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インタビュー画像執行役員 DX統括部長 水野 泰宏氏 日東工業の情報システム部を守り、成長させてきたエンジニア組織の責任者。1991年、新卒で日東工業に入社。情報システム部に配属となり、ITエンジニアのキャリアを歩み始める。途中、経営企画部、経理部で製品の標準化・平準化を進め、2018年に前任者から指名される形で、DX統括部長に就任。

日東工業株式会社では、どんなキャリアを歩んできましたか?

大学では機械工学を専攻していたこともあり、当社に入社した際は製品の設計部門に配属されると思っていました。ところが、実際には情報システム部に配属され、開発の仕事に携わることになりました。当社は、私が入社する1991年以前から情報システムに力を入れており、当時既に情報システム担当取締役、今でいうCIOのポジションに役員が就いていたほどです。 最初は社内SEとして生産に関連するシステム開発に携わり、プログラミングからスタートしました。経験を積むにつれて、設計や要件定義といった上流工程も任されるようになりました。私は現場に出るのが好きで、デスクに座っているよりも工場の人達と話しながら、どんな課題があり、どんなシステムがあればそれが解決できるかを探る。工場の困り事を何でも解決する“現場密着型”の役割を担っていました。 情報システム部で20年ほどキャリアを積んだ後、経営企画に異動。製品の標準化・平準化を進める役割を務めました。さらに経理部の担当課長を経て、現在はDX統括部の責任者を務めています。

DX統括部長に就任して取り組んだことは?

前任者の後任としてDX統括部長に就任するにあたり、当社のエンジニア組織は大きな転換期を迎えていました。事業環境の変化に対応するため、外部パートナーとの連携強化を含め、組織のあり方が多角的に検討されていた時期だったのです。私が任命されたのは、現場志向の姿勢や情報システム部で培った経験が組織の維持・再構築に必要だと判断されたのだと思います。 最終的に当社が選択したのは、自社エンジニアの力をさらに強化していく道でした。まだPCが一般的でなかった時代から、生産・受発注システムを自社開発してきた歴史は、私たちの強力なDNAであり、競争力の源泉です。 まず着手したのが、事業の根幹を支える基幹システムの刷新です。将来の技術革新やビジネスの変化に柔軟に対応できるより先進的な設計へと移行させる、大規模なプロジェクトでした。3年をかけてチーム一丸となって取り組み、次世代のサービス展開にも耐えうる新たな基盤を構築しました。 さらに、グループ全体の連携を強化するため、インフラネットワークの統合も推進しました。これにより、セキュリティレベルを飛躍的に向上させるとともに、各社がシームレスに協業できる、堅牢で効率的なインフラ環境を実現しています。 このように私たちは事業の成長を技術で加速させるための基盤づくりに力をいれてきました。

日東工業の情報システム部の強みは?

私は昔も今も、フルスクラッチで自社開発できるエンジニアチームを持っていることが当社の強みだと確信しています。技術の力で『現場』の可能性を最大限に引き出すことです。その実現のために、私たちは自分たちの手でシステムを創り上げる『内製開発』にこだわっています。 エンジニアの価値を信じて投資を続けた結果、チームは倍近い規模にまで成長しました。これは、現場の課題解決に真摯に向き合ってきた、私たちエンジニアへの信頼の証だと感じています。 パッケージやSaaSが普及している現代において、エンジニアチームを維持しながらフルスクラッチにこだわるのは効率的ではない、という意見もあります。しかし、私たち製造業にとって「現場」は全てです。既成の仕組みに業務を合わせるのではなく、現場の一人ひとりの声に耳を傾け、業務に沿ったシステムやツールを自社開発することで、現場に寄り添ったDXが可能になると信じています。 自分たちのコードが、現場の仲間の仕事を支え、会社の未来を創っていく。そんな手応えと誇りがあります。

仕事をする上で大切にしていることは?

スピードと信頼。それが当社の情報システム部が大切にしている価値観です。 お客様の期待を超える価値を、いち早く届ける。そのために、私たちは常に最善の技術と手法を追求し、変化を恐れない開発チームでありたいと考えています。ビジネスの最前線で、自らの技術で貢献できる。それが私たちの仕事の醍醐味です。 技術だけでは本当のDXは実現できません。大切なのは、共に働く「人」との信頼です。私たちは、ユーザーとの対話を何よりも重視し、現場の課題を自分ごととして捉え、共に解決策を創り上げていくパートナーでありたいのです。そうして生まれた信頼が、より大きな変革を生み出す力になると信じています。 これまで当社を支えてきたシステムは、先人たちが築いてくれた大きな財産です。エンジニアチームの責任者として、私達の過去の成果をしっかりと受け継ぎながら、次の世代のための開発にも真摯に取り組んでいきたいと考えています。

今後、日東工業で成し遂げてみたいことはありますか?

私達のような情報システム部は、時にコストセンターとしてと見られることも少なくありません。間接部門であり、自らが利益を生み出しているわけではない。しかし、私は私たちのチームの可能性を信じています。会社の基盤を支えるだけでなく、未来の利益を創造するプロフィットセンターへと変革を起こしたいと考えています。 現在、チームは日東工業のDX推進というミッションに全力で取り組んでおり、着実に成果を上げてくれています。しかし、社内に山積する課題を解決しながら、さらに社外へと価値を提供していくためには、今のチームだけでは力が及びません。 だからこそ、私たちは外部で多様な経験を積んでこられたエンジニアの皆さんを、新しい仲間としてお迎えしたいのです。私たちのチームが持つ強みに、あなたの新しい視点やスキルが加わることで、チームは次のステージへ進化できると確信しています。その変革のコアメンバーとして私たちとと一緒にチームを牽引していただくことを期待しています。 共にチームを創り上げ、その価値を社内、そして社会全体へ証明していく。そんな未来にワクワクできる方と、ぜひ一緒に働きたいと願っています。

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