ロングランのスマホゲームタイトル5本、新作もリリース!ジャンルに縛られないラインナップが人気
スマホ向けゲームのパブリッシング事業を行う株式会社ブループリント。2015年4月に電通とNTTドコモのジョイントベンチャーである株式会社D2Cからスピンアウトし設立された。
ガラケーからスマホにマーケットが移行する中、D2Cとして事業の多角化を狙い、『ユーザーとダイレクトに向き合うコンシューマー向けサービスを』との目的でゲーム事業部として発足し、よりスピード感を持って市場で勝負するために独立した。
ブループリントが手掛けているゲームは、特にジャンルには縛られていない。2017年8月にはハーレムRPG『ヴィーナスランブル』をリリース予定で、事前登録数はiOSとandroidともにデイリー1位を獲得している。ロングランタイトルは5本、5周年を迎えた戦国RPG『関ヶ原演義』と『疾風幕末演義』『繚乱三国演義』のシリーズ、スクウェア・エニックスと共同開発した恋愛シミュレーションRPG『ロストクルセイド』、NBA公式バスケゲームとして人気の『NBAドリームチーム』といった多種多様なラインナップが並ぶ。
成長を続けるスマホゲーム業界において、ホスピタリティの心を忘れずに、長く楽しんでもらえるような面白いゲームを生み出していきたいと考えている。
デジタルマーケティングを駆使した「運用力」でヒット作を生み出す
ブループリントは、元々がD2Cのイチ事業部だったため、10年、20年とゲームを作り続けてきたメーカーとは少し体制が異なる。そこに、大きな強みがある。
ウェブから派生しており、デジタルマーケティングの観点からユーザーの動きを数値化し、反応を細かく分析することでサービス提供を進めてきた。そこを徹底してやり続けてきたからこそ、この群雄割拠のスマホゲーム市場の中においても長く親しまれるゲームを生み出すことができているといえる。
しかし一方で、今後ブループリントが長く生き残って新しいプロダクト生み続けていくためには、数字ベースで物語を語っていくだけでなく、面白いものを作り世の中に届けるといった気概をもっともっと社内に取り入れていこうという社風も生まれている。
数字の分析に長けた事業寄りのマーケッターと、職人気質を持ち合わせたクリエイター。両者が意見をぶつけ合いながら、ユーザーと向き合う姿勢は変えずに、魅力的なものづくりを目指していく。
新規タイトル、既存タイトルともに好調!一緒に成長していくメンバーを随時募集
同社はこれまで、マーケッターなど事業サイド寄りの社員のみで構成され、開発部隊は社内に置かずアウトソーシングで進めてきた。しかし、2015年の後半には3名のエンジニアが入社し、技術力だけでなくサービス側の経験も豊富なエンジニアのジョインも近々予定されている。
また、開発環境を段階的に本社内に移し、全てのゲームの内製化ができる体制を整えていく方針を固めている。まさに今、ブループリントにおけるゲーム作りの環境が大きく変わり始めたのだ。
「社内で開発できるようにすることで、物理的な距離だけでなくコミュニケーションコストも削減していきます。より『作りたいものを作れる体制』が整っていくでしょう」(渡具知氏)
今後ジョインするエンジニアのメンバーに期待することを、渡具知氏に伺った。
「私はエンジニア出身ではないので、正直なところ開発者にとっての理想の環境がわかりません。だからこそ、組織から一緒に作っていくという気概で来てほしいですね。一人ひとりの力を発揮しやすい環境を整えるためにも、できることは最大限していくつもりです。より良くするためにも、声をどんどん挙げてもらいたいですね」(渡具知氏)
ゲーム業界に身を置く者にとっては、自分たちが手掛けたゲームが多くの人に知られ、実際にたくさんの人に楽しんでもらえることは何よりのモチベーションであり、最高の報酬に違いない。
「だからこそ、少しでも早く次のヒット作を生み出したい。そこにはこだわり続けたいです。そして早く皆で喜びたいですね」(渡具知氏)