代表取締役　簗島　亮次 （Ryoji Yanashima) 慶応義塾大学大学院　政策・メディア研究科を首席で卒業後、グリー株式会社に新卒で入社。 プラットフォーム開発に関連する複数の部門でマネージャーを兼務した後、 2012年12月にフリークアウトに転職。 半年後の2013年6月に、DMP専業の子会社として株式会社インティメート・マージャーを設立し 代表に就任。

同業と比較し自社の強みはどんなところですか？

「データの提供や分析に留まらず、活用まで伴走できること」 インティメート・マージャーは創業から現在までDMP（データマネジメントプラットフォームの略。広告を配信するためのアドテクノロジーの一つ）という領域で事業を行っていますが、最初はアドテクノロジーの領域で、尚且つデータを提供してオーディエンスターゲティングをやるという分野だけで事業を開始しました。 当時、DMP領域で同じような事業を行っている会社は約15社程存在していたのですが、事業開始後は有難いことに当社のシェアがみるみる上昇し、2016年から現在まで、DMPの国内トップシェアを取らせていただいています。 黎明期からDMPに着目し、開発を続けてきた実績は大きな強みです。ただ、同業他社との一番の違いは、データの蓄積や分析にとどまらず、その「活用」による価値創造を目指していることだと考えています。 現在、多くの企業がDX化を掲げてツールの導入や専門チームの結成を進めていますが、形をつくったところで展開が止まってしまうケースが少なくありません。その点、当社が提供するサービスは、分析したデータをどのように活用し、課題解決まで並走し支援しています。 クライアントから「これまでデータを蓄積しているだけだったが、インティメート・マージャーのサービスを導入したことで売上向上につなげられた」と喜びの声をいただくこともあります。人とデータを仲介し、その活路を見いだすという役割においては、競合に負けない会社だと自負しています。

社会貢献へのアプローチについて教えてください

「ビジネスを最適化することで、労働力不足に寄与していく」 最近改めて、労働人口が減少する一方、同じ水準で同じことをできるようにしていくような最適化・効率化が求められているなと感じています。 特に我々の領域であるデータ活用というITの分野において、世界的にも年齢が低い人たちを中心に回っているのに対し、日本でのデジタル系若手人材が不足しているという側面があります。なので、デジタル系人材の育成やスキル習得にも意欲的に取り組んでいかないと、効率化がなされない。 デジタルマーケティングの世界の中でも、色々な企業の話を聞いていると「デジタルで何か新しいトライをしようとしても、デジタルリテラシーが高い人が少ない」という課題や、「社内に全然取り組める人がいない」というようなことが多くあったりします。これほどデジタル化が進んでいるマーケティングの領域でも、全然人が足りておらず、やりたいことができない、人材が不足している点に課題を感じています。 世界的にインターネットの広告予算はずっと伸び続けているのですが、当社の領域であるアドテクノロジーはアメリカが約20％を占めているのに対し、日本が約2%であるという事実があります。 データを簡単に使い、効率的かつシンプルに活用することで、より会社が良くなるような効率化、最適化を支援していくことが、私たちが掲げる「データ活用における革命を起こす」という理念です。 今までも、そしてこれからも、「データ活用における革命を起こし、世の中をより良くしていく」ことに邁進していきます。

インティメート・マージャーに入社する魅力を教えてください

「データや生成ＡＩを活用したニューノーマルな働き方」 データを客観的に捉えてプランを立てる力が鍛えられるほか、専門家としてGoogleやSalesforceといったグローバル企業、業界各社とも協働が可能な点は魅力に感じて頂けると思います。 何より、DMPをはじめとする最先端のサービスの提供は、社会に新たな価値観を示すことにつながります。その影響力の高さにやりがいを感じてくれている社員は多いと思います。 他、まとめると下記3つです。 1.ビジネスの場面で求められる、『データを用いた客観的で再現性のある意思決定の方法を学ぶ』ことができる IMでは「データを見て考えたプランを実行してそれを汎用化して横展開していくということ」を日常的に、毎日のように行なっています。これはIMの社内だけではなく、多くの企業でこれから求められる考え方・スキルになると考えています。 2. データの専門家として異業種のプロフェッショナルな企業に関わることができる 僕らは、GoogleやSalesforceといった、グローバル企業・海外の急成長企業などと日常的に業務で関わっています。そういった企業と受発注ではなくパートナーとしてお付き合いができる点は、自分をアップデートするための良い刺激になるのではと思います。 3.データを軸にした新しいサービスをスピーディに開発し、新しい価値観を作っていくことができる IMでは基盤となるIM-DMP・IM―CDP・IM-CMPを自社開発しています。 僕らのやり方として、今まで解決できていなかった課題を解決するためのサービスや、これまでにない価値観を提供するようなサービスを作っていくことを目指し実行しています。 なので、そういった世の中のニーズからプロダクトを生み出すプロセスに関わっていくことができる点は、自分たちが新たな価値を生み出し、クライアントをはじめ広く社会に貢献している実感を持つことにつながると思います。 最先端な領域を走り続けているので、飽きることなくIT・WEB周りを含めたデータ活用の知識を常にアップデートできると思います。

会社として大切にしている価値観について教えてください

「データドリブンな視点と思考」 業務に取り組むうえで、重要となるのが「データ」に向き合う姿勢です。 結論ありきで考えるのではなく、データをもとに新たな事実を見いだし、改善策を提案していく。それが当社のスタンスであり、クライアントから評価いただいているポイントなんです。 また、「データ活用における革命を起こす」というミッションを実現するため、社員に求める5つのコンピテンシーを設定しています。 ・データを活用したサービスを社内外に発信していく「ポジティブ」な姿勢 ・変化の激しい業界で新分野を開拓する「挑戦」心 ・先入観を持たずにデータと向き合う「素直」さ ・データのプロとしてクライアントと対等に話し合う「プロフェッショナル」 ・トライアルアンドエラーを繰り返して最良の結果を導く「バイタリティ」 こうした価値観に共感し、自分の力を試したいと思われる方にとって、インティメート・マージャーは最適な環境だと思います。

これからの会社に必要な人材や目指す組織像について教えてください

新規事業を生み出す鍵は、社員一人ひとりの個性だと思っています。 アドテクで培った技術を他業界に活用する弊社の新規事業であるX-Tech（クロステック）のように、データ活用は今後幅広い領域への展開が期待されます。新たな分野を開拓していくうえで、さまざまな価値観を持つ社員の存在は欠かせません。 IMでは多様な職歴・バックグラウンドを持つ社員を採用していて、皆それぞれの目線を持って働いています。データとお客様の間に立ち、橋渡しをする存在として、人の心に寄り添う姿勢も大切です。 なので、これから弊社に入社する方には、新しい世代や多領域の知見を武器に、おのおのの人間性を生かしながら活躍してほしいと思います。ゲームチェンジである今を楽しみ、一緒により良い未来を創っていきましょう！