集団も在籍している。

「モーションキャプチャ収録からモデリング、アニメーション、コンボ、エフェクトなど、フルCG制作の各工程で専任のスタッフが在籍しています。スタジオイブキは、20年前からある業界でも最古参のキャプチャスタジオ。武器を振り回すようなアクションも収録できる天井高を誇ります。当社に依頼いただければ、キャプチャ収録のためにキャプチャスタジオに依頼する必要がありません。クライアントの担当者はいろんな会社とミーティングする必要もなく、窓口が一本で済むためコミュニケーションがスムーズに進み、より作り込んだ作品を制作することができます」(アニマロイドチーム・後藤佑太)

シネグリーオチームは、映像制作、海外への版権営業、映画祭への出品などを行う「制作部門」と、長編映画・CMにおける視覚効果に特化したハイエンドの「VFX/CGスタジオ」がひとつとなっている。映画製作も手掛けるなど、CG制作の枠を超えた展開を見せている。

「制作部門では、赤塚不二夫生誕80年企画のアニメーション・ドキュメンタリー映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』や松尾スズキ監督作『ジヌよさらば~かむろば村へ~』などの映画製作を手掛けています。一方のVFX/CGスタジオでは、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』『東京喰種(トーキョーグール)』などでVFXを手掛けた実績があります」(南氏)

グリオグルーヴを構成する『LiNDA(リンダ)』『animaroid(アニマロイド)』『cinegriot(シネグリーオ)』という3つのチームは、もともとグループ内の別会社だった。グリオグルーヴの母体となっている株式会社グリオを立ち上げた坂本雅司氏が、CG事業を進めるうえで、それぞれ得意分野を生かす会社を設立し、別個に活動していたという。

「代表の坂本は日活撮影所の出身で、CGが注目され始めた1996年にグリオグルーヴの前身であるグリオを立ち上げました。その後、リンダ、アニマロイド、シネグリーオを設立し、それぞれの会社は独立して活動していましが、2014年に市ヶ谷の現オフィスに移転した際にワンフロアに3社を集め、2016年に3社を合併してグリオグルーヴが誕生しました」(南氏)

高い専門性を持った3社が一つになったことで、それぞれの特性を生かしながらも高いシナジー効果を発揮し、よりクライアントが望む3DCG制作が可能となった。

「昔はCMならCM、ゲームならゲームに特化した会社の方が仕事を受注しやすく、リンダ、アニマロイド、シネグリーオ、それぞれの分野に特化して成長させようと考えていました。しかし、時代が変わり、CG会社も増えて技術的な差別化だけではなく、一社でクライアントの多くのニーズに応える方が競争力も増すと考え、3つあった系列会社を1つにまとめました。各チームの強みを磨きながら連携を強化し、クライアントの作品作りを多面的にサポートできる会社になりました」(南氏)

クリエイターが多く在籍する会社だからこそ、自主性を重んじているというグリオグルーヴ。メンバーそれぞれが自分のパフォーマンスを最大化できる働き方をしている。自由なワークスタイルをパフォーマンスとクオリティにつなげてもらうのが狙いだ。

「市ヶ谷のオフィス以外にも京都と神戸と鎌倉にスタジオがあります。京都と神戸は関西圏のメンバーのために、鎌倉は葉山に居を構えていた林田氏のために設立されました。クオリティを最大化してもらうために、クリエイターの働き方には可能な限り制限を設けないように心掛けています」(南氏)

企業情報

会社名

株式会社グリオグルーヴ

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > ゲーム・エンタメ

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

資本金

5300万円

設立年月

1996年04月

代表者氏名

坂本 雅司

事業内容

CG(コンピュータ・グラフィックス)を使用した、ゲーム、映画、CM、テレビアニメ、展示映像、アミューズメント機器などの映像・データ制作、およびそれに関連する企画制作業務全般

株式公開(証券取引所)

非上場

主要取引先

株式会社アニマ、株式会社ILCA、株式会社オムニバス・ジャパン、株式会社コーエーテクモゲームス、株式会社小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント、株式会社白組、株式会社スクウェア・エニックス、株式会社セガ、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、株式会社デジタル・メディア・ラボ、マーザ・アニメーションプラネット株式会社、株式会社電通、株式会社博報堂、日本放送協会、株式会社電通クリエーティブX、株式会社東北新社、株式会社ロボット、株式会社AOI Pro. 、株式会社ティー・ワイ・オー、株式会社ポリゴン・ピクチュアズ、株式会社オー・エル・エム・デジタル 他

従業員数

100人

本社住所

東京都新宿区高田馬場三丁目23番1号 YSKビル

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