2018年に株式会社ファンリードが太陽HDグループへ参画した背景や目的を教えてください
当時、太陽ホールディングスは事業の多角化を進める一方、IT面では大きな課題を抱えていました。生産管理等の社内システムには構築から20年ほど経過したものもあり、情報システム部門も慢性的な人手不足。基幹システムの刷新やペーパーレス化等、ITで解決すべき課題が山積していました。 一方で、太陽ホールディングスにとってIT人材の採用は難しく、こうした課題に対応できるメンバーが十分にいない状況でした。そこで、山積するIT課題を一気に進めるため、参画してくれるIT企業を募りました。そうした背景から、現在のファンリードの母体となる会社が2018年に太陽HDグループへ参画しました。 その後、事業譲受やグループ会社との合併を経て、2020年に現在の「株式会社ファンリード」へ社名を変更し、現在の体制へと発展してきました。現在では、太陽HDグループ各社のDX推進を担っています。
参画後、事業や組織にはどのような変化やシナジーが生まれましたか
一番大きいのは、エンジニアの仕事の幅が広がったことです。 SESでは、様々なお客様や技術に触れながら経験を広げることができます。一方、太陽HDグループの仕事では、事業や業務フローを深く理解し、ITに詳しくない現場の方から直接課題を聞いて、どう解決するかを考える必要があります。上流工程だけでなく、その前段から関わる機会も増えました。 また、グループ内だからこそ、工場の課題や業務を共有しやすく、重要な場面にも立ち会えます。ユーザーの声を直接聞きながら仕事ができることも、大きな変化です。太陽HDグループで顧客に近い仕事の良さを知ったことで、他のお客様の案件でも、より顧客に近い商流を目指す動きが加速しました。 全員が太陽HDグループの仕事をするわけではありませんが、エンジニアにとって選べるキャリアの幅は広がったと思います。
3~5年後、「ファンリードといえば○○」と認識されるとしたら、どんな会社になっていたいですか
製造業のDXといえば、まず名前が挙がるIT企業。そんな存在になりたいですね。 製造業では、労働人口の減少で採用が難しくなり、事業の継続そのものが課題になっている企業も少なくありません。少ない人数でも業務を回せるようにする、一部のベテランにしかできなかった仕事を誰もができるようにする、限られた人しか知らなかった知識を共有できるようにする。こうした課題の解決に、ITは大きな力を発揮します。 私達は、製薬や化学等の多様な製造現場を持つ太陽HDグループを「実験場」と捉えてきました。そこで生まれた課題解決の仕組みは、グループ内にとどまらず、他の製造業や異なる業種にも展開できるものです。目指しているのは、業務効率化にとどまりません。ITを通じて新しい価値や事業を生み出し、お客様の事業成長に繋げていく。その後押しができる存在になっていきたいです。
経営や組織づくりにおいて、特に大切にしていることは何ですか
大切にしているのは、現場主義と顧客視点です。 お客様やユーザーが何を求めているのかを理解し、本当に解決すべき課題は何かを腹に落としてから仕事を進める。これは、私自身が経営に携わる前から、お客様の近くで課題解決に取り組んできた経験に根ざしています。扱うものは会計やファイナンスからITに変わりましたが、相手の課題を捉え、解決に繋げるという本質は変わりません。 組織づくりでは、自主自律と程よい協働性を大切にしています。一人ひとりが自分のやりたいことを持ちながら、必要な時には周囲を巻き込み、チームで成果を出す。トップダウンで一方的に決めるのではなく、面談を重ねながら意見を擦り合わせていきます。 当社は複数の会社が一つになり、国籍もバックグラウンドも様々なメンバーが集まる組織です。考え方が違うからこそ、いくつもの選択肢を比べながら、より良い答えを選べる。それを強みにしていきたいです。
どのような方に仲間になってほしいですか。あわせて、Greenをご覧の求職者へメッセージをお願いします
ITが本当に好きで、自分から動ける主体性があり、新しいことにどんどんチャレンジしたい。この三つを持つ方と一緒に働きたいですね。 東京では上流へ挑戦したい方を、名古屋・大阪では地元で腰を据えて力を付けたい方を歓迎しています。共通して必要なのは、ものづくりが好きだという気持ちです。システムやアプリの開発も、私達にとってはものづくりの一つ。AIが開発工程に入ってくるほど、お客様の課題を理解し、何をつくるべきかを考える上流の力は重要になります。技術だけでなく、顧客や事業に踏み込んで価値をつくりたい方には、面白い環境だと思います。 そして、日本で伸びていく産業は限られています。その中で製造業は、世界と渡り合える数少ない領域です。そこにITで関わり、自分の手掛けたものが世界で使われていく。そんな面白さを、一緒に感じてほしいです。
