執行役員　マーケティング事業部　事業部長　D.W氏

ご略歴をお教えください。

2000年頃に流行したビリヤードのプロを目指す為、大学を中退しプールバーで働きながらトーナメントなどに出場していましたが、実力不足もさることながらマイナースポーツの賞金はとても低く、ほんの一握りしか食べていけない業界に諦めざるを得ず他にできることを探した結果、スキルなど何も持ち合わせていない私は営業職に就くことにしました。数ある業種の中で当時の私は単純に金融や不動産が稼げそうだなと中堅の証券会社に入社したのです。証券外務員資格を取得してテレアポや飛び込み営業を始めますが知識も経験も浅い20代前半の私はなかなか信用されず、安定した数字の作れない厳しい期間を過ごしました。そこで不動産会社に転職します。しかし転職先は非常にブラックな就業環境で、上司からの度重なる人格否定の様な叱責やアポイントが取れなければ帰宅できない等、精神的につらい時期を過ごしました。スキルは全く身に付きませんでしたが、マシーンの様に無感情でひたすら営業活動する根性は身に付きました。結局その会社はリーマン・ショックで倒産したのですが当時を振り返ると無職になったこれからの不安より解放された喜びが勝っていた様に思います。 次に何をすべきか考えていましたが転職も3社目、前職前々職それぞれ2年以上は在籍していたとはいえ、そろそろジョブホッパーの様な扱いを受けてもおかしくなく次が最後の転職とする決意で調査する中、色々な記事で目にした右肩上がりの市場拡大が予想されるネット広告業界へ転職する事としました。 勢いのある業界だったからか内定も数多くいただきましたが、結果的に当社に就業する事としました。何より決め手となったのは当時代表の阿部が当時20代後半で私と3歳しか変わらず、証券会社や不動産会社では40代50代の中年ばかりでしたが、当社は会社も3期目で社員も若く少数精鋭で勢いがあり、ネット広告の将来性で輝いているように見えた事です。そして社内の人間関係も良さそうでストレスなく仕事に集中できそうな環境も魅力でした。 そんな組織風土に魅かれて入社し既に18年目を迎えています。その間先輩後輩、何人も当社を巣立って行きましたが、スキルやノウハウを身に付け独立や転職したりしても同じ業界に残り、新たな会社で当社と継続して取引しています。辞めていった人とも関係が続くのは終わり方が円満である事はもちろん、今後も取引先としてwinwinの関係を築くなどネットワークが拡がり、スキルや知識だけでなく人との関係、繋がりなども含め自分の財産になると確信できたことも長く続けられている要因ですね。現在私は営業部門のマーケティング事業部を統括し、当社の売上の大半を管理しているという状況です。

御社の強みはどういったところにあると考えていますか？

広告業界では、大手クライアントは大手の広告代理店と取引し、当社のような規模のベンチャーがその案件を扱おうと思えば厳しい保証形態や支払いフロー、下請けや孫請けとなり裁量も利幅もなく面白くありません。そこで当社の強みであるパッケージ提案(広告/システム/運営)でこれから成長していくような事業者に対してパートナーやプライムの立場で関わり、一緒に成長させていくといったスタイルを意識しています。 当然、体力(資本)がなく軌道に乗らなかった会社も多くありますが、初動から関わり苦しい時期も乗り越え、クライアントの業績向上に貢献し、信頼関係を構築できたクライアントとは非常に強固な関係値ができ、次の仕事、またさらに次の仕事に繋がっていきます。様々な角度からクライアントとの関係を築く事でシナジーを生み出す事ができるそれが当社の強みです。

今後、御社をどういった組織にしていきたいかのビジョンをお聞かせください。

大前提として私自身、前職、前々職時代に効率の悪い営業手法や生産性のない厳しい環境、パワハラ・モラハラの横行するブラック企業を経験しましたが、当社ではそういった余計なプレッシャーやブラックな体質とは全く無縁で、伸び伸び働いてもらえる環境をつくりたいと思って取り組んできましたし、これからもそういった環境づくりを心掛けていきたいと思っています。 また、サービスの独自性や営業の仕組みづくりで、誰が携わっても順調に業績を上げていける環境も整備していきます。

社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。

再三になりますが、メンバーには楽しく仕事をしてほしいですね。それと、変化が激しい時代環境やネット業界にあって、新たな広告の手法やコンテンツのアイデア、発想にも期待したいと思っています。できれば若い方を採用したいと思っているのは、年齢を重ねるとどうしても思考が凝り固まって斬新な発想がしにくくなるからです。もちろん営業経験のある即戦力の方にも期待してます。 当社では、メンバーのアイデアややりたいことはどんどん聞いて実行してもらっています。ぜひチャレンジしてほしいですね。

渡辺さんの仕事観をお聞かせください。

転職活動をされている方々、この記事を読んでいただいている方々、本当に夢があってやりたい事がある、自分自身の事を深く理解している、やりたい事の為に人生を捧げている。そんな人は殆どいないんじゃないのかな？と思ってます。偏見かもしれませんが結局仕事とは生きていく為の手段であって、仕事の為に生きている人は極少数だと思ってます。 もちろん向上心やそもそもの人間性などは重要だと思いますが、一度や二度就職ガチャに失敗してしまった本当は優秀な貴方、そのような方こそ、当社を試していただきたいと思っています。ぜひご応募ください！