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株式会社ジャパンゲートウェイ

  • 商社(卸売)・流通・小売り系

「そんなお肌で私に勝てるとでもお思い?」美肌一族の影の立役者

企業について

「そんなお肌で私に勝てるとでもお思い?」
ドラッグストアの店頭で、思わず目を留めたくなるようなPOP・パネルでプロモーションをしているコスメ。有名ブランドではないが、「ちょっと気になる」ブランドとして、多くの女性に知られ、実際に購入されている。冒頭のキャッチコピーは、電車内の広告などでも見られるため、男性もご存知かもしれない、「美肌一族」という化粧品ブランドのものだ。




この美肌一族は、オリジナルのシートマスクを1日で65,000枚販売したほか、21のアイテムを発売しているヒットブランド。世界的なパティシエである辻口博啓とのコラボレーションにより、チョコレートの色と香りを楽しめるという、業界初の茶色いシートマスクを発売して以降、全国で話題を集め、そのキャラクターを使った携帯小説の連載にまで発展して、ますます人気を高めている。数多くの女性向け雑誌にもたびたび掲載されている。




美肌一族のヒットを影で演出しているのが、株式会社ジャパンゲートウェイだ。
同社は、化粧品メーカーではなく、また小売業者でもない。大手ドラッグストアとの間に太いパイプを持ち、「売りたい商品」「売れる商品」を知り尽くしている強みを生かして、メーカーの商品開発、販売促進と流通を支援するという独自のビジネススタイルを持つ会社なのだ。

同社は現在、美肌一族を含む8つのコスメブランドを取り扱っている。
ノンシリコンのシャンプーで芸能人にも人気があるという「Play back」、「NUDY AURA」。ハイジュエリーブランドであるLoree Rodkinのデザイナーと女優の叶恭子氏がコラボレーションした基礎化粧品シリーズ「love&hate」。染料を使用せず、安全で高級感のあるマスカラ「DASODA」。中国から伝わる陰陽五行説を取り入れたという自然派ダイエットサプリメント「スリム膳」。青山のカリスマ美容師がプロデュースしたヘアケアシリーズ「a-plus HAIRGRANCE」。水素とマイナス電位を利用した新しいアンチエイジング効果が注目の美容クリーム「AquaAura」だ。




これら8つのブランドに関して、同社は独占販売権を所有している。逆に言うと、同社では、独占販売権を取れるものだけを扱うことを基本としている。なぜなら、複数社が販売すると、値引き競争に巻き込まれてしまい、結果的にブランドの価値を下げることになるから。優れた商品を生み出す中小コスメメーカーを支援し、「本当に良いものを消費者に届けたい」という思いから、同社はこのビジネススタイルを築き上げたのだ。




中小規模でも高い技術力を持ち、良い商品を出しているメーカーは数多くあるが、それらの会社は高い広告費をかけられないケースも多い。しかし、本当に良い商品であれば、店頭でのキャンペーンや雑誌広告を通して息の長いPRを行なうことで市場に受け入れられる。そこで、同社はこれらの中小メーカーに特化し、自社の強みを生かして、販売のプロモーションを行なっているのだ。




同社の強みとは、東急ハンズ、PLAZA、マツモトキヨシ、HAC、セイジョー、スギ薬局など、全国1万店舗との取引実績を通して小売店のニーズを熟知しており、それを商品の企画に生かせること。営業担当者は、毎週月曜日には、各メーカーとの商品企画・PR戦略会議を行なっている。翌日以降は、全国の小売店に出張し、バイヤーや店長を集めて商品勉強会を開く。そこで商品の情報や販促品を提供し、同時に販売増加のために必要な事柄などの要望をヒアリングして、東京に戻ってくる。東京では、新たな企画書や、小売店から要望のあった販促品を用意。このサイクルを繰り返すことで、短いタイムラグでメーカーと小売店の間を取り持ち、ヒットを生む土台を作っているのだ。




また、「Health&Beauty FAIR」というビューティーイベントを開催することもある。女性タレントや有名スタイリストなどが出演し、ステージの上で商品のプロモーションを行うもので、反響も大きいという。




「美肌一族」の成功による売上は、初年度(2007年)に6億円、2期目(2008年)には20億円。このブランドを育て上げた実績は、多くのメーカーから高く評価されており、その後も新ブランドの展開が次々にスタートしているという。




商品企画・PR戦略・販売ルートの確保と、同社が得意とする領域をフルに生かすことで、同社は急激に成長しているのだ。






同社のオフィスは、六本木にある。内装はとてもおしゃれな雰囲気だ。グアムへの社員旅行、富士登山など、業務を離れたイベントも開催されており、アットホームな感じもある。




仕事においては、一人ひとりがプロ意識を持って取り組んでおり、たとえ新入社員でも受身の姿勢では難しいという。もちろん、仕事は教えてもらえるが、入社後は、積極的に仕事を取りに行くぐらいであってほしい。逆に言えば、自分次第で何でも実現できる環境で、キャリアパスも多彩だという。




同社の今後の成長は、顧客であるメーカーや小売店からも強く期待されている。そんな現場で働くことで、あなたの実力も大きく伸びることだろう。是非、チャレンジ精神を持って同社の門を叩いてみてほしい。

企業情報

会社名

株式会社ジャパンゲートウェイ

業界

商社(卸売)・流通・小売り系 > 総合商社・専門商社

商社(卸売)・流通・小売り系 > その他商社・流通・小売系

資本金

300万円

売上(3年分)

2008519億8200万円

200755億2000万円

設立年月

2006年11月

代表者氏名

代表取締役 堀井昭一

事業内容

化粧品・雑貨・食料品・酒類・清涼飲料水
キャラクター商品・ビデオDVD/CD・出版物・医療品
医療部外品・衛生用品などの企画・販売及び輸出入

各種イベントの企画及び広告出版物の企画制作及び販売業務
出版物・印刷物・映像物の企画、製作、販売及び輸出入

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

22人

本社住所

東京都 港区六本木5-18-18 シュアラスタービル2F

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