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オーガイホールディングス株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

デジタルデンチャーと医療MaaSで、通えない人へ歯科医療を届ける。地域医療の未来を変える挑戦を、仲間と共に進めるスタートアップです。

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

急速な高齢化に伴う医療需要の拡大と医療従事者の不足等により、従来の医療制度を維持することが困難となりつつある昨今、社会全体で予防医療の重要性が共有され始めている。その一方では、近年の研究によって歯周病がガン等の重大疾病や認知症のリスクを引き上げていることが明らかにされ、予防医療において口腔医療が果たす役割の大きさが認識されるようになってきた。

こういった背景の下、ITやAI等のテクノロジーを活用し、誰もが適切な医療にアクセスできる社会インフラの構築を目指して誕生したのが、大阪府堺市に本社を構えるオーガイホールディングス株式会社だ。2025年5月に設立されたばかりのスタートアップだが、常識を覆す先進的な取り組みで、設立以前から歯科医療業界、各種メディアの高い注目を浴びてきた。現在(2026年7月)は、デジタルデンチャー、歯科医療MaaS、口腔DXプラットフォームの3本柱で事業を展開している。

まず、収益の柱となっているのがデジタルデンチャー『Cloud Fit』である。デンチャーとは入れ歯(義歯)のことであり、デジタルデンチャーは、3DスキャナーやCAD/CAM、3Dプリンター等のデジタル技術を活用した入れ歯の製作手法を指す。欧米発祥の技術を、顧問・山崎史晃氏(歯学博士・有床義歯学会 会長)が改良した技術をベースに、これまで完成まで2カ月を要していた入れ歯製作を最短で1日にまで短縮し、審美性と快適性を両立するほか、コスト面では約2分の1という低価格を実現。自費診療ながらも、歯科医や自社サイト、クラウドファンディング等のチャネルを通じてオーダーが相次いでいる状況だ。

また、メディアでも度々取り上げられ同社の知名度を押し上げる役割を果たしてきたのが、歯科医療MaaS『O-Gai』だ。歯科診療設備と3Dスキャナーやプリンター等のデジタル機器を搭載した車両を活用し、現場のスタッフ(歯科医師・歯科衛生士)と遠隔のラボ(歯科技工士)をクラウドで繋ぐことで、場所を問わず高度な歯科健診や入れ歯の即時製作を可能にした移動型歯科クリニックだ。無歯科医地域の自治体や健康経営に取り組む企業からのオーダーに対応するほか、大阪・中之島での都市型医療MaaS展開、岡山県津山市での医療ツーリズムの検証等、新たな医療提供モデルの実証実験を各地で行っているところだ。

三つ目の柱である口腔DXプラットフォームは、歯科業界の構造的課題を解決するソリューションを提供する事業だ。AIを活用して介護施設や訪問歯科の現場と多職種間で情報共有し、高齢者の口腔ケアの質向上と業務効率化を図る口腔衛生管理システム『オクチミル』、設備投資が困難な個人ラボ(歯科技工士)を対象としたデジタルデンチャープラットフォーム、遊休設備のマッチングサービス『ラクミル』、さらに資格を持ちながらも現場を離れている潜在的な歯科衛生士を過疎地域に派遣する人材マッチング『旅する歯科衛生士』等、持続可能な医療エコシステムの構築を目指したプロジェクトが次々とスタートしている。

代表取締役 野田真一氏は事業への思いを次のように語っている。
「私はマーケットを独り占めしたいわけではありません。デジタルデンチャープラットフォームを展開するのも、歯科技工士業界を活性化させたいという思いがあるからです。当社は先進的な設備と腕の良い技工士により、ドクターにも患者さんにも満足していただける仕組みを実現しました。この仕組みを社会全体に広げたいと考えています」

野田氏は歯科技工士の父親に男手一つで育てられ、自身も歯科技工士を志して専門学校へ通った経験がある。しかし、懸命に勉強し優秀な成績を納める野田氏の姿に感心した教員から、他業種への道を勧められて進路を変更。未経験のIT業界に転身し、23歳の時に株式会社フィールトラストを設立。自社開発したクラウドPBXで大手通信会社と協業する等、大きな成功を収めた。

転機となったのは自社の技術を導入している技工所を視察訪問した事だった。そこで作っていたのは、入れ歯ではなくクラウン(被せ物)等比較的小さな人工歯のデザイン(設計)だが、日本とモンゴルの拠点同士をリモートで繋ぎシームレスに作業をしている現場を見て、「これなら小規模な個人の歯科技工所でもデジタル化が可能になる」と直感。それが自社をハブとして個人ラボとデジタル技術を共有するシェアリングエコノミー構想の出発点となった。

当初野田氏が構想したのは、視察した技工所と同様、クラウン等を製作するラボだ。しかし事業化を進める中で出会ったのが、日本のデジタルデンチャーの第一人者であり、海外でもインストラクターを務めるほどの技術を持つ山崎氏だ。その山崎氏から3Dプリンターで精密な入れ歯を製作する技術を知った野田氏は、大きな衝撃を受けて計画を変更。入れ歯専門のラボ『デンスマイルラボ』を開設するに至ったのである。

「10年間、病気の影響で歯を失っていた父親に製作第1号となる入れ歯をプレゼントすると、その日のうちに硬いせんべいを食べられるまでに回復し、その後は家族と食事を楽しめるようになりました」(野田氏)。

次に転換点となったのが、共同代表を務める長縄拓哉氏との出会いである。長縄氏との出会いは、デンスマイルラボ開業前にさかのぼる。歯科医療のデジタル化や義歯製作の可能性について意見を交わす中で、野田はデジタルデンチャーが持つ社会的な可能性を強く感じるようになった。

その後、2024年1月に発生した能登半島地震を受け、被災地で入れ歯を失った人々への支援を検討する中で、移動型医療車両、医療MaaSの存在を知る。医科領域における先進事例を視察し、それを参考にしながらキャンピングカーを活用した歯科医療MaaS『O-Gai』を構想。デジタル技術による義歯製作と、患者のもとへ直接赴く移動型歯科医療を掛け合わせることで、適切な歯科医療を受けられずに困っている人々や医療過疎地を支える事業の骨格が形づくられていった。

それはまた、野田氏が歯科医療の領域に起業家人生を懸ける覚悟を固めた背景にもなった。新会社オーガイホールディングスを設立し、それまでフィールトラストの一事業として行っていたこれらの事業を移管。さらに18年間をかけて安定企業に育てたフィールトラストをあえて新会社の傘下に入れることで、自身の本気度を外部に示した。

新会社設立に当たってホールディングスという形態を採った背景には、全国の同業者をグループに巻き込み、共に新しい歯科インフラを構築したいという思いがあった。そのため、全国の個人ラボをグループに加え、歯科技工士の努力が報われるエコシステムを構築する取り組みも始めている。

「目指しているのは誰も取り残されない医療の実現です。そのために従来の常識を変える新しい歯科インフラの構築を進めているところです」(野田氏)。

“O-Gai(オーガイ)”という社名やサービス名は、戦時中に負傷者をリヤカーで運んだとされる軍医・森鴎外と重ねたもので、歯科医療業界全体を牽引していくという野田氏の強い使命感が込められている。

「Oはオーラル(口腔)、Gはジェネラル(全身)を意味しており、間をハイフンで繋ぐことで『口腔が全身を牽引していく』というビジョンを表現しました。これからは歯科の時代であるという旗揚げであり、我々が医療を変えていくという決意の表れです」(野田氏)。

不退転の覚悟を決めた野田氏の下には、そのビジョンに共感した各分野の第一人者が集まるとともに、経営陣やパートナーの思いを強く結束させる結果も生み出した。自発的に出資する申し出も続出し、設立関係者とパワーパートナーと呼ばれるアンバサダーだけで5,100万円もの資金を調達し、今後、エンジェル投資家やVC(ベンチャーキャピタル)からの資金調達も見据えた、盤石な経営体制が築かれている。

現在の課題は、これから次々と本格化するプロジェクトを牽引する野田氏の右腕となる人材の育成である。

同社では現在、デジタルデンチャーや歯科医療MaaSに加え、口腔衛生管理システム『オクチミル』や、潜在的な歯科衛生士を過疎地へ派遣する『旅する歯科衛生士』等、複数の新規事業が同時並行で急速に立ち上がっているが、企業や行政との折衝を含め、各プロジェクトの立ち上げから形にするまでの工程は、ほぼ野田氏一人が担っている状況だ。今後さらに推進力を高めるには、社長直下でタスクを拾い上げ、共に事業推進や組織づくりを担う幹部候補の存在が不可欠となる。

「私がやっていることを最も間近で見られる存在となります。私が育て上げるつもりでいますので、若くても構いません。ビジネスだけではなく、社会貢献にも興味を持ち、上場も視野に入れて学びながら成長したいと思っていただける若い人材を求めています」(野田氏)。

野田氏が共に働く仲間に求めるのは、前例のない挑戦を楽しむチャレンジ精神と、他者へのリスペクトだ。

「O-Gaiミッションバリューの1つ“未踏を挑め。”を合言葉として、失敗を恐れず果敢に挑む文化をつくりたいと考えています。また、自分にはない技術を持つエンジニアや歯科技工士、医療従事者へのリスペクトも大切です。彼らが生み出す価値を安売りせず、適正な対価を得られる環境を守ることが、強い組織をつくる基盤になります」(野田氏)。

同社は設立間もないスタートアップだが、決して後ろ盾のない不安定なベンチャー企業ではない。18年間フィールトラストで培った収益基盤と組織力、そして信用とネットワークがある。リスクを恐れずに伸び伸びと、大胆な挑戦ができる環境が整っているのだ。

今回募集するのは、そうした盤石な経営基盤の上で、大きな裁量とスピード感を持ち、組織の成長にフルコミットできる魅力的なポジションだ。“誰も取り残さない医療の実現”というビジョンを共有し、共に未来を切り開く。そんな熱意ある人材の参画を待つ。

企業情報

会社名

オーガイホールディングス株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動
資本金

8000万円

設立年月

2025年05月

代表者氏名

野田 真一

事業内容

私たちは、デジタル技術と移動型歯科医療を組み合わせ、これまで歯科医療が届きにくかった地域や人へ、新しい口腔医療の仕組みを届けています。

高精度なデジタルデンチャー「Cloud Fitシリーズ」の企画・製造・提供をはじめ、口腔内スキャナーを搭載した歯科医療MaaS、企業・自治体と連携した口腔健診プログラム、クラウドファンディングやふるさと納税を活用した支援モデルなど、従来の歯科業界にない新しい挑戦を進めています。
歯科医療を、もっと早く、もっと身近に、もっと必要な人へ届ける。
そんな未来を一緒につくる事業です。

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

代表取締役 兼 CEO 野田真一 代表取締役 兼 CMO 長縄拓哉 (歯科医師/医学博士)

従業員数

9人

本社住所

大阪府堺市堺区大町西3-3-15

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