エイディーシーテクノロジー株式会社(以下ADC)を一言で表すなら、「知的財産創出企業」。同社代表の足立氏は、特許事務所を経営する弁理士でもある。200件以上の保有特許を利用した新たなビジネスを展開しようと、平成11年に設立したのがADC社だ。<br />現在、同社の軸となっている事業は、特許の権利を活かして収益に結びつける知的財産コンサルティング事業と、自社で保有する特許を利用して研究開発を行う組み込みシステム開発事業だ。<br /><br />システム開発事業においては、Bluetoothの研究・製品開発を強みとしており、無線化に関わるコンサルティングから製品の研究・開発までを行っている。同社の特徴は、Bluetoothモジュール製品の製造や販売だけでなく、無線技術導入に関するコンサルティングや無線製品を海外に輸出する際の各種認証手続きなど、無線化に関する総合的な知識と技術を擁している点にある。<br />今年4月には、無線技術に関するWebサイト「無線化.com」を立ち上げ、今までの豊富な開発・導入経験に基づいた様々な情報を自社製品や自社システムの無線化を検討している企業に対し提供している。<br /><br />同社において、上記のような組み込み系システム開発事業と並行し、より一層の注力をするのが今回募集を行う知的財産コンサルティング事業である。知的財産コンサルティング事業にビジネスのプロデュースや、人的ネットワーク、幅広い技術・業界知識を得ることができる、エキサイティングな、そして世の中にまだあまり例のない仕事だ。