株式会社Enju

私たちが提供する『Autolingual』は、Webサイトにスクリプトを1行埋め込むだけで、最大130言語への多言語化を瞬時に実現するSaaSプロダクトです。

従来、多言語化には膨大な開発工数と翻訳コスト、そして運用管理の手間が必要でした。私たちはAIによる高精度な翻訳と独自の解析技術により、このプロセスを劇的に簡略化。「言語の民主化」とも呼べるイノベーションを起こしています。

現在、インバウンド需要の回復や企業の越境EC進出、エンタメコンテンツの海外展開を背景に、引き合いが急増しています。
クライアントは宿泊施設や飲食店、自治体から、社内システムの多言語化を急ぐグローバル企業まで多岐にわたります。
ニーズが組織のキャパシティを上回る「嬉しい悲鳴」の状態にあり、まさに事業が垂直立ち上げのフェーズにあります。

しかし、私たちはWebサイトの翻訳だけで終わるつもりはありません。
今後は動画、ドキュメント、さらには物理デバイスとの連携を通じ、Webの枠を超えた領域での言語課題の解決を構想しています。

世界中のあらゆる情報と人をダイレクトにつなぐ、そのインフラを構築する挑戦はまだ始まったばかりです。

「どれほどテクノロジーが進化しても、言葉がわからなければその恩恵は受けられない」。

創業の原点は、代表が中国・深圳で直面した強烈な原体験にあります。
街全体がデジタル化され未来を感じさせる一方で、現地の言葉が読めないだけで、その利便性から完全に疎外されてしまう現実。
この「言語による分断」こそが、人類が解決すべき普遍的かつ根源的な課題であると確信しました。

私たちは「世界を近づける」をミッションに掲げ、AIという強力なテクノロジーを駆使してこの課題に挑みます。
目指すのは、国境や言語に関係なく、誰もがフラットに情報を享受し、意思疎通ができる世界です。

英語が話せなければビジネスができない、日本語がわからなければ日本の文化を楽しめない。
そんな「当たり前」を過去のものにします。

現在はWebサイトの多言語化からスタートしていますが、将来的にはあらゆるメディアや物理空間における言語の壁を取り払い、世界を真の意味で一つにする。

SFのような世界を、私たちの手で現実のものとして実装していきます。

現在、当社は代表と業務委託メンバーのみで構成されています。
つまり、今回募集する方は、実質的な「創業メンバー」であり「1人目の正社員」となります。

決まったレールや整った制度は存在しません。
このカオスな環境をポジティブに捉え、不確実性の中にチャンスを見出し、自ら行動して道を作っていける「実践者」を求めています。

社内では建設的な議論とオープンな対話を何より重視します。
エンジニア、ビジネスといった職域の垣根を越えて情報を共有し、無駄な社内政治は一切排除する。全員がプロダクトの成長とミッションの実現だけに集中できる環境です。

代表は「0から1」を生み出すことに強みを持つ一方で、拡大する事業に合わせて組織を「仕組み化」していくプロセスには、強力なパートナーを必要としています。

あなたの力で、この勢いある事業を強固な組織へと進化させてください。
言語という巨大な課題に対し、世界を変えていく手応えをダイレクトに感じられる場所が、ここにあります。