100人規模の企業に負けず劣らずの案件獲得!
2016年に「ライズフォース」が誕生し、今日までに売上は初年度の10倍以上伸びている。ただ、売上という数字だけが会社の成長を全て語っているかというと、そうではないと考えている。
ライズフォースが少人数精鋭でここまで成長を遂げているのは、エンジニアである社員の技術力はもちろんのこと、理由は他にもある。
それは「人間性」だ。
エンジニアの責任者であるS部長は、現在同じお客様先で長年要件定義から開発までを任されている。最初はSESとして参画し、次第に技術力が認められ、更に任される業務が増えていき、今に至る。この過程でお客様との信頼関係を着実に築けたのは、信頼の置ける技術力・確かな提案力と、時にユーモアのあるトークで場を和ませている人柄ではないだろうか。
弊社では、エンジニアとしての技術力を身に着けることはもちろん、社会人としての「常識」や、「思いやり」などの人間性豊かな人材に成長していってほしいと考えている。
確かに技術力だけで仕事はできるかもしれない。だが、「あなただから任せたい」とお客様に思わせるエンジニアになるには、技術力だけでは限界があると考えている。それは業務の中でも「コミュニケーション」や「お客様との交渉」など様々なところで「人間性」を見られる場があるからだ。年齢・経験を重ねたときに「仕事はできるが、それだけなら違う人でもできる」と思われないよう、社員一人一人が意識をしていくことが大切だと考えている。
また、ある100人・200人規模の企業が参加するコンペで、案件を受注することができた。その裏では、社員全員で事前に時間をかけ、そのコンペに向けてプレゼンを準備していたという背景があった。
人はどうしても「成功した結果」だけを見てしまいがちだが、その結果には、必ず「努力」が隠れている。そこが重要なのではないだろうか。
こうした努力が総じて、お客様と良好な関係を築けている。まだまだ小さい会社ではあるが、更に事業拡大へと前進していきたい。
▶現在行っている案件(実績も含む)
#Android・iOSのスマートフォンアプリ開発
・カーナビアプリ(日本国内、海外)
・バスナビアプリ
・タクシーナビアプリ
・ドライバーズアプリ(運送用)
#その他 SES事業で行っている案件
・損保会社様向け次期システム構築支援
・公共システム向けテスト支援及びバックオフィス業務
・大手企業様向け内部システム開発支援及びバックオフィス業務
前職で共に働いていたメンバーとともに2016年3月に同社を設立。以後成長を牽引している。
今後どう成長していくのか
「最先端技術を取り入れながら、常に世の中の変化に対応し、技術で社会貢献していきたい」
現在主流になっているAndroid/iOSのアプリ開発がまだ「最先端技術」と呼ばれている頃。アプリ開発ができるエンジニアがまだ限られていたため、今までメインで行っていた組込みの開発から、アプリ開発へ積極的に取り組んでいった。もちろんスキルチェンジとなるのだが、エンジニア達も、将来エンジニアとしての可能性を広げるため、必死で新しい言語の学習に挑戦し、自身の技術として取り込んでいった。
また数年前からは、AIやIoTといった、新しい分野に可能性を求め、取り組む企業が増えている。AIが進み、「人が不要になる社会がくる」と言われている今、私たちの存在意義とは?と考えたときに、AIにはない「感情・新たな想像力」など、人間にしかないものやことはまだあると思う。
私たちも「自分だからこそできること」を見つけ、常に成長していきたい。そして、今目の前にある課題を一つ一つ解決していき、その中で私たちの技術・アイディアを通し、小さなことから大きなことまで、社会の問題解決ができるよう取り組んでいこうと考えている。
仕事と生活を豊かにしていく会社作り
▶ワークライフバランス
働き方改革と言われてから「仕事と生活の調和」を意味するワークライフバランスに着目する企業が増えているのではないだろうか。
弊社でもワークライフバランスを大切にしてほしいという想いがあり、その中でも有給休暇の取得平均率は高く、何より本人が好きなタイミングで取得できることが多い。ひと昔前の世間では「上司が休んでいないと休みづらい」ということがあったが、弊社では有休をあまり取得していないと、逆に心配されることがある。
ここで少し、特に何もない平日の1日を、休暇として優雅に過ごす日を想像してほしい。休暇の使い方は自由だ。気分転換するのも良いし、自身のスキルアップに取り組むのも良い。全てにおいて共通しているのは、普段の仕事とは異なることをすることで刺激が生まれる可能性があることだ。そしてその刺激が思いがけない形で、仕事にも影響を及ぼすこともある。
ライズフォースにとって休暇とは、新しい変化を生むために必要な要素の一つである。だからこそ平日でもいつでも有給休暇を利用してほしい。仕事の成果とは常に仕事に時間を費やすだけではなく、そうではない時間とのバランスが関係してくる。弊社はそのバランスの重要性を理解している。
弊社では普段の残業は基本的に無く、就業時間後10分以内には帰宅する社員がほとんどである。入社して間もない頃は、周囲の退社時間の早さに驚くかもしれない。それは、「残業時間が少ない=楽な仕事をしている」わけではない。「残業時間が少ない=高パフォーマンス」だからであり、そうであることを目指しているからだ。
社員一人一人が、定時で帰れるよう、事前にその日の業務計画を立て、集中して仕事を行っているからこそ、無駄な残業が少ないとも言える。もちろん自分ではどうにもできない事態に対応する為の残業は、仕方がない場合もある。ただし、自身で予測できることについては、しっかりと自己管理していき、無駄な残業には繋がらないように行動している。その結果としてライズフォースは残業が少ないのだ。
仕事も生活も充実したものにするには、就業時間内における「努力」と共に就業時間外における「刺激」があることも大切だと考える。強制的にではなく、積極的に自らの意思で有給休暇を取得できる環境は、いつの時代も大切だと考えられているのは、言うまでもない。
ライズフォースが大切にしていること
それは「助け合い」だ。
弊社の企業理念にもあるが、目の前に問題を抱えている人がいたら、手を差し伸べてほしいという想いの下、決して見捨てず、一緒になって考え、問題解決に導いていけるようなチームが大切だと考えている。
代表自身も常に社員の状況にアンテナを張っている。その時の顔色や話すトーンなどで敏感に感じ取っているのか、そういったときには、個別に社員を呼んで話を聞いている姿を見る。社員同士でも、自主学習でお互いの知識を高め合ったり、エンジニアが採用に加わって様々なアドバイス・提案をするなど、部署を越えて動いている。
助けてもらえる環境ではなく、他人を助けることができる環境があることが重要なのだ。もし部署や立場が明確に分け隔たれていたら、困っている社員を助けるにも助けるチャンスがない。自分の思いもがけない能力を発揮するチャンスかもしれないのに、その可能性さえ失ってしまう。そして自分がちょっと手助けをすれば、ある社員が幸せになるのにそれもできなくなる。チャンスはいろいろと多いに越したことはない。
つまり「助け合い」とは、助けられる人だけではなく助ける人もまた変化を求められる。この相互的な関係が築けることで、両者にとってよい結果をもたらすことができると考える。そしてその良い影響はチームの雰囲気を作り、他の社員に伝染する。個人ではなく、チームとしてのライズフォースが成立するのだ。
一人で仕事を成し遂げられないことを必ずしも恥じる必要はない。周囲が積極的に協力して助け合い、チームで成し遂げることだってある。ライズフォースはそういう雰囲気作りに日々取り組んでいる。
社員の可能性を最大限に活かせる場を一緒に考えていきます
▶本人のスキルを尊重
ライズフォースは何でも屋ではない。かと言って新しいことをやらないわけではない。具体的な仕事を決める際に社員のスキルを考慮した上で決める。例えばエンジニア職で今までAndroid開発しかしてこなかったのに、次案件で急にiOS開発をさせるようなことはしない。もしするとしたら、それは当人の挑戦的な同意があった場合だ。何でもこなすことは、人の思いがけない成長に繋がることもある。そのためには高いパフォーマンスを発揮するためのモチベーション維持が必要となる。モチベーションとは根性でどうにかなるものなのだろうか。弊社はモチベーションを維持させるべく、本人の意思を尊重して仕事を決める努力を怠らない。
▶オフィス内の環境
弊社はビルの最上階にオフィスがあり、最上階のみ天井高がほかのフロアよりも高く、開放的な空間が特徴的である。オフィス内の四隅には音響スピーカーが設置されており、音響設備にも拘っている。社員が各々の業務に専念できるようにと考えた結果である。常にランダムで音楽を流しており、自分で好きなプレイリストも作成可能で、その日のプレイリストで雰囲気が変わるのも面白い。
カフェで仕事をしている風景を思い浮かべてほしい。騒がしすぎると気が散るが、逆に静かすぎると周囲に気を使いすぎることがある。環境音と音楽が程よく調和し、自然とオフィスがリラックスしながら業務ができる場所へと変わる。
更にオフィスのレイアウトも事務側と開発側のオフィスを別室にすることにより、お互いが業務に専念できるようにしている。コロナの感染予防策として、開発室ではソーシャルディスタンスを保つため、左右に1席開くようにして座っている。非常に余裕のある空間で業務ができ、とりわけ指定された席に拘っているわけでもないので、気分転換に空いている席に移動もできる。上司に監視される環境ではなく、自ら意欲的に業務を取り組むことが求められる環境である。
今後も弊社では、「社員にとって働きやすいオフィス作り」を、社員の意見に耳を傾けながら、考えていきたい。