世界最大のクラウド配信プラットフォーム
インターネットが社会にとって欠くことのできないインフラとなり、ウェブトラフィックは世界中で急速に増大の一途をたどっている中、そのインターネットを陰で支えるグローバルIT企業が、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を持つAkamai Technologies, Inc.であり、アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、その日本法人です。
アカマイ・テクノロジーズは、世界130ヵ国以上に高度に分散された約30万台ものサーバプラットフォームとおよそ1,500のネットワークを持つ、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)サービスのリーディングカンパニーです。アカマイのプラットフォームは、ウェブアプリケーションやストリーミングメディアなどの膨大なコンテンツを配信するために最適化されており、個々のデバイス向けにカスタマイズする機能を実現しています。世界のウェブトラフィックの40テラビット/秒のトラフィック(1日当たり2兆のログ)の配信が弊社のプラットフォームで流れていると聞けば、どれほどの影響力と圧倒的な規模を持つ企業であるかが理解いただけるかと思います。
1998年の設立以来、インターネットに求められる高速化や安定化、セキュリティーに対する、根幹的なソリューションと製品を提供し続けており、顧客である世界各国の大手法人はもとより、自身のデバイスで様々なインターネットサービスを利用する一般ユーザーも、同社の技術の恩恵を知らずして受けています。
米アカマイは、ノーベル賞受賞者を多数輩出するマサチューセッツ工科大学(通称:MIT)の応用数学教授トム・レイトン氏らが中心となって設立されました。その背景ゆえ数学理論を武器にした開発サービスで、設立から20年足らずで世界最大手のCDN事業者となることができました。
ハワイ語で「賢い」という意味を持つ「アカマイ」が社名となっているように、Intelligence(知性) と Mathematics(数学)は、常に同社のベースにあるキーワードです。
また、増大し続けるウェブトラフィックに対するソリューションという既存事業に加え、エンタープライズ向けやIoTクロステック向けソリューションという新たな事業領域への拡大を打ち出し、挑戦を共にする人材を広く募集しています。
進化し続けるインターネットに対する提示。アカマイの4つの事業ピラー(柱)とは?
世界各国に高度に分散されたサーバとネットワーク、その最適な配置、リアルタイムでの運用・監視ノウハウなど、アカマイは他が持ちえない多くの優位性を誇ります。インターネットを根幹で支える反面、提供するソリューションや製品、そして会社の知名度は低く、「一般にはほとんど知られていないだろう」と、CEO自らが語るほどです。それゆえ「知られざるネット界の巨人」「誰も知らない巨大企業」等と形容されることも多くあります。しかし、顧客からの信頼は絶大で、日本国内では金融、製造、流通、公共、メディア&エンターテイメント業界を中心に約600社もの顧客企業を持ちます。
現在同社が提供しているのは、次の4つの事業領域での製品とサービスです。
<ウェブ・パフォーマンス>
ウェブサイトやモバイルアプリの配信データのキャッシュと最適化によって、予測できないアクセス集中によるシステム停止を回避し、高速化することでユーザー体験を改善、売り上げ拡大に貢献します。
<メディア・デリバリー>
インターネット動画が動画視聴の主流となりつつある今日、高品質かつ安定した配信でユーザーエンゲージメントの改善を実現します。ゲームコンテンツなど大容量コンテンツのダウンロードや、OSのアップデート、プリンターのドライバー配布などに広く利用されています。
<セキュリティ>
DDoSやウェブの脆弱性を悪用し、ウェブサイトの改ざんや情報漏洩を引き起こす攻撃、不正ログインなどに対する防御を提供します。また、「ゼロトラスト」という概念によるアーキテクチャで、標的型攻撃ソリューションや次世代型リモートアクセスソリューションを提供しています。
この3つの既存事業は同社の柱であり、今後も絶えず成長を追及していく領域です。特にセキュリティは、年35%以上という極めて高い成長率で急伸しており、最近ではチケットの不正買占め問題で注目されたボット管理の分野で圧倒的なシェアを誇っています。
<IoT>
コネクテッドカーや様々なIoTデバイス向けの大規模なソフトウェアアップデートやリアルタイム通信をサポートします。
2018年5月には、三菱UFJフィナンシャル・グループと米Akamaiの共同開発による「決済速度2秒以下、毎秒100万件取引」が可能な決済特化型の新型ブロックチェーンを発表しました。世界規模の高速ネットワーク網と分散コンピューティング技術を持つアカマイだからこそ成し得た開発です。キャッシュレス社会において、アカマイが担う役割はますます大きくなることが想像されます。
プロアクティブかつ即断即決のカルチャー!社員の関係性はフラットでストレスが少ない環境
他社には持ちえない独自のテクノロジーとノウハウにより、インターネット業界において大きな存在感を放つアカマイ・テクノロジーズ。日本法人代表や複数の社員にインタビューでも垣間見えるとおり、限りなくプロアクティブでありエナジーに溢れるカルチャーです。
前述のとおりビッグビジネスを数多く手がける日本法人は現在社員数250名の規模。一人ひとりがいかに高いパフォーマンスを発揮しているかがわかります。グローバルIT企業らしく国境を越えたチーム編成のもとで仕事を進めていくため、語学力のスキルアップにも。求められる英語力のレベルはポジションや職種によって異なりますが、無償での教育サポートが充実しており語学力のブラッシュアップが可能な環境です。語学に限らず様々な学びを深めていける土壌があり、ビジネスパーソンとしても人間としても成長したいという意欲に溢れる社員が多く在籍しています。
また、コミュニケーションが非常に活発で、率直な意見交換と前向きなディスカッションが何よりも重視される風土。
「待っていても仕事は降ってきませんし、誰も何もしてくれません。でも自らがひとたび発信すれば、献身的にサポートしてくれる良き仲間ばかりです」という、社員の言葉も印象的です。
即断即決で進むスピード感と、年齢や社歴は関係ないフラットな関係性も特徴。世界的には大企業でありながら、日本法人はまだまだ皆が顔を見知っている規模ということもあり、ベンチャー企業的な空気感があります。
インテリジェントな雰囲気に溢れる外資系IT企業というと、どこか冷たい印象を持つ方もいるかもしれませんが、そのフラットでストレートなカルチャーゆえ社員間の繋がりは深く、「ボランティア活動が盛んです。以前、奥多摩に木の伐採に行った時、参加者が泥だらけで普段の仕事では見られない顔が見えて楽しかったですね」と、笑顔で話してくれた社員もいます。
また、ジャパンウェルネスチームでは、オンラインヨガやピラティスを実施したり、ハーブセミナー、バスケットボールやテニスなどスポーツ・アクティビティを主催し、社員の心と身体の健康を積極的にサポートしています。
アカマイで働くことで得られる興奮と恩恵をイメージできましたでしょうか?
チャレンジしたいと感じたならば、ぜひ臆さずアクションをとって欲しいです。
多様性と受け入れの精神 - アカマイのダイバーシティ&インクルージョン
「すべての人を受け入れるという アカマイの精神は、考え方の多様性を促し、革新的で協力的な環境作りへとつながっています。」– Co-Founder & CEO、Dr. Tom Leighton
Akamai において多様性はミッションクリティカルな目標であり、エグゼクティブは年間を通じた戦略的目標の達成に向けて、その進捗を明確に示す責任を負っています。すべての人を受け入れるというその精神により、ビジネスを展開するさまざまな地域において、より良い会社、より良いグローバル競合企業、およびより良い企業市民として認められていると確信しています。
また、Women's Forumなど様々な社員リソースグループは アカマイ 全体における多様性および受け入れの精神の啓発に取り組み、多様性を専門とする組織と協力して、人材採用活動の拡大を支援しています。また、多様な人材にプラスをもたらすための、アウトリーチの窓口としての役割を果たし、社員の能力開発を支援してます。
Women’s Forum Japanでは、女性の活躍やキャリア育成のみに限らず、社員の多様性を尊重し、無意識な偏見を無くす事を目標として、啓発トレーニングや、乳がんセミナー、ファイナンス講座等を開催し、多くの男性社員も積極的に参加しています。ワーキングマザーや、ファーザーも活躍しており、それぞれワークライフバランスのとり方など、多様な働き方を推進する為に、情報交換をする機会も多く設けられています。
アカマイでは、さまざまなバックグラウンドと視点を持ち、当社のダイナミックな職場環境の価値を高めてくれる、皆さんのような聡明で想像力豊かな人材を必要としています。
一緒に今日のデジタルライフ、そしてデジタル変革の未来を作りませんか。自分のスキルに合った業務が見つかりましたら、ぜひご応募ください。
オープンでセキュアな環境に優しいインターネットを実現するための取り組み
オープンでセキュアな環境に優しいインターネットを実現するための取り組みにおいて、先導的な役割を果たしています。我々は、従業員、パートナー、調達慣行の多様性を維持し、次世代のテクノロジーイノベーターに対する数学教育やスキル育成を促進し、業界のコミュニティに積極的に利益還元を行っています。
<Akamai Foundation(アカマイ基金)>
数学における卓越と技術革新は、今までも、そしてこれからも、アカマイ の使命の心髄です。アカマイ基金は数学教育の推進、およびテクノロジーの革新に貢献する次世代の優れた人材の育成を目的とし、様々な支援活動を実施しています。
財団および提携するプログラムを通じて、私たちは子供たちに数学の魅力と楽しさを教えることができると信じています。私たちの努力が若い人々を刺激し、彼らが数学を好きになってくれること、そして大学や将来のキャリアで成功を収めてくれることを願っています。
<Danny Lewin Community Care Days (DLCCD)>
アカマイではCo-founderのDanny Lewinの意思を継承し、毎年9月に全社的にボランティアなどを行うDLCCDを開催しています。
食品及び食品を含む様々なアイテムの寄付を募集しているNPOへの支援や、Akamai Foundation(アカマイ基金)が社員の代わりにお金を出して植樹プロジェクトに参加しています。
<アカマイのサステナビリティ>
アカマイは、プラットフォームの効率化、データセンターのパートナーシップ、再生可能なエネルギーの調達を通じて、Co2排出量の削減に取り組んできました。自社による環境への影響を低減するため、二酸化炭素排出量の管理についてサプライチェーンの企業と継続的に深く話し合い、サステナビリティに基づいて製品やパッケージに関して判断するとともに、業界組織と連携して業界のグリーン化やグローバルな変化の促進に取り組んでいます。パフォーマンス、セキュリティ、配信を提供するリーディングプロバイダーとしての責任を自覚し、世界の炭素排出量削減に貢献しています。
CSRチームも定期的にイベントの企画を社員に提供して盛り上げてくれます。