株式会社9E

株式会社9Eは、将来性の高い職種に領域特化した人材紹介事業を展開している企業だ。カスタマーサクセス職、インサイドセールス職、SaaS・IT業界における営業職に特化した『9Eキャリア』およびキャリアアドバイザー職に特化した『キャリアアドバイザーAgent』をサービスとして提供している。

こうした職種は市場全体でも専門性が高く、特化型の支援を行う企業はごくわずかであるため、同社の存在価値は年々高まっている。実際に、カスタマーサクセス職やインサイドセールス職といったキーワードで転職を検討する求職者が検索を進めると、高確率で同社にたどり着く。その結果、求職者からの認知と信頼を確実に獲得しており、求人企業側からのリクエストも絶えない状況が続いている。

また、20代の若手営業職に特化した転職支援サービス『9EキャリアACE』も注目すべきだ。営業職として、将来の可能性や自信の可能性を最大化すべくキャリアを形成していきたいという若手求職者に対し、支援を提供している。例えば、最初は営業職で経験を積み、将来的にはカスタマーサクセスやキャリアアドバイザーへの転身を目指すといったステップ設計が可能だ。このような体系的な支援は、企業・求職者双方にとって大きなメリットとなっている。

同社の強みは、単なる職種特化に止まらず、「求職者ファースト」を徹底し、求職者一人ひとりのキャリアと真摯に向き合う姿勢にも表れている。

代表取締役の大日向佑介氏はこう語る。

「短期的な売上を追うのではなく、中長期的な信頼の構築を重視し、強引なエントリーや入社の促進を行わない方針を貫いているのが当社の大きな特徴です。実際に、キャリアアドバイザー一人当たりが担当する求職者数は10～15名程度と、業界水準の約半分。それだけ一人ひとりの求職者に丁寧に向き合っているということです」

こうした誠実な運営方針は、口コミサイト等の外部評価にも表れており、サービスの質・転職者の質ともに高い水準を維持している。また、成約率の高さも特筆すべき点だ。初回面談から内定承諾に至るまでの成約率においても業界水準を大きく上回る成果を上げている。

また、新規事業の開発にも積極的であり、足元は人材紹介事業のアセットを活かした採用コンサルティング事業の立ち上げを準備中。将来的にはキャリアコーチングサービスやキャリアアドバイザー・人事職を目指す方向けの教育サービス・ハイクラスに特化したヘッドハンティングサービス・HRTechのSaaSなどの立ち上げも計画している。

では同社にジョインするメリットはどのようなところにあるのだろう。大日向氏に伺ってみた。

「大きく分けて三つあると思います。一つ目は、稼ぎやすさです。当社では給与を業界最高水準のインセンティブ設計にしているため、同業他社で同じ成果を継続して出した際に約2倍に年収がアップした社員もいます。無理なく求職者ファーストを追求して支援していく中で年収1,000万円を超えていける設計をしています。

二つ目は働きやすさです。当社では通勤に割く時間をしっかり求職者様との時間に充てれるよう、週4リモート、週1出社をベースとしています。コアタイム11：00～16：00のフルフレックスで、コアタイム外はスイッチワーク（中抜けしてプライベートな時間に充てるなど）も可能です。勤務中にライブへ行き、またオフィスへ戻ってきて業務を再開する、というような方もおりました。また、既婚者が多い職場ですので、ベンチャーながら産休・育休取得実績もあり、夫婦で在籍して保育園の送り迎え等を分担している人達もいます。

三つ目は、徹底した『求職者ファースト』で活躍できることです。前述のように当社では、キャリアアドバイザー一人当たりの担当求職者が10～15名程度と業界水準の半分程度になっています。一人ひとりの求職者に本当に寄り添って価値ある提案をしていきたいという方には非常にマッチするのではないでしょうか」

また今回はキャリアアドバイザー職に加え、採用コンサルティング職も同時に募集する。企業様の採用成功を追求することで既存の人材紹介事業へのシナジーも見込む。一人目の担当者募集であり、新規事業の立ち上げにチャレンジしたいと考えている方にはうってつけと言えるだろう。

同社では「社内副業」も推進している。例えば、キャリアアドバイザー職に従事しながら人事採用やマーケティングに携わったり、起案をして新規事業を立ち上げたりといったことが可能だ。そこには大日向氏の「一つの領域だけを極めている人よりも、幅広い領域に長けた人の方がアドバイザーとして提供できる価値が高まる」という思いが込められている。

仕事に対して誠実で、「求職者ファースト」を実践できるよう、採用時には「この人と話したい」と思ってもらえるような人間性を重視しており、そうした仲間と共に成長できるのも大きなメリットだ。さらに、成長志向である一方で定量的な指標だけでなく、質の高い支援を追求する姿勢が評価される文化が根付いていることも同社ならではと言えるだろう。

同社は、意思決定のスピードや業務の自由度が高い点も特徴だ。トップとの距離も近く、現場の声が事業運営に反映されやすいため、自らの意見やアイデアがダイレクトに反映される環境に魅力を感じる人材にとって、うってつけの組織だと言えるだろう。

同社が今後の成長戦略として力を入れているのが、採用コンサルティング事業の立ち上げである。これまでは求職者向け支援に重きを置いてきたが、法人側への深い提案力を強化することで、人材紹介での求人提案精度をさらに高めていくという構想がある。

「採用コンサルティングでは選ばれる企業を創る、をコンセプト法人様と継続的に関係を築き、より良質なご提案先を増やしていくことで、求職者に対しても一層の価値を提供できるようになると考えています」（大日向氏）。

現在はこの領域においてもスタートアップフェーズであり、立ち上げから拡大、組織化までを一貫して経験できるチャンスがある。今後の中核メンバーとして、事業の成長を牽引していきたいという意欲のある人材にとって、貴重なキャリアステージとなるだろう。

同社に共通するキーワードは「誠実さ」と「成果志向」の両立だ。社員一人ひとりが求職者に真摯に向き合いながら、自らの成長や成果にも強くコミットしている。働きやすい制度を享受するだけでなく、それを成果に結び付ける意識を持つ人材こそ、同社にとって最も価値ある存在と言えるだろう。

「今はまだ創業期で、これから事業も組織体制も大きく展開していくフェーズにあります。新規事業の立案者や事業責任者、リーダー・マネージャーというポジションはどんどん求められていくでしょう。ぜひそこに積極的にチャレンジしてほしいと思います」（大日向氏）。