エンジニア出身の葛代表。現在もプロジェクトに入っているのですか
基本的には経営側に回っています。しかしありがたいことに、時折お客様企業から「葛さんもプロジェクトに参画してもらえませんか」とお声がけいただけることがありますね。 ある時は、大手の金融関係のお客様から、「上手く進んでいないプロジェクトを立て直してほしい」と依頼を受けました。メンバー構成から見直したところ、無事に仕切り直すことに成功しました。また当初は一時的な参画でしたが、プロジェクトが軌道に乗ったところから、徐々に当社のメンバーもアサインしていって。最終的には大所帯のプロジェクトに成長し、6か月ほどかけて無事完了することができました。 このように私がお客様に評価してもらえるポイントは、「エンジニアとしての目線」かもしれません。エンジニア出身ということもあり、プロジェクトでの的確な采配力のほか、エンジニアの立場になって会話できる点にも自信を持っています。
社員の皆さんに話を聞いたところ、葛代表は社内からの信頼も厚いようでした!
それはありがたいことですね。私が社員に対して心掛けているのは「理屈よりも背中で見せること」なんです。エンジニア目線を持っているとは言え、私はあまり言葉が上手いタイプではありません。その分、「お客様からの信頼を得る」「プロジェクトを成功させる」といった実績で信頼してもらえていたら嬉しいですね。 当社の社員は、誠実な人が多い印象です。丁寧なコミュニケーションや感謝の心を忘れずにプロジェクトやお客様と向き合っており、安心して仕事を任せられます。「仕事にまっすぐに打ち込んでくれる社員のためにも、代表として頑張らなければ」と、日々身が引き締まる思いです。 やはり会社もプロジェクトも、人がいなければ成り立ちません。適性や希望の叶うような采配や、安心して働ける環境には、今後も取り組んでいくつもりです。
現在、シンメトリクスでは、組織制度の再構築に取り組んでいるようですね
はい。就業規則は毎年のように更新し、ライフステージの変化をフォローできるような休暇制度などを整えています。近年整備を続けた結果、大手企業にある基礎的なものはそろったと考えています。 資格取得支援制度のほか、技術やキャリアといった各階層に合わせた研修制度等、「頑張るためのモチベーション」となるような制度も構築しています。しかし、最終的には本人の高いモチベーションが一番重要です。そのため「学ぶ姿勢」を後押しする施策を整える、という感覚です。 こうして組織づくりを進めていますが、私達は中小企業ですから、「組織改革は、事業成長の足かせにならないよう冷静に進めよう」という意識もあります。「成長」と「変化」のバランスを上手く保っているため、その点は安心していただきたいですね。
これまでで「シンメトリクスを設立して良かった」と思った瞬間はありますか
やはり共に歩んでくれる仲間がいるのが、一番喜ばしいことかもしれません。最近で言えば、2024年度の永年勤続表彰を受賞した若手社員が非常に多かったのは、心から嬉しい出来事でした。 もちろん、設立間もない頃から長きにわたって、一緒に会社を支えてきてくれた仲間もたくさんおり、感謝しています。しかし若年層の“働く上での価値観”が多様化している中、それぞれが「シンメトリクスで頑張る理由」を見つけられているんだな、と思えました。「働きやすさに向けた制度づくりが報われている」と感じる一方で、やはり「新たな事を挑戦し、学んでいく」「仕事を通じて、社会貢献を果たす」といった当社の方向性にも共感してもらえているのかもしれません。 今後もぜひ、当社でキャリアを磨いてほしいですね。
最後に、シンメトリクスへ興味を持った求職者へメッセージをお願いします!
当社では経営理念に「人財と共に成長するグローバル企業」 を掲げています。エンジニア、営業、コーポレート部門を問わず、社員と会社が共に挑戦し、共に学び、大きく成長できるような組織を目指しています。 また2027年で20周年を迎える当社ですが、組織全体の世代交代も含めて、今後も改革を続けていく方針です。私達と同じ価値観を持っている方はもちろん、「自分の力で組織をつくりあげたい、変えていきたい」といった志を持つ方も大歓迎です。仕事を楽しみながら、一緒に前進してくださる方をお待ちしています。