SGシステム 株式会社
佐川急便を中核とするSGホールディングスグループの情報システム会社。物流×ITのリーディングカンパニーを目指して
【京都】アプリケーションエンジニア~リーダークラス~⾃社内開発/ユーザーSIer【SI第1】
Webアプリケーションの企画・提案、設計~製造・テスト、保守を行っていただけるメンバーを募集いたします!
企業について
物流×ITのリーディングカンパニー。AIやロボティクスも駆使

同社は、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループの情報システム会社だ。

グループのITに関する戦略、構築、運用を一手に担うほか、国内屈指の物流IT企業として、グループ外の会社へもサービスを展開している。
SGシステム株式会社は、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループの情報システム会社だ。だが、単なるグループ内のシステム会社と捉えたら大間違いだ。グループのITに関する戦略、構築、運用を一手に担うほか、国内屈指の物流IT企業として、グループ外の会社へもサービスを展開している。
そもそも、日本の宅配便サービスの品質は世界の中でもトップレベルであり、このサービスを支えるIT技術も極めて高度なもの。この技術をグループ内だけでなく、外部にも積極的に展開し、物流×ITのリーディングカンパニーを目指しているのがSGシステムだ。
グループ企業向けには、1日500万個にもおよぶ荷物の追跡と決済を処理するための基幹システムを開発・運用し、さらに膨大な周辺システムとインフラ基盤の構築、最適化などを担っている。さらに、サービスのさらなる進化や、AIやロボティクスといった最先端技術の研究と実装にも注力している。
「今まではITで効率化を目指しました。これからは業務を劇的に変えていきたいと考えています。そのために2018年にR&D部門も立ち上げました」(代表取締役社長・谷口友彦氏)
例えばAIは、既に膨大な帳票類の処理に活用されている。ロボティクスは、荷物の積み下ろしなど倉庫内の業務の自動化を目指して研究を進めているところだ。1日500万個の荷物に付随して、伝票も500万枚発生する。営業所は全国約400カ所。ある営業所に届いた荷物を別の営業所に届けるわけだが、そのパターンは(400カ所×400カ所)通りの可能性がある。荷物の形状もバラバラで、その条件下でトラックの積載率を最大化させる――このような複雑で膨大な業務を、AIやロボティクスの技術で支援するのだ。テクノロジーで人手を代替し、エラーもなくし、既に社会に欠かせないインフラとなっている物流網を守る。いかに壮大なプロジェクトか、想像がつくだろう。
社会インフラレベルの物流網を有している企業グループは数えるほど。その一つを支えるSGシステムは、間違いなく物流×IT領域でトップレベルの会社と言えるだろう。
扱う荷物は1日500万個。培ったノウハウを横展開。グループ外への売上拡大中

バックオフィス業務の効率化を目指し、AIなどの先端テクノロジーの活用もスタート。

高い技術力を武器に、物流業界だけではなく、他の業界にも影響範囲を広げようとしている。
現在、全売上に対するグループ外企業への売上は5分の1ほど。これを、半々に持っていく――。SGシステムが描く未来図だ。
同社が外部に展開しているサービスは、各種の物流ITソリューションとBPOサービスで、いずれもグループ内で培った資産やノウハウを横展開するサービスだ。物流ITソリューションは、東京スカイツリータウンの館内物流業務や、東京ミッドタウンの物流の一元管理など多数の導入実績がある。また、ある通信販売の事業者には、総合的な物流提案として、ITにプラスしてSGホールディングスのリソースも活用し、ECショップの立ち上げから受注、梱包、発送、受け渡しといった店舗運営の段階までの一連のプロセスを提供している。
BPOは、ITに事務処理や物流などのマンパワーのオペレーションも組み合わせ、一連のバックオフィス業務を引き受けるサービスだ。従来は、佐川急便の事務処理センターや物流網などを活用してきたが、先端テクノロジーによって、人手自体を不要にしてしまおうという試みも行っている。既に深層学習を活用した文字認識などのAI技術をベースに『AI-OCRシステム』を開発し、佐川急便の配送伝票情報入力作業を自動化することで月間約8,400時間の作業短縮に成功している。この『AI-OCRシステム』における手書き数字 (サイズ、重量)の認識精度は 99.995%以上に達しており、その認識精度は人の目より高いという。このシステム開発で培ったAI技術をSGホールディングスグループ各社にも順次展開しており、今後はSGホールディングスグループ全体の様々な業務において人とAIの協働を推進していく考えだ。
バックオフィス業務は、業界を問わず必要とされる。これらの技術と実績を武器に、今後は、外部への展開を加速する。照準を定めている業界の一つが金融だ。合併や事業統合の動きが絶えず、バックオフィス業務を一元化するタイミングを好機とし、提案活動を進めていく。
このような攻めの展開ができるのは、SGシステムの沿革とも関係する。1983年に佐川急便から分社化し、IT専門の会社として歩んできた同社。当初は外部のベンダーを使って、重厚長大型のシステムを構築してきたが、2005年に、複数あった基幹システムの統合とダウンサイジングのプロジェクトが立ち上がった。このとき、パートナーに選ばれたのがフューチャーアーキテクト(以下、フューチャー)だ。若手を中心にSGシステムのメンバーもプロジェクトに参画し、会社全体の技術力も飛躍的に向上した。
フューチャーとは、これが縁で資本提携し、以後、戦略パートナーとして共に物流×ITの施策を進めていくことになる。谷口氏もフューチャー出身だ。フューチャーのITコンサルタントとしてSGシステムの案件に参画し、その後、2016年に社長に就任した。そして先述の通り、2018年度には外販の強化を狙ってR&D部門を新設。研究開発にも、さらに力を入れ始めた。谷口氏のリーダーシップと社内の開発力の向上により、近年は、「佐川急便の関連会社」から、「物流IT企業」へと変貌を遂げている。
グループを挙げてITに注力。人々の生活を便利にする社会貢献度の高い仕事

社内にはR&D部門も設置。AIやロボティクスなどの最新技術も取り入れ、人手不足など、業界が直面する数々の課題の解決に挑む。

培ったノウハウを横展開する形で、グループ外への売上も年々増加中。物流×ITのリーディングカンパニーとして存在感を放っている。
グループ内でのSGシステムの存在感も増すばかりだ。「2019年から新たに始まる3カ年計画では、ホールディングスが重要施策として掲げている4項目のうち、3項目がITに関わるものです」と谷口氏。今やグループの成長の鍵を握る存在になっているのだ。
ユーザーであり、グループの中核企業である佐川急便の営業部門には、SGシステムのメンバーの席が10席設けてある。ユーザーの声をダイレクトに吸い上げながら、スピーディーに開発を進めるためだ。
「『こういうことができないか』という要望があれば、次の日には形にして提示しています。佐川急便の反応もよく、全取締役が集まる席に呼ばれて、若いエンジニアが直接、意見交換することもあります。ユーザーと共に開発に取り組めることは、エンジニア冥利に尽きます。まだ労働集約の部分が多い業態だからこそ、やれる余地は大きく、佐川急便からも『どんどんやれ』と言われています」(谷口氏)
大量の荷物を取り扱うため、日々、大量の"生きたデータ"が蓄積されることも、研究開発の上での大きなアドバンテージとなっている。巨大グループだけに資金も潤沢だ。なによりも、社会インフラである物流を変革することは、人々の生活を便利にし、世の中を良くすることにも直結する。やりがいは十分だ。
グループの期待を背負い、また、物流×ITのリーディングカンパニーとしての地位をますます強固にすべく、SGシステムは新たな仲間を求めている。気鋭の若手はもちろん、ベテランも歓迎だ。
「今の会社でやれることはやり尽くし、最後にもう一度、おもしろい仕事をしたいという方にも、とてもいい会社だと思います」と谷口氏。経験やノウハウを還元するのに十分なフィールドがあり、社内には育て甲斐のある後輩もたくさんいる。
「社会に貢献したい・社会に役立つ何かを成し遂げたいという人が、当社には向いていると思います。SGホールディングスのリソースを使って、社会に価値を提供したい人に来てほしいです」(谷口氏)
今後もアグレッシブな成長を続けていくためには、社内に刺激を与えるような仲間が加わり、より多様性のある組織に変わっていく必要がある。安定した基盤と充実したリソース、そしてIT化の余地がまだたくさんある広大なフィールド。魅力はそろっている。若手、ベテランを問わず、挑戦したい人の参画を待っている。
もっと見るexpand_more社員の声
smsこの企業には、まだ社員の声はありません。
ログインすると社員の声をリクエストすることができます。
企業情報
会社名 |
SGシステム 株式会社 |
業界 |
IT/Web・通信・インターネット系 >
システムインテグレータ・ソフトハウス
商社(卸売)・流通・小売り系 >
物流・運送・倉庫・梱包
|
資本金 |
3億5千万円 |
設立年月 |
1983年02月 |
代表者氏名 |
代表取締役社長 谷口 友彦 |
事業内容 |
●情報システムに関する企画、設計、開発、保守、運用業務 ●労働者派遣事業 ●情報処理機器、事務用機械および工業用機械類の製造、仕入れおよび販売ならびにこれらに付帯する関連製品・消耗品の販売 ●物流事業に関する経営コンサルティング業務 ●広告・宣伝に関する業務 ●物流事業に関する関連機器の販売および賃貸 ●書類・データなどの電子化業務の受託、およびこれらに関連する分析・管理・保管・提供などに関する業務 ●情報処理に関する技術を用いた各種アウトソーシング業務の受託 ●貨物利用運送事業 ●シェアードサービス(総務、人事、経理) ●物流決済事業およびファイナンスサービス ●集金代行業 |
従業員数 |
3303人 |
本社所在地 |
京都府京都市南区上鳥羽角田町25番地 |
{"id":93166,"name":"Webアプリケーションの企画・提案、設計~製造・テスト、保守を行っていただけるメンバーを募集いたします!","clientName":"SGシステム 株式会社"}