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東和高機能材株式会社

  • 製造・メーカー系

成長の可能性大!世界トップクラスの性能を誇る放熱基板のスタートアップ

グローバルに活動
残業少なめ

企業について

東和高機能材株式会社は、世界トップクラスの性能を持つ窒化アルミニウム製品の製造、販売を手掛けるメーカーだ。だが、おそらく「窒化アルミニウム製品」と聞いてもピンとこない人が多いだろう。「大まかにいうと放熱材のメーカーです。例えばスマートフォン。使用していると熱くなります。その熱を逃すために、背面に熱を逃がす材料を入れます。我々が手掛けているものは、そのような放熱材です」
こう説明するのは、営業を担当している畠山俊氏。スマートフォンはほんの一例だ。電気を使うと熱が出る。放熱材を必要とする製品は多岐にわたる。

同社の窒化アルミニウム製品の最大の特徴は性能の高さだ。主力製品の放熱基板は、熱伝導率270 W/m・Kという国内トップクラスの性能を誇る。
「国内で広く使われているのが170W/m・Kで、今、250 W/m・Kという製品が出始めているところです。ただし、製品の出始めは量産が難しく、しっかりと精度が出せるものを安定的に、大量に製造することはなかなかできません。しかし、我々はすでに270 W/mを開発し、量産体制もできています」と畠山氏。この性能は、先般行われたJapan Mobility Showで紹介した際にも、自動車メーカーや部品メーカーから大いに驚かれたという。

このような高い技術を持つ同社だが、実は2025年8月に本格的に始動したばかりのスタートアップだ。Japan Mobility Showでは着実に爪痕を残し、電気自動車、データセンター、LED等の領域で、これから本格的に市場を開拓していくところだ。

同社は、もとはソフトウェアベンダーの株式会社アズールドットネットの一部門だった。IPOを視野にグループ経営の最適化を図る過程で本業のIT事業以外を分社化し、東和高機能材の発足に至る。

270W/m・Kという国内最高峰の性能は、海外から優秀な開発責任者を迎えて実現した。この領域で進んでいるドイツで有名工科大学を卒業後、世界的なメーカーで長年研究開発に従事していた人物だ。海外の最先端の技術をいち早く、量産体制も整えて日本で展開しているというわけだ。
「だから提案に行くと非常に反応がいいです」と畠山氏。スタートアップ段階ながら滑り出しは上々で、徐々に業界で存在感を発揮し始めている同社。これから仲間を得て、一気にスケールさせたい考えだ。

始動したばかりで、売上も会社自体も一からつくっていこうとしている同社だが、ほかのスタートアップとの違いはすでに強い商品があり、親会社の資本もあり、ビジネスの基盤が整っていることだ。見込み顧客のストックもできつつある。

そんな同社の商品を改めて紹介すると、窒化アルミニウム製品のラインアップとして放熱基板、高強度基板(先進セラミック基板)、加工製品(メタライズ、構造部品)、TIM材(電子部品と放熱部品の隙間を埋める材料)といった商品を展開しており、いずれも高い性能を誇る。これらを組み合わせて、顧客の要望に対して最適な熱処理ソリューションを提案する。元々国内に放熱材メーカーは数少なく、そのなかでもトップクラスの品質とあって、すでに相談や引き合いも多くある。

当面の市場として想定している電気自動車、データセンター、LED関連はいずれも有望な市場だ。例えばデータセンターは、現在、国内・海外ともに各地で開発が急ピッチで進んでいる。AIの普及で扱う電力量は増え、それに伴って発する熱も膨大となる。熱処理はデータセンターの機能に直結するだけに、少しでも性能のよい放熱材を求めるだろう。同社が実現している高い性能は、わかりやすい競合優位ポイントだ。世界的なデータセンター不足を背景に、とてつもなく大きな市場になる可能性を秘めている。

また、今後は宇宙産業も発展するだろう。イーロン・マスク氏が率いるスペースX社をはじめ、近年にわかに熱を帯びてきた領域だ。極限の環境にある宇宙では当然、性能が重視されるはずだ。これから様々な製品の開発が進んでいくなかで大いに商機も勝機も見込める。

このように展開先として考えられる市場は多彩で膨大だ。チャンスをつかみ続けるために、開発力も磨いていく。ドイツの産学にネットワークを広げ、新しい技術もどんどん取り入れていく。並行して、日本で展開する以上、日本でも大学や他社との連携や協業を進める必要がある。このあたりも、これから入る仲間と進めていくつもりだ。

そして、展開先はもちろん日本だけではない。「アメリカ支社を開設するために、今、開発者が現地に行っています。台湾や韓国の会社からも引き合いがあり、国内と同時進行で海外展開を進めている計画です」と畠山氏。早くもグローバルに展開中だ。

このように素晴らしい技術を持ち、成長に向けて着実に歩を進めている同社だが、規模的にはまだほんの数名の会社だ。それだけに一人ひとりの存在感は大きく、これから入る仲間への期待も大きい。力を結集して市場開拓、会社づくりにまい進するフェーズであり、やりがいは大きい。見通しも明るい。

「電気自動車もデータセンターも、導入となると規模が大きく、そもそも放熱基板自体も安くはないので、売上が立ち始めればすぐに億単位になります。向こう半年で売上を立て、数年で3億~5億と伸ばしていけると思います。中期的には放熱基板だけでなく、放熱材料を使った新たな商品も開発していくので、そうなると売上が2倍にも3倍にもなり、10年以内にはIPOも可能ではないでしょうか」と畠山氏。

直近の見込みは、ほぼ実現が見えている。3年後、5年後についても、構想とはいえ決して夢物語ではない。データセンターがどんどん立ち、電気自動車がどんどん生産されていくなかでは、市場も基板の需要も大きくなる一方だ。これほどの成長市場で、競争力のある商品を持っている強みは大きい。

構想の実現に足りないピースは人だ。畠山氏は言う。「営業は、手探りのゼロイチ段階は終わりつつあります。反響はあり、直接お客様に近いところの声を聞くところまできています。お客様像が見え、商材もかたまっています。ここで営業の組織をかためて、一気に進めていきます」

窒化アルミニウム、熱ソリューションと、一般の人には馴染みの薄い商品ではあるが、前向きに学び、アグレッシブに市場を開拓して行ける人なら十分に対応は可能だ。畠山氏は言う。
「私もまったくの文系です。最初は何だかわかりませんでしたが、勉強して商品力の高さがわかり始めたところです。身に染みたのはお客様先で話して、反応がかなりよかったとき。営業とは、商材によって売り方はかなり違いますが、商品力が高ければそれだけ説得力があります。当社の商品には間違いなく力があります。売っていて楽しいし、非常に手応えを感じます」

市場を切り開くやりがいに加え、売上が立ってくれば当然、インセンティブによる報酬も期待できる。腕に覚えのある人なら、実に挑戦しがいのある会社だろう。営業先は名だたるメーカーが中心だ。地方などの研究開発拠点へ、実際に足を運ぶことも多い。今後は海外出張も増えるだろう。ものづくりだけにオンラインだけでは完結しない。その手触り感もまた楽しい。

商品力にスタートアップならではの会社をつくる楽しさ、一方で親会社がある安心感も魅力だ。思い切った挑戦ができ、自分自身を大いに成長させられる環境に違いない。

企業情報

会社名

東和高機能材株式会社

業界

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

企業の特徴
グローバルに活動、残業少なめ
資本金

3108万円

代表者氏名

高松 弘

事業内容

■窒化アルミニウム事業:製造メーカーとして世界最高水準(270W/mK以上)の熱伝導率を誇る高性能AlN基板を開発・製造し半導体光通信モジュールをはじめ、電動車自動車(EV/HEV)用パワーモジュール、AI・HPC冷却用途などに幅広く対応。

■合成石英材料事業 :高純度合成石英材料を拡販しEUVリソグラフィー、半導体製造プロセス、光学部品等の高精度分野に対応。また、材料開発からカスタム設計、量産までトータルソリューションを提供。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

3人

本社住所

東京都品川区北品川1-8-11 Daiwa品川Northビル5F

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