イメージナビ株式会社

自社開発の高品質ストックフォトダウンロード販売サイト運営、コンテンツ企画・制作に併せて、WEBサイトやモバイル向けコンテンツ・アプリの企画・開発・運用を事業の柱とするイメージナビ。国境なき大情報交流時代に、お客様のマーケティングコムュ二ケーション活動を強力に推進するパートナーとして、事業展開を行っている。イメージナビは、日本の「元祖IT企業集積地」ともいうべきサッポロ・バレーの地、北海道札幌市で発足した新会社だ。イメージナビの前身は、「素材辞典」のメーカーであったデータクラフト社。1991年創業の同社より、オリジナルブランドとしての地位を確立していた事業の譲渡を受け、2015年4月に設立された。ものづくりのDNAを受け継ぎつつ、更なる進化と発展を目指している。

「いまのビジネスに求められることは、”コミュニケーションをいかに創造的にし、クオリティ高くデザイン設計できるか”であり、それこそがビジネスの勝敗を決すると確信しています」そう語るのは、代表取締役社長である瀧氏。お客様に最適なデバイス上で、分かりやすいビジュアル表現を可能にする「Ｃommunication Ｄesign Ｐlatform」、略して「CDP」を念頭に置き、新しい価値を創造していくという。

イメージナビが運営するサービスサイトは実に多様だ。主力は、簡単で便利な検索機能を実装した高品質のストックイメージダウンロードサイト「imagenavi」。時代・トレンドに適う写真・動画コンテンツを自ら企画、制作、販売も行うコンテンツ界のSPAも行う。そして、デザイナーが必要とする各種アプリケーションやフォント・写真・サウンド・動画など様々なアイテムを販売する「designpocket」。いまや、日本一のフォントサービスサイトに成長。また、先に紹介したロイヤリティーフリーのストックフォトダウンロードサイト「素材辞典.NET」、低価格ながら使い勝手のよい多彩なイメージが利用できる写真素材ダウンロードサイト「YOURSTOCK」。そのどれもが、イメージナビが運営しているオリジナルコレクションであり商品だ。他にはないユニークなラインナップは、市場で高く評価されている。

2016年3月には、北海道の美しい風景をドローンで撮影した動画を販売するサービス「DRONE・HOKKAIDO」を開始。今後も時流を先読みし、お客様が欲する魅力的でオリジナルなビジュアルコンテンツを開発し続ける。

イメージナビの事業の柱は、ストックイメージWEBサイトを運営する「イメージズ事業」と、もう1つ「ソリューション事業」である。ソリューション事業では、イメージズ事業で蓄積したノウハウを元に、クラウドを活用したEコマースサイト、Webサイト、スマートフォン・タブレット向けコンテンツ・アプリケーションなどの企画からデザイン・設計・構築、そして運用に至るまでの一環したサービスを総合的に行っている。さらにキーワードによる画像検索技術、タグを必要としない新しい画像検索技術など、イメージナビが培ってきた技術を駆使し、お客様が求める姿を目に見える形にして提供している。実績や実例を交えて詳しく見ていこう。

Webサイトの構築を行うWebソリューションでは、時代のトレンドや「心を動かす」ビジュアル発信の必要性など、アートセンス以上にマーケティング思考が重要だ。クライアントの要望を的確につかむヒアリングスキルや、用途や戦略に沿った最適なプランの提案力も必要となってくる。また、今後更なる成長分野として広がり続けると予想されるスマートフォンやタブレット端末のコンテンツ制作・アプリ開発でも、同様のスキルが求められる。さらに確かな技術力も必須だ。500万枚を超す大量の素材データを直感的に検索するために独自で開発・構築した検索ソリューションは、同社が自信を持つ技術のひとつ。その検索ソリューション力をいかんなく発揮したのが、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構（JAXA） の「陸域観測技術衛星「だいち」の目でみる世界遺産」だ。キーワード検索機能において、イメージナビのSemantic Search（セマンティックサーチ）の技術を用いている。

このような2つの事業の柱を持つイメージナビは既存のサービス提供と技術力だけに頼らず、「ビジュアルメディア」というビジョンを通し、気持ちが高鳴る社会の仕組みづくりに貢献していくという。しっかりと見据えた未来像に向かい前進し続ける企業、それがイメージナビだ。

WebデザイナーやWebディレクター、ITエンジニアが中心となってビジネスを創出しているイメージナビ。設立から日が浅いものの、前身のデータクラフト社の事業や人材活用ノウハウ、クリエイション力などの「資産」を多く引き継いでいる。新カンパニーでありながら、すでに企業としての基礎力があるというのは新たに加わる人材にとって心強い点だ。その上で、新会社らしいフラットで自由な組織体制を持つイメージナビの社内は活気に満ちている。トレンドに敏感で時代の風を感じられる鋭い感覚と、SEOを中心としたWebマーケティングの考え方、ツールを利用した解析力などに代表されるような論理性。この対極のスキルを自在に操る多才な人材が活躍している。好奇心があり、新たなことに積極的にチャレンジしていきたい者にとっては、非常に魅力的な企業だろう。

より具体的な例を紹介しよう。イメージナビのWebディレクターという仕事は、Webサービスの運用はもちろんのこと、データを分析したうえでの販売促進案の企画、作成、実働スタッフへのディレクションといった、Webプロモーションに対する全般的な総合力が求められる。美的なアート感覚から、マーケティング能力、実行力、分析力など、試される力は多岐に渡る。大きな責任を伴うが、テレビや出版などのマスメディアへの影響力を実感として感じられるだろう。イメージナビは、今後事業のグローバル化を加速させていくという。北の大地から世界に向けて新たなメディアコンテンツを発信していく仕事は、おおいにやりがいを持てると考えられる。

風通しのよい社内の雰囲気だが、教育制度・評価制度、社内行事などはまだまだ発展途上である。逆に言えば、今以上に創造性を発揮できるような企業カルチャーを作り上げるのは、これから仲間に加わっていく新たな人材のパワーにかかっているとも言える。働きやすい会社を探すのではなく、自らで作り出す。そんな挑戦に取り組めるのは、フレッシュなイメージナビならではだ。