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インタビュー画像取締役 流通クラウド事業本部 副事業本部長 中越 康之氏 1988年4月、和歌山県の地方銀行に入行。営業企画部に所属し、ベンチャー企業の支援やM&A、上場等の支援に携わる。2005年4月に支援先のベンチャー企業へ転職。子会社の取締役を務める。2019年12月、株式会社サイバーリンクス入社。リテイル事業部営業部 課長、リテイル事業部営業部 部長、リテイル事業部 事業部長を経て、2024年4月、執行役員 流通クラウド事業本部 副事業本部長就任。2025年3月より現任。

どのような魅力を感じてサイバーリンクス社にご入社されたのですか。

私が入社した当時、当社の流通向けビジネスはまだ規模が小さく、リテイル事業部も大きな赤字を抱えた事業部でした。ただ、将来性を考えると面白いと思いました。 日本の食品流通業界は、世界に比べて独特です。例えば、アメリカではウォルマート等の大手による寡占状態ですが、日本ではスーパーマーケットが全国におよそ1,200社あって、そのほとんどが中小企業で、各地域の食文化を守っていらっしゃいます。しかし、中小スーパーマーケットは資金力がなく、システムには大きな投資ができません。そのようなスーパーマーケットをサポートすることは、日本全体の食文化を守り、買い物弱者を減らすことにもなります。 日本にも大手食品スーパーはありますが、地方の山間地域までは出店しません。当社のサービスならローカルスーパーのお役に立てるのではないか。そこに魅力を感じて入社しました。 以来、15年間、リテイル事業に関わり続け、現在は食品小売のリテイル事業部だけではなく、卸向けのサービスを提供するSCM事業部、海外ショップ向けのサービスを展開するグローバルリテイル事業部を含めた流通クラウド事業本部全体を担当しています。

御社のメインサービス『@rms』が業界シェアトップに成長した要因をお話しください。

新しいシステムを普及させるには、利用するメリットや価値を、いかに伝えられるかが重要です。 当社のメインサービスである食品スーパー向けの基幹システム『@rms(アームズ)』は、2005年からサービスを開始しました。それまでスーパーマーケットはオンプレミスでサーバーとソフトウェアを買って、保守が切れる5年周期で買い替えたり、税制が改正されるたびにお金をかけて修正したりしていました。 それに対してクラウドの場合は、一括で修正プログラムを反映させられるメリットがあります。ただ、私が入社した当時はまだ、クラウド型の基幹システムは敬遠されていました。基幹システムは企業の心臓部です。『@rms』のリリース当時は、その心臓部を社外に預けるクラウド型システムには抵抗を持つ企業が多く、広まらない要因となっていました。 しかも初期費用が安く、月額の利用料を頂くストックビジネスですので、固定費を回収できるほどの上積みができていませんでした。しかし急速に人口が減少する中、食品スーパーも、これまでのように利益が生み出せなくなっています。そうした背景から、当社は「背に腹は代えられません」と地道に説得を続け、『@rms』の普及に努めてきました。 導入が進み始めたきっかけは、全国の中小食品スーパーが集まる国内最大級のボランタリーチェーンとのタイアップが成功したことでした。 それ以来、全国の中小スーパーマーケットに展開を広げ、現在の導入者数は130社を超えました。食品スーパー向けのクラウド基幹システムの中で、当社はパイオニアであると同時に日本一であると自負しています。

リテイル事業部でキャリア採用に注力する背景をお話しください。

現在、リテイル事業部の主力製品である『@rms』がターニングポイントを迎えています。『@rms』は従来、スーパーマーケットの中でも、中小規模を主なターゲットとして提供してきました。しかし人口減少が進む中、食品スーパー業界も後継者不足による廃業、倒産、もしくは事業売却されるケースも出てきています。 そこで当社は、『@rms』のターゲット層を、中堅・大手にも広げ始めているところです。これまで年商500億円、1,000億円の各県を代表するようなスーパーマーケットは、大手SIerが得意とする領域でしたが、今後は当社も、その市場を取りに行く方針で営業展開、プロダクト開発をしています。『V3』までは中小向けでしたが、2024年12月にリリースした『V6』では、中堅・大手にも対応できるようフルモデルチェンジしました。 ただ、中堅・大手の要望に応えるには、人手も期間も従来以上にかかります。中小企業の案件は一人で担当していましたが、中堅・大手向けの場合、5名、10名のチームを組まなければ対応できません。『V6』は既に5社へ導入済みで、さらに現時点で5社分の受注が確定しています。しかもそれ以降の受注も見込まれ始めています。そういったニーズに確実に応えるには、現状の開発体制では賄えなくなります。 そこで『@rms』の導入に携わる全ての職種で採用を強化しているところです。当社が提供するサービスは、業界内でも今後の市場拡大が期待される分野です。そのためには、生成AI等、従来の常識にとらわれず新しい技術を取り込んでいく必要があります。新しい技術に身軽にチャレンジできるフットワークの軽い人材にとって魅力的です。

御社の強みをお話しください。

当社の強みは食品流通業界に特化してきたことです。当社の規模だと、複数の業界に広げていくことが簡単にはできません。そこで、いかにすれば業界No.1になれるかを模索してきました。 その一方で、近年、大手ベンダーは以前ほど流通業界には力を入れなくなりました。「サイバーリンクスは食品流通業界に特化している。逃げも隠れもしない」というところがご評価いただいている要因です。 その中で『@rms』は、沢山の企業様に使っていただき、鍛えられてきました。その結果、業界トップクラスの処理速度を実現するシステムが構築されました。競合他社の製品を当社と同じレベルで高速化しようとすれば、極端にスペックを高める必要があるためコストがかさみます。当社の『@rms』は、標準で業界最速の高速処理が可能です。スーパーマーケットの基幹業務は、国内であれば、企業が変わっても基本的には統一されています。より多くのユーザーに支持されているシステムの方が使いやすくなるのは必然です。 さらにリテイル事業だけではなく、SCM事業では大手食品卸業界に向けたEDIシステム(受発注の仕組み)を提供しており、デファクトスタンダードとしてご利用いただいています。サプライチェーンの中の卸と小売の両方を担当できている企業は、他には存在しません。今後も技術革新が進む中でも、この組み合わせであれば柔軟に対応できるでしょう。その強みを生かし、今後は食品流通業界のプラットフォーマーとして事業を発展させたいと考えています。

目指す組織づくりと、求める人物像をお話しください。

最近は働き方改革が進んできました。特に従来のIT業界は3Kのイメージがありました。しかし、従来のままでは人材確保が困難な時代になりました。 そこで当社は、コロナ禍以前から残業規制を意識する等、ワークライフバランスを重視した体制を整備してきました。 例えば、開発体制においては設計等の上流工程は社内で行い、製造の工程は外部パートナーに委託しています。それによって残業や休日出勤等が発生しないようコントロールしています。また、当社はコロナ禍以前より、BCP対策でリモートワークを取り入れてきました。現在では、ハイブリッド形式の勤務形態が定着しています。 意思決定の部分では、できるだけ部長、課長といった役職者に権限移譲することを意識しています。当社は「サイバーセル経営」という管理手法を取り入れています。各課を一つのセルとみなし、セル長がリーダーシップをとって活発に議論しながら、与えられた目標を達成していきます。各セルで売上や経費を管理し、月次で締めてどのように着地するかをリアルタイムで追っていって、目標が達成できそうになければどうするのかを、それぞれで議論していくということを、20年以上続けています。 当社が求めているのは、積極性のある人材です。与えられたレールにとらわれず、いかに事業を大きくしていくかを考え、行動できる人材が理想です。そして新しい知識を貪欲に吸収していただきたいと思います。これまでの経験は問いません。食品流通業界に向けた仕事を通じて、自身のスキルを伸ばしていきたい、そのような成長意欲あふれる方のご応募を待っています。

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