ご略歴をお教えください。
2006年に大学を卒業し、インターネット広告事業等を手掛ける株式会社サイバーエージェントに入社しました。大手広告代理店との合弁会社に配属され、3年ほど広告の営業に従事します。その後、ブログサービスに掲載する広告の営業を4年ほど手掛け、2013年、ソーシャルメディアプラットフォームを手がけるFacebook Japan株式会社に入社し、同社でも、5年ほど広告代理店向けにSNSのメディア営業を手掛け、2018年にECモール運営会社のAmazon Japan G.K.に移りました。同じく、ECモールを広告メディアとする営業に3年ほど従事したところで、2021年に自分の環境やキャリアを、自分で決めたい、判断したいと感じていたところで、マーケティング支援会社を創業しました。 その後、拡大する一方のECの世界において、事業者が選ばれにくくなっている傾向の中、業務が複雑化する一方で業績を伸ばすことが難しいという業界動向にビジネスチャンスを見出したことで、自らの考えを100%実践できる経営環境をつくろうとの思い、2024年1月に当社を創業したという流れです。
株式会社SimpCoをどんな会社にしていきたいと考えていますか?そのために社員に対して期待することや、どう活躍してほしいか等をお聞かせください。
当社が掲げているMissionは「社会の変化から起こる世界中の『複雑』を『簡単』にし、豊かな社会を創る。」、Visionは「『売る』と『買う』にまつわる多種多様なビジネスの、『複雑』な仕組みを『簡単』にする」というものです。これによって、まずは複雑化したECを販売事業者と購入者の双方がWin-Winになれる状況をつくり出し、社会に貢献していきたいと考えています。 社員への期待としては、まずはMission、Visionに共感してもらうことが大前提ですが、その上で目の前の業務をやり切って結果を出してほしいとの思いがあります。当社では、請け負った案件について月間の売上目標等のKPIを設定していますが、その達成のためにやるべきことをやり尽くし、その結果で次の方向性を決めることが重要であると考えているからです。 そして、仕事でもプライベートでも、自分のやりたいことがやれるようにするには、一定の時間やお金が必要です。それらを確保するために、仕事においては自分の業務やポジションを奪うメンバーを育て、自らはもうワンランク上のポジションにチャレンジするといった姿勢が必要になると思います。 ちなみに、私も自分の時間をコントロールして、自分のやりたい業務スタイルを実践しています。
児玉代表の仕事観をお聞かせください。
仕事は“会社対会社”、“人対人”で行うものではないかと思っています。仕事が獲得できたり、獲得した仕事を社員に分担してもらったりするのも、全てが人間関係の上に成立していること。私指名で来る仕事も社員に任せることができるのは、依頼主と私との信頼関係があるからです。ですから、普段からこうした関係深化を念頭に動いているので、改めて「仕事をしている」と感じることはあまりないですね。 仕事で重視しているのは、サプライズを起こさないことです。そのため、いわゆる根回しを念入りにしています。サプライズは、誕生日プレゼント等には効果的でも、仕事で起こると相手から拒絶反応を示されてマイナスでしかないことを経験的に知っているからです。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
高校1年、中学2年、小学5年の息子がいて、三人とも野球をやっています。長男は自分一人で動けるので手がかからないのですが、二男は遠征があるともっぱら妻が車で送迎する等、面倒を見ています。そして私は、三男の所属する野球チームの監督を務めており、週末はフルに練習や試合に臨んでいます。このチームは過去に長男や二男も加わっていて、もう9年ほど関わり続けてきました。私自身、野球は経験したことはないのですが、ルールや指導法等は本やネットでかなり勉強しています。ですから、オフタイムという感じはあまりないですね。 自分の時間があれば、野球マンガの『BUNGO』を読んでいます。単行本を揃えているのですが、息子達も勝手に読んでいますよ。
求職者へのメッセージをお願いします。
世の中にEC支援会社は沢山ありますが、当社が狙っているのは大手企業ばかりなので、EC支援に関心がある求職者が思われているような会社とは違うと思います。相手が大手なのでタッチするデータの量は膨大ですし、仕事の量も多く、まさに“量が質を生む”のとおり最速で成長できる環境があると思います。そんな環境でスキルアップしたい方を求めていますので、関心があればぜひアクセスして話を聞きに来てください!