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株式会社プリメディカ

  • サービス系

“予防医療”から“ベストコンディションの提供”へ!

自社サービス製品あり
シェアトップクラス
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社プリメディカは、予防医療としての検査サービスを手掛けている企業である。
同社が開発・提供している検査サービスは、次のとおりだ。

●LOX-index®(ロックス・インデックス):脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査
脳梗塞や心筋梗塞は、血管の壁の内側に悪玉コレステロールなどの脂質が取り込まれ、慢性的な炎症や動脈硬化を起こすことで発症する。「LOX-index®」は、血液中で酸化した超悪玉コレステロール“酸化変性LDL(LAB)”と、それを血管の壁に取り込み動脈硬化を進ませる“LOX-1”というたんぱく質の2項目を測定し、将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症危険度を評価している。

この検査は、国立循環器病研究センター主導で実施された国内の約2,500名を対象とした約11年間の追跡調査(国立循環器病研究センターによる「吹田スタディ」)の研究成果を基に開発された。同社は、2012年に同センターと開発した最新の「LOX-index®」を健診・人間ドックのオプション検査として全国の医療機関に導入。採用医療機関数は3,000施設以上に上り、2025年度には累計受検者数も100万人を突破している。

●Flora Scan®(フローラスキャン):腸内フローラ検査サービス
ヒトの腸内に棲みついている2,000種類以上の腸内細菌叢(腸内フローラ)は、健康とのかかわりについて、近年様々な研究が進められています。「Flora Scan®」は、これに着目した京都府立医科大学、摂南大学、プリメディカの三者が国内有数規模の日本人腸内細菌叢データベースを用いて開発した検査サービス。日本人特有の腸内フローラの特徴を表す指標「エンテロタイプ」を判定するとともに、疾患との関連性を評価する。

ここから、2~12歳向けのこどもおなか検査「うんちぇっく®」も派生的に開発(特許申請中)。「うんこドリル(株式会社文響社)」とのコラボレーションにより、子供が楽しみながら自分の体や食生活について学べる冊子も付いている。

●ココシル:メンタルストレス尿検査
過度なメンタルストレスが生じると、尿中のバイオピリンという物質が増加する。「ココシル」は、このバイオピリンを測定することでメンタルストレスの数値を客観的に評価する。
受検者には、オンラインカウンセリングやマインドフルネスサロン、AIジャーナリングアプリの利用特典も提供している。

以上のサービスは、いずれも健康診断のオプション(自由診療)として、全国の4,800施設以上の医療機関を通じて提供している点が特徴だ。この“B to D to C”モデルの強みについて、代表取締役社長兼CEOの田中友英氏は次のように説明する。
「当社はエビデンスを重視するドクターに採用されることで信頼性が高められる強みがあります」

こうしたチャネルとしての強みに着目した業界他社の要請を受け、軽度認知障害(MCI)早期発見の血液検査や、すい臓がんや大腸がんのリスク検査といったサービスもエビデンス等の観点から厳選の上、取り扱っている。
さらに、自社ラボを活用しての大学や医療機関の臨床研究支援や、食品・素材メーカーの商品開発における機能性評価試験なども受託している。

同社は、2010年7月、ノーリツ鋼機株式会社の子会社となるNKメディコ株式会社として設立された。主に写真現像機を手掛けていたノーリツ鋼機が、新規事業領域として予防医療に可能性を見出したことによる(2021年に現社名に変更、2024年にメディパルホールディングスグループ入り)。
その後、国立循環器病研究センターの「吹田スタディ」に着目して2012年に「LOX-index®」を開発。今日までの主力サービスとして改善を続けるとともに、取り扱う医療機関を広げてきた。受検者は累計100万人を突破している。

2021年には「Flora Scan®」、2024年には「ココシル」の提供をスタートし、ラインナップを広げる。
そして、2026年4月、田中氏が3代目の代表取締役社長CEOに就任するとともに、MVVを一新して新たなフェーズに突入したところだ。

●Mission:科学で予防医療を革新し、誰もが持つ可能性を最大化させる
●Vision:人類の潜在能力を覚醒させ、イノベーションを連鎖させる世界をつくる

これらに込めた想いについて、田中氏は次のように語る。
「予防医療は、検査をした後に行動変容を起こすことで初めて完成すると思います。特に若年層に対しては、『病気が怖いから予防医療にお金を払う』という動機形成は刺さりにくいでしょう。そこで、『何となく今日の体調は良くない』といった状態も解消し、本人にとってベストなパフォーマンスを発揮できる状態を毎日提供することが究極の価値提供ではないかと考えています。これまで当社は予防医療としての検査サービスを提供してきましたが、これからの更なる挑戦として、全ての人が最高のコンディションで活躍できるためのサービスにも広げていきたいと考えています」

こうした取り組みの一環として、すでにプロ野球チームに対し、選手の腸内環境づくりをサポートしてコンディションを最大化するプロジェクトを進めています。また健康データをアプリ上で集約し、自分自身の状態を可視化することで、生活習慣の改善につなげる取り組みにも着手している。さらに、若年層を対象に一人ひとりの健康状態に応じた保健指導を行うことで、将来の健康づくりを支援する取り組みも進めている。
もちろん、基軸となるのは「LOX-index®」「Flora Scan®」等の検査サービスに加え、通常の健康診断データを活用した新しい取組、そこから受検者の行動変容に繋げる方向でサービスを拡充していく。

こうした戦略で、同社は年間1,000万人の受検者を獲得することを当面の目標に掲げている。
「日本の健康づくりのインフラとして認識されることを目指しています」と田中氏は力を込める。

なお、同社は同業他社とともに「ヘルスケア検査サービス推進機構」の設立(2025年7月)にも関わり(同社COOが副理事長に就任)、業界自主ガイドラインや第三者認証制度の運用などを通じて、業界全体の健全な発展にも貢献していく構えだ。

2026年7月現在、同社の社員数は72名で、男女比はおおむね同程度で、平均年齢36歳という組織だ。その組織風土づくりの基盤となっているのが、次の3項目のValuesである。

●Values
01挑戦し続けて創造する:情熱を持ち、挑戦をやめず、新しい価値を創造する。
失敗を恐れず一歩を踏み出し科学の力を社会に実装するという手段を通じて価値を創造する。
02社会を共振させる:公共心を持って社会的価値の高い挑戦を続け、理念や目的を社員同士で共有し、その力を外へと広げていく。
03持続的な価値を提供する:短期的な成果にとどまらず、長期的な視点で、科学的根拠に裏づけられた価値を、社会に提供し続ける。


これらは、MissionやVisionとともにカルチャーブックにまとめて社員に配布したり、ワークショップを開いて理解や浸透を促進している。
「その上で、会議など日常業務の場における判断基準とするなど、意識的に活用して定着を図っています」(田中氏)。
また、人事評価においてもValuesを取り入れている。同社ではMBOを導入しており、半期ごとにValuesを体現する“ムーンショット”と呼ばれる極めて高い目標を一つと、それ以外の目標を1~2つ設定。定期的な1on1で状況を確認するとともに、成長を促進するマネジメントが行われている(評価は年1回)。

人材育成としては、定型的な研修制度だけに頼るのではなく、「できるだけ外部との接触を通じて最新のトレンドを吸収する機会を積極的に後押しするなどのOJTをベースにしている」と田中氏は話す。その上で、セミナー受講や資格取得など自己啓発を支援する制度も整えている。

働き方については、オフィス勤務やリモート勤務を柔軟に組み合わせることができ、社員一人ひとりが成果を出しやすい働き方を選択している。現在は、東京・田町の本社オフィスのほか、東京・四ツ谷および大阪・摂南大学内に設けたラボの3拠点に分かれて業務を行っているが、「会議などがあれば出社するというメンバーが非常に多く、常に半数程度は出社している」と人事部長の糸山望氏は話す。なお、本社オフィスは2026年7月に移転し、社員がより集中して働き、労働生産性が高まるような環境づくりにも取り組んでいる。

社員全員が集まる機会としては、年2回のキックオフがある。「そのほか、部門間を繋いでナレッジを共有するような全社イベントも検討している」と糸山氏は話す。

同社の人事ポリシーは、【熱意を持って想像し、創造する】というもの。この考えに共感し、主体的に学び、挑戦し続ける姿勢を持つ人材を求めている。
「一緒に、予防医療を通じて面白い世界を創っていきましょう!」と田中氏は呼び掛ける。

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インタビュー

株式会社プリメディカのインタビュー写真
代表取締役社長CEO 田中 友英氏

── ご略歴を教えてください。

2005年に大学を卒業後、社会インフラを創る仕事に惹かれて大手デベロッパーに入社しました。財務や経営企画に9年ほど携わる中で、キャリアの先がある程度見えて、経済的な基盤だけではなく、自分自身の市場価値を高めたいという思いから投資ファンドに転じました。
そこでは、5年ほど事業承継や大企業の事業再編に関する面白い案件を手掛けましたが、仕組みが完成されていたので、「自分独自の価値とは何か」という疑問が残りました。
そうした中、2017年に国のオープンイノベーションを推進すべく設立された機構を知り、転職します。半導体や車載用バッテリーなどの国の産業戦略に関わ... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社プリメディカ

業界

サービス系 > 医療・福祉・介護サービス

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり、シェアトップクラス
代表者氏名

田中 友英

事業内容

・予防医療事業
・最先端医療技術の研究開発事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

92人

本社住所

東京都港区芝5丁目26番20号 建築会館 7F

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