株式会社クリエル

Webサイト制作およびインターネット広告を主体に、Webマーケティング支援を手がけている株式会社クリエル。福岡市を本拠地とし、東京にも拠点を設けてビジネスを展開し、成長を続けている。業績拡大につき、ディレクター、マーケター職を中心に幅広く人材を募集している。

同社が手がけているのは、①Webサイト制作、②インターネット広告、③SEO、④Webコンサルティングの4領域。それぞれのスタッフが近距離で連携し合うことによるスピーディーな対応と、2008年の創業以来蓄積してきたノウハウにより、高い成果に繋げる体制を築いているところが強みだ。

実績としては、クリニックの新規来患数450％アップ、カー用品通販の売上6倍、弁護士事務所の問い合わせ数9倍をはじめ多くの事例を持つ。
「特別なノウハウというよりも、地道に経験値を積み上げてきた成果といえます。現在ではおかげさまでグーグルの代理店上位3%のプレミアパートナーや全国で約30社程度のYahoo!特別認定パートナーに認定いただきました。」と代表取締役の下地浩希氏は言う。

高い成果を生む要因としては、Webサイト制作と広告業務に車の両輪的にバランスよく取り組んでいることも大きい。「制作は、社内の広告コンサルタントから効果の出るサイトの在り方をいつでもアドバイスしてもらうことができ、広告側は制作が近くにいるのでクリエイティブのPDCAをスピーディーに回せるメリットがある」と下地氏。
昨今のクッキーレスもあり、WEB広告においてもクリエイティブの重要度がます中、どちらも高いレベルで内製化出来ていることは同社の強みと言えよう。

クライアントの業界は特に限定していないが、マンションディベロッパーと医療機関が比較的多い。特に新規分譲マンションの販売サイトが得意で、「常時3～6サイトは同時並行して動いている。不動産業法に習熟しているので、新規クライアントのプロジェクトにも当該説明不要ですぐに取り掛かれるところは評価されている」と下地氏は言う。マンションの広告においても、複数の広告代理店を使っているメインクライアントから「クリエルの広告は他社の1.5倍のレスポンスで最高のパフォーマンス」と高く評価されているという。

こうした実力が大手メディアにも評価され、福岡で200社ほどの広告会社を集めたセミナーで登壇し、ローカルビジネスにおける効果の上げ方について講演した実績も。
「九州のトップクラスの広告会社と評価いただいたことになります。今後もさらに磨き続けていきます」と下地氏は語る。

下地氏は、小学生の頃からPCに興味を持ち、親戚からもらったPC誌を読み漁り、Basicを独学したという。

社会に出て訪問販売の世界に身を投じていた下地氏は、高校生の頃から「いずれ社長になる」と考えていたこともあり、PCの素養を生かして起業を決意。2008年、クリエルを創業する。社名は、“Create Value”からの造語。クライアントやWebユーザー、さらに共に働く仲間にとっての“価値”を創出していこうとの思いを込めている。
「当時はECが興隆し始めた時期で、ゴールドラッシュのようにECを始める会社や起業家が続出していました。1848年頃にアメリカで起きたゴールドラッシュの際に、結果的に誰が一番儲けたのか、という有名な話があります。一番儲けたのは、金鉱を掘りに出かけた人ではなく、その人たちに金鉱を掘る道具を売った人。その話を思い起こし、私はECを始める事業者に道具を売る人になろうと考えました」（下地氏）

そこで、まずはECなどのWebサイト制作からスタートする。しかし、サイトはあくまでも“道具”であり、目的は道具づくりにあるのではない。目的は、サイトによって“問い合わせ”“売り上げ”“求人への応募”などのコンバージョンを稼ぐことにある。そこで、SEOに進出し、リスティング広告にアプローチし、さらには「Webサイトは一過性のものではなく、育てていくもの」という考えから、アクセス解析・改善、そしてWebマーケティング全体のコンサルテーションへと事業領域を広げてきた。こうして現在の4領域が揃う“Webマーケティングのトータルソリューションプロバイダー”に発展している。

今後のビジョンとしては、“DX型WEBマーケティング会社"を掲げている。下地氏は次のように話す。
「DX化が言われだして久しいですが、中小企業の営業や人材採用等のDXでWEBは欠かせません。しかし、サイトを制作すること、広告を出すこと、で止まっていることが多く、本当のWEBの活用が出来ていない会社はまだまだ多いと感じています。私たちクリエルではMAツールやチャットボット等のツールも含めながら企業の発展を支えられるトータルWEBソリューションを提供したいと考えています。」

すでに「atsuma」というDX型WEBマーケティングパッケージをリリース。5G時代にマッチした「サクっと動画」というサービスも含め、最先端のデジタルマーケティングでさらなる飛躍が期待される。

2021年10月現在、同社の社員数は33名で、男性比率67％、平均年齢は35.5歳だ。風土づくりで重視しているのは、“メリハリ”と“スピード”。

・ムダな作業や会議を減らして全体のスピードを上げる
・判断のスピードを上げる
・クライアントへのレスポンスのスピードを上げる

といったことにこだわり、スピードを上げて仕事に集中して取り組むことで、生産性の向上を目指している。もちろん、残業時間は少ない。
コロナ禍で一部スタッフはリモートワークをしているが、それゆえによりコミュニケーションを大事にしているとも話す。

同社は、組織コンサルティング会社に依頼し社内アンケート調査を試みた。その結果、次のことが明らかとなった。

●「社員の意見・判断を受け入れる組織風土である」Yes　86％
⇒フランクに意見を交わせる風とおしのよい雰囲気がある
●「会社の経営理念や目標を理解している」Yes　86％
⇒社員が同じベクトルを持っている
●「能力が発揮できるポジションが与えられている」Yes　73％
⇒仕事に集中できる環境がある
●「実力のある社員が平等に評価されている」Yes　82％
　「年齢・性別に係らず昇進・昇給のチャンスがある」Yes　86％
⇒平等に評価され、やりがいがある

ちなみに、未経験で入社後、活躍して3年半で役職に昇進したメンバーの月給を12万円昇給させた実績もある。「頑張りや実力を正当に評価したい」と下地氏。

現在、さらなる成長のために「社内改革を断行中」とし、新しいチャレンジもどんどん行っていきたいと言う。

人材育成にも熱心に取り組み、Webに関する知識やスキルの勉強会や社内での発表会等も積極的に行っている。
活躍しているメンバーに共通する要素は、コミュニケーション力や向上心、自己啓発意識の高さ。こうした素質を備えている人材を求めている。
「メリハリがあり、自由と責任があり、アットホームさもあり、やる気次第で処遇も上がるという環境があります。そんな環境に関心がある方はぜひアクセスしてください！」と下地氏は呼びかける。