レプラホーン株式会社

レプラホーン株式会社は、ITとクリエイティブを追求するベンチャー企業だ。設立は2007年12月。代表の梅山 弘之氏が、池袋にて、個人事業主として独立して始めた会社だが、その後受注が増え、案件も大型化していったため、徐々に社員を採用し、現在の形になった。2009年5月現在、社員の数は10名の少数精鋭である。

事業内容は、システム（Web、モバイル、iPhoneアプリ、業務アプリなど）の企画、コンサルティングからデザイン、開発、構築、運用保守までと幅広く、トータルで技術提供を行っている。現在は受託による開発を中心に行っているが、パッケージ展開も行っており、今後はパッケージのラインナップを増やしながら、顧客に真に満足してもらえるシステム作りを行っていく予定だ。

同社のメンバーは、サーバ、データベース、プラットフォームともに、標準的なベンダー各社の草創期の製品から扱っている。このため、技術には確固たる自信とこだわりを持っており、実績も数多い。開発言語についても、Java、PHP、Ajax、ASP／ASP.NET VBScript／VB.NET／C#.NETなどにおいて、小規模から大規模システムまで対応してきた。

開発実績のあるシステムを紹介すると、転職サイト構築・エンハンス開発、ホテル向け業務システム開発、印刷会社向けポイントカード業務システム開発、人材企業向け公式サイト構築、自動車部品メーカ向け業務システム、コミュニティサイト構築など、各業界で幅広い実績がある。

中でも、ポイント管理システムは、FeliCaとハードウェアの連携システムを利用した独自ASPシステム「TAMAYO」として、多くの顧客に利用されている。また、ホテル向け業務システム「コンシェルジュ」もパッケージ化され、27の施設にて稼動している。このほか、病院予約案内システム、営業支援システムなど、多様なパッケージで顧客の横展開を図っている。

また、複数のECサイトが集まったショッピングモールとSNSを組み合わせたユニークなサイトを手がけた実績もある。さらには、iPhoneアプリ、携帯向けSNSサイト、転職サイト構築なども行い、幅広いノウハウを蓄積している。

同社が事業における信念としていることは、「顧客中心のシステムを考える」ということだ。今は、ITバブルの頃とは違って、納めたシステムに満足してもらって初めて報酬が得られ、それができる開発者だけが生き残れる時代。同社では、Webを用いた新しいビジネスモデルを立ち上げようとしている顧客に対し、サイトを制作した上できちんと効果を分析し、それを基に業務効率を上げるための業務システムを構築し、再び効果を検証するというPDCAをまわすことで、多くのリピート顧客を獲得している。

「お客さまのビジネスの成功という目標に対して、本当の意味でのお手伝いをするために、常に最新技術を習得して、顧客視点でのシステムを構築したい」という同社。

今後、さらに会社を成長させていくために、人材の採用と育成に力を入れていくという。未経験者の採用も積極的に行っており、新しいスタッフの意見や能力を活用して、新しい事業に結び付けていきたい考えだ。

「技術をとことん追求する、“おたく”になれる人に来てほしい」と同社の採用担当者は言う。確かな技術をベースに、メンバーのアイデア次第でどちらの方向に進むのか変えていける可能性があるのだから、今後の同社の可能性は、無限大と言える。それだけに同社では、アイデアを発揮して創ってみたいものがある、クリエイターになりたいという人を歓迎する。

平均年齢32歳と若いメンバーが集まる同社。社員の誕生日にはみんなでケーキを用意してお祝いするなど、仲間の喜びを共有できる社風だという。また、クリエイターを目指して真剣に仕事に取り組む人が集まっているようだ。一体感を持ってビジネスに取り組んでいる同社でなら、開発だけでなく、みんなで会社を創っていく面白さも味わえるはずだ。

同社の想いに共感し、これからITやクリエイティブの世界でアイデアを発揮したり、技術を身に付けたい人に、ぜひ挑戦してほしい企業だ。