株式会社NEFコミュニケーションズ

株式会社NEFコミュニケーションズは名古屋に本社を置き、システム開発事業を展開している会社である。2013年1月に創業し、3期目の2015年よりITインフラの領域で、エンジニアリングサービスをスタート。以来、時代のニーズを捉えながら、事業方針を柔軟、かつ細かく変化させて、持続的な成長を遂げてきた。事業拠点は、名古屋、東京、福岡の3拠点。従業員数は約230名に及ぶ。

同社が現在注力するのは、企業のDX支援だ。主に製造・建設 物流といったアナログ産業を対象に、業務システムの開発やインフラのクラウド化などを受託し、DXを加速させる。

“何を作るか” ではなく、“なぜ作るか” から始まる。それが同社が提供するDX支援の特徴だ。現場の課題を丁寧にヒアリングし、本音を引き出し、本質的な課題を掘り起こす。そして、その課題をもとに、要件定義から開発、運用までを一気通貫で支援する。SES事業で10年間にわたり培ってきた現場理解と、 技術への探究心を武器に、システムをつくるだけでなく“どう変えるか” から伴走するのが同社のスタイルであり強みでもある。

代表取締役・永冨喬太氏がビジョンを語る。

「“エンジニアが生み出す力を最大限に活かし、アナログ産業のDXを推進する”。 このミッションを胸に名古屋から挑戦をしていきます。 私たちが描く未来では、開発もインフラも “AI × クラウド” を軸に再構築 され、エンジニアは単なる作り手ではなく課題の定義者・解決者として産業を動かす存在になります。製造・建設・物流など、日本を支えてきた産業の現場には、いまも紙やホワイトボード、エクセルが残っています。私たちはそこで働く人の知恵をデータに変え、AIを相棒にして、地方から産業構造そのものを塗り替えることを目指しています」（永冨氏）

IT事業にシフトした当時の従業員数は10名。それから10年、SESを中心に事業を展開し、230名にまで規模を拡大できた背景にあるのは、営業力の強さだ。代表の永冨氏を始め、同社の上層部は全員が営業経験者のため、案件を獲得し取引を拡げていく力を設立当初から備えていた。

しかも、同社のエンジニア一人ひとりの育成プランに沿った案件確保ができるため、エンジニアの育成スピードも格段に早い。未経験者を採用し、未経験者でもできるPCのキッティングからスタートさせて、テスト、開発、上流、と段階を踏んで育成できる。営業力を背景にした人材育成力が、同社の急成長を支えてきたのである。

同社は設立以来、“未来を育む人を育む”というミッションのもと、“30年先でも輝く人材へ”という育成方針”を掲げ、“人”と正面から向き合い、数年先の未来を見据えて、社会に求められる人材を育成しながら事業を拡大してきた。

現在の育成テーマは“AI時代に埋もれないエンジニア”だ。生成AIの進化により、プログラムを書くことの価値が大きく変わろうとしている今、求められるのは、 手を動かす技術ではなく、 「なぜ作るのか」 を考え抜き、正しく課題を定義できる力だ。そこで同社は、製造・建設・物流といったアナログ産業の現場に上流から入り込み、本質的な課題に向き合い、 エンジニア主導によるDXを進めている。要件を待つのではなく、 課題を掘り起こす。 仕様に従うのではな現場を動かす設計を描く。 “作業者” では終わらない。“考える力” を武器に社会を変えるエンジニアの育成に取り組んでいる。

開発中心から上流工程へのシフトを円滑に進めるために採用基準も見直した。今後は未経験者の採用を抑え、経験者層を積極的に採用し、チーム体制でのアサインを増やしながら受託案件の比率も高めていく計画だ。

「10年後には受託30名体制、DX・AI・PMO売上比率50％を目標に掲げています。東海で“ただのSES” に終わらないキャリアを築く仲間を募集しています」（永冨氏）

開発中心から上流工程中心へ、また、SESから受託開発へシフトするために同社は、開発現場で、経験の浅いエンジニアをリードし育成できる人材を求めている。

同社で働く魅力は、エンジニアが力を発揮できる環境が用意されていることだ。まず、現場ヒアリングや業務フローの整理などの最上流から案件に関われる。また、業務アプリ開発や生成AIの活用、クラウド移行、laC構築など多様な案件から、自身の強みを活かしつつ、自身のキャリアプランに合わせた案件を選べる。さらに、直取引が多いため設計・実装・改善提案まで、能動的に動くことができる。

このような環境があるため、キャリアアップもしやすい。技術責任者、PM、提案ポジションなど、より上流の戦略的な役割へのチャレンジも可能だ。エンジニアの技術力や上流への関与度などが正当に評価され、報酬に反映されるため、期待されている実感も得やすい。クラウドやAIを駆使し、アナログ企業のデジタル化を推進する業務のため、自身の仕事により社会が変わっていく実感が持てる。

そして何より、営業や人事などがエンジニア一人ひとりの声に耳を傾け、力を発揮しやすい環境作りに取り組んでいることが最大の魅力だ。今後も時代の流れを敏感に察知し、案件内容や制度を見直しながら、エンジニアにとってワクワクするような魅力的な環境づくりを推進する計画だ。

「今後必要とされるエンジニアは、AIを使いこなし、課題を見つけてクラウドで一気に解決する “次世代エンジニア” です。学んだ技術をすぐ成果に変え、現場を動かしたい。私達はそんな意欲を持つエンジニアと共に、日本の未来を創りたいと考えています。AIを操り、産業を動かすエンジニアを目指している方、あなたの挑戦をNEFコミュニケーションズでカタチにしてみませんか」（永富氏）