在籍エンジニアの6割がマネジメントクラス。上流・高度な案件を手掛ける精鋭ぞろいの企業。
株式会社アイティーブレーンは、ITコンサルティング、システム開発、インフラ設計・構築・運用サービスを手がける
2002年設立、創業18年で社員数130名(パートナー含)のエンジニアを抱えるシステムインテグレーターだ。
大手SIerや大手企業(エンドユーザ)を対象に、SAPを中心としたERPコンサルティングおよび技術支援、
業務分析から導入~設計・構築~運用までのサービスを、業種・業態を問わずに提供する。
またオープン系システムの調査分析・要件定義から設計・製造、テスト・保守までにも対応している。
さらにネットワークやサーバ、ストレージ、セキュリティ、災害対策、運用管理/障害保守までを
ワンストップで提供するインフラソリューションサービスも手掛けることで、「IT3分野」を網羅するラインナップをそろえる。
昨今では、拡大するWeb市場や「仮想化」へのニーズに応えるため、
Movable TypeベースのCMSの導入コンサルティング・導入支援・新規Webサイト構築、
「VMware」や「Citrix」など実績ある仮想化基盤ソフトウェアを利用した仮想化支援インテグレーションサービスなどを提供。
常に新しい分野に取り組み続けている。
同社の強みは、金融系等の大規模プロジェクトを数多く手がけ、
高度なマネジメントスキルを身につけたプロジェクトマネージャーが、プロジェクト全体を的確に管理・推進できることだ。
正社員として働くエンジニアのうち、60%以上がリーダー・マネージャーとしてプロジェクトの中核で活躍する
ハイレベルな技術者集団となっており、技術者の平均年齢は36歳だという。
最先端の技術力、提案力、交渉力を兼ね備えた技術陣が、高品質で付加価値の高いソリューションを提案・提供することで、
良質な案件が集まり、社員を成長させるというスパイラルを生んでいる。
やる気のある人にはチャンスを与え、成長を促す
「やる気」のある人に対しては平等に機会を与え、成長を促している同社だが、その背景には社長の思いがある。1951年生まれの伊藤社長は、東京工業大学大学院で機械工学修士課程を修了後、石川島播磨重工業に就職。プラントエンジニア事業担当として、国内外の技術者をまとめビッグプロジェクトを推進する内に、大きな仕事こそが人を育てるという信念を持つようになった。その後、石川島播磨で管理職を目指すことに飽き足らず、何かを創り上げたいとの思いからリクルートに転職。新規事業の立ち上げに携わった。
その後も自分に足りないスキルを身につけるため8社を経験し、50歳でアイティーブレーンを立ち上げた。その旺盛な独立心は、今も多くの若手社員を引き付けている。
自らの意志を持って、これまでのキャリアを歩んできた同氏。その一つひとつのステップで、新しいスキルを身につけ、それが結果的に現在のアイティーブレーンという会社の経営に結びついていると考えている。このように、目標に向かって強い意志を持って進んでいくことが、人生を豊かにすると考えている同氏は、同じように夢を持って同社にやってくるエンジニアに語り続けている。「相談があればいつでも乗る」と。同社では、目標を持って仕事に向き合う人をきちんと評価し、成長させられる大きな仕事を任せるのだ。
自ら求める人にその機会を提供し、積極的に支援する
「自ら求める人にその機会を提供し、積極的に支援する事で付加価値の高いエンジニアを育てる」
これが同社の経営理念としても明確にうたわれている。これに基づき、同社では大手顧客との直接契約や、上流・マネジメント案件など、難易度の高いものをそろえ、社員が成長できるかという観点に立ったアサインを行なっている。超大手企業の担当者と直接やり取りし、チームを管理運営する経験を通じて成長し、将来的にはコンサルタントや起業家として独立することも推奨・支援している。
若手技術者を育てることにも非常に熱心だ。プロジェクトは、複数メンバーによるチーム制を採用し、経験の浅いSEがサブリーダーなどとして入り、リーダーの仕事を間近で見ながら、技術と共に進捗管理などのマネジメント業務を学ぶことができるようになっている。また、OJTの補助的な位置づけとして、社内での研修を行なう。カリキュラムは、現場のプロジェクトマネージャー、上級SEが主体となって作成する実践的なものとなっている。また随時、内容を見直して最新技術情報等のアップデートを行なっている。
「明るく元気で、コミュニケーション力さえあれば、あとは全面的にキャリア構築をサポートする」という同社。エンジニアとしての大きな成長を望み、生涯にわたるスキルを身につけたい人にとっては魅力的な環境が整っているのではないだろうか。