当社の事業展開と経緯について
●事業概要
<位置・空間情報技術で“その場”の価値を最大化する>
というMissionを軸に当社は、
位置情報・動態情報・空間情報技術を使って、
BtoBをメインに、農業などの一次産業から三次産業まで、幅広い領域にソリューションを提供している企業です。
・ソフトウェア
・ハードウェア:スマートデバイスなど
・GPS,センシング技術
を組み合わせ<位置・動き・時間>を見える化・ビッグデータ化・インフラ化し、
働き手不足の解消/業務効率化/安全性の向上,危険察知などの形で「場所」の価値向上に貢献しています。
●沿革
CADシステムを開発するソフトウェア会社に勤めていた
那須と三枝の二人で2000年4月に起業。
設立当初はCADのシステム開発をメイン事業としていました。
位置情報システムに携わり始めたのは、
CADと同様の座標系技術を用いる<GIS(地理情報システム)>との出会いです。
以降、モバイルやデバイスと位置情報の技術の組み合わせに
大きな可能性を感じ、位置情報技術事業へ特化していきました。
スマートフォンがリリースされる前のフィーチャーフォンの時代から
位置情報アプリケーションをリリース。
2002年にフィーチャーフォンとGPSを使ったソリューション
「Mapism(マップイズム)」をリリースするなど
「場所に価値とデータを持たせる」を実現してきました。
スマートフォンの普及により、さらにソリューションの幅は広がり、
現在では、法人向けに
屋外の『iField』、屋内の『iField indoor』をメインに位置情報によるソリューションサービスを提供しています。
iFieldとiField indoorについて
●iFieldについて
ガス、鉄道といったインフラ業界、建設業界、農業などに採用されています。
近年、GPSを使った動態管理やトラッキングサービスは、
物流業などで活用されていますが、
私達のサービスでは、“人”に対する動態・位置・状況把握だけでなく、
スマートフォンやタブレットを組み合わせ、
・レポート機能
・物件や顧客などの管理機能
・チェックイン機能など
ワンストップで提供しているのが特徴です。
位置情報に関連するソリューションがまだ黎明期の頃から、
動態管理だけでなく、総合的な生産性向上という付加価値を提供しています。
●iField indoorについて
2014年に屋外だけでなく、
屋内の業務可視化を実現する新サービスとして「iField indoor」をローンチ。
位置情報を扱う業界としては珍しい
<屋内外を繋ぐソリューション>を提供することで、独自のポジションを獲得しています。
GPSの電波が届かず、位置の把握が難しかった
製造工場、物流倉庫、病院、ショッピング施設からオフィスまで、
施設内での、人、モノ、機材、動き、時間などの「見える化」を実現。
例えばメーカーであれば、機械の稼働情報も含めて、
現場の現実を<定量化><ビジュアライズ>することで、
人や場所という資産の効率的な活用が可能とし、"その場"の生産性向上に貢献しています。
近年では業務効率化への取り組みや、
労働人口減少を見越し、急激に採用が広がっています。
今後はセンサーデータからの行動把握/推定へと繋がり、
スマートファクトリー化や複数のマーケットに向けての
新規サービス展開を予定しています。
さらにゆくゆくは、屋内外をともに
人やモノの動きと生産設備の稼働状況、搬送車両の動線に、
生産計画や原価などの業務データを組み合わせ、分析することで、
これまで把握できなかった、無駄や作業員の行動特性などが見えてきます。
こういったデータを活用することで、
ミスやムダを排除し生産性を高めることが可能です。
今後、人口減少による働き手不足が深刻化することが予測されるため、
日本では、働くひとの一人あたり生産性向上が至上命題となっています。
位置情報は、この生産性向上に向けての基盤データとなるため
さらに需要が高まることになります。
事業フェーズとこれからの拡大に向けて
●事業フェーズに向けて
現在のビジネスモデルとしては自社サービスである
・<iField(屋外向け)>
・<iField indoor(屋内向け)>
それぞれをクライアントに合わせてカスタマイズする、
クライアントワークが9割。
更なるビジネス拡大を目的に、<iField>,<iField indoor>の
SaaS化、ノンカスタマイズでの利用、プラットフォーム化を
目指し、新規サービスを開発しています。
人・モノ・設備などの<位置・動き・時間>、人と人との距離のデータ化など様々な見える化を行い、
「場所の価値を最大化」というユニークネスの高い領域で、社会にアプローチしていきます。
●組織拡大に向けて
市場の拡大という追い風もある中、
今後のチャレンジと組織拡大に向けて、
2019年10月、土台である組織のあり方を見直しました。
ハード面として、組織体制の変更と権限移譲。
ソフト面として、理念・Mission・Vision・Identityの策定並びに再編を実施しました。
組織としての基礎づくりを続けながらも
組織拡大と大きなチャレンジに取り組んでまいります。
【企業理念】
“創る”よろこび、“使う”よろこび
【Vision】
位置・空間情報技術で新しい価値を創り出す企業になる
【Mission】
位置・空間情報技術で“その場”の価値を最大化する
具体的には
・3人でやってたことを2人で、1人で出来るようにする。
1時間かかっていたことを30分、10分で出来るようにする。
・事故やミス、災害被害などを1/nにする。
・その場で感じる“喜び”、“驚き”、“楽しさ”をn倍にする。
【Identity】
・『本物』を目指す
・『ユニーク』であることに誇りを持つ
・常に新しいことに『挑戦』する
・『ユーザー体験』を創る
理念・Mission・Vision・Identityに共感や
意義を見出せる方と共に、新しい局面を楽しんでいきたいと考えています。
マルティスープ 株式会社の社員の声

30代前半
2014年07月入社
・プログラムミングを行うだけではなく、お客様とのや...続きを読む

30代前半
2014年02月入社
・位置情報に対する顧客ニーズも幅広いため、既成概念にと...続きを読む

30代後半
2008年03月入社
・業種問わずさまざまなお客さんの話をきくことができ、世の中の知...続きを読む