これまでに様々な業界を経験した川端部長にとって、お仕事におけるターニングポイントはいつですか
いくつかありますが、自分の仕事観を最もつくっているのは、芸能活動をしていた頃の時間だと思います。表舞台に立って輝く俳優を目指して、私自身はもちろん、周りの仲間も毎日本気で向き合っていました。でもその本気の努力を積み重ねた全員が、「売れて有名になれる」という世界ではありません。決して甘くないんです。 それでも私は、「世間に知られていないけれど輝いている人」を何人も知っています。例えば、隠れて努力して驚くほど演技力を高めた人や、毎日早朝から夜遅くまで稽古を続けるベテラン俳優。もちろん、みんな「俳優として売れて成功すること」を目指しています。しかし「売れる・売れない」という結果だけでは語れないものもあるんだと、身にしみて感じましたね。
素敵なライバルが沢山いたんですね。そこで培われた、川端部長のお仕事観とは何でしょうか
つらいことがあってもすぐに逃げ出さず、最後まで全うする――。そんな姿勢です。 私は俳優の道からシフトチェンジし、人材派遣業界を経て、IT業界へ飛び込みました。このように次のステージへと進む時も、少しでも結果を残す等、自分の役目を全うし、自分の中でも何かしらの意味を持たせる姿勢を貫きました。中途半端な状態で投げ出すことは非常に簡単です。しかし未来には繋がらず、新たに進んだ次のステージでもうろうろと途方に暮れてしまうのではないでしょうか。 正直言えば、「努力なんて格好悪い」と穿って見ていた時期もあります。しかし芸能活動時代の仲間の姿を通して、「地道な努力を重ねる人は素敵だ」と思えるようになりましたね。
自ら立ち上げたIT事業部の部長として、大切にしていることを教えてください
今大切にしているのは、「ありがとう」という感謝の言葉が溢れるチームをつくるということです。 例えば、営業の的確な提案でエンジニアの望むキャリアに繋がるようなプロジェクトに参画できた時、アサイン先での困り事が解決した時、エンジニアから営業へ「ありがとう」が生まれます。そのエンジニアの技術的な貢献でクライアントのシステムの質が向上し、業務効率化や売上アップに繋がれば、クライアントはエンジニアへ「ありがとう」と言って喜んでくれるでしょう。こうして「ありがとう」は連鎖し、循環していきます。誰でも、感謝されたら嬉しいじゃないですか。私も周りの仲間も誰かに感謝し、生き生きとした気持ちで仕事に臨める、そんな組織にしていきたいですね。
現在活躍するメンバーには、どのような思いをお持ちですか
「ありがとう」の話に繋がりますが、組織の未来を考えて自発的に動いてくれる人が多いなと感じますね。例えば技術面での教育方針を考えてくれたり、「良かったらお手伝いします」と積極的に他のチームや仲間をフォローしてくれたり。2024年4月に始まったばかりの事業部ということもあり、決まっていないことも多いんです。ですから、こうして一緒に組織の仕組みやムードをつくってくれる存在はとてもありがたいですね。 このようなメンバーの積極性を生かし、IT市場で当社の名をもっともっと広めたいと考えています。当社のIT事業は生まれたばかりで、建設業界の知名度と比べるとまだまだですから。 ぜひ現メンバーはもちろん、新たに入社してくださる方のお力も借りたいですね。
この場所では、「老舗企業×新たな事業」というユニークな舞台で活躍できそうですね!
おっしゃる通りです。 歴史ある企業として安定基盤を持ちながら、IT事業部という新たなチームで組織やビジネスを形作れる。この安心感と自由度の高さを体験してもらえる、と胸を張って言えます。 社員食堂制度や野菜自宅郵送等、純粋なベンチャー企業にはなかなか実現できない福利厚生もぜひ活用していただきたいです。また一方で、生まれたばかりのIT事業部には、今後任せられるポジションも沢山あります。また自分のアイデアや意見が形になるチャンスも数多くあるでしょう。 今後このIT事業部がどんなビジネスを展開し、どんな組織になるのかは未知数です。組織を一緒につくり、自信も大きく成長したいという方、ぜひお待ちしています。