ご略歴をお教えください。
2012年に大学に入学後、当時流行り始めていたWeb広告に興味を持ち、GoogleやYahoo!などの運用型広告を手掛ける学生ビジネスを始めました。それが面白くて、Web広告領域のスタートアップでインターンを始め、そのまま卒業後に正社員として入社します。 同社では5年間在籍し、その前半はWeb広告のプロダクト開発や営業を手掛けました。会社が上場し、上場後、セールスマーケのプラットフォームの新規事業を立ちあがる中で、私は25歳でSFA/CRMの事業部の営業部長に就任します。そこでPMIや事業の立ち上げ、1,000社以上への導入提案に従事しました。 上場会社の部長に就いて天狗となっていた自覚もあり、自分の力は他でも本当に通用するのか確かめてみたくなり、シード期のスタートアップに転じました。そこで事業開発や営業、マーケティング等、幅広く手掛けますが、事業がうまく運ばずしんどい思いもしましたね(笑)。今となっては、当時の経験も大きな糧になっています。 そんな時に第一子も生まれ、自分のキャリアを見つめ直していた際に、知人の医師が起業してプラットフォームをつくるという構想を聞き、面白そうに感じて役員としてジョインすることにしました。2年半ぐらい事業の立ち上げに携わり、暗中模索ではあったものの、次第に軌道に乗せることができたのです。 そこで、改めて0から事業を起こそうと思い至り、Elsantを創業したという経緯です。
Elsantどんな会社にしていきたいと考えていますか?
1社目でSFA/CRMの自社プロダクトを1,000社以上に提供したのですが、導入しても使いこなせない企業様の課題に直面してきました。SFA/CRMを定着させ、使いこなせるようにするのは実は簡単ではなく、しっかりとユーザーに伴走し、ユーザーの状況に応じて活用度を上げられる業務設計やカスタマイズが不可欠です。それをまじまじと見てきたので、再度この領域でユーザーへの導入と活用を手掛け、「日本企業の労働生産性を上げていくことに貢献したい」と考えました。だからこそ、自社プロダクト開発にこだわるのではなく、既存のプロダクトを中立的に扱う立場で顧客に最適なプロダクトを提案できる現在のビジネスモデルを手掛けることにしたのです。
そのために社員に対して期待することや、どう活躍してほしいかといった思いをお聞かせください。
社員に求めることは一つで、SFA/CRMでお客様の事業を成功させることにこだわり抜いてほしいということです。お客様のニーズを把握し、期待を超える業務品質でプロダクトやサービスなどをデリバリーするプロフェッショナルとしての意識を持ってほしいですね。 また、当社は小規模ではありますが、入社したからにはどこでも通用するようなスキルや知識を持てるよう、気持ちよく取り組んでもらえる環境をつくります。当社から独立して起業することがあってもよいと思っていますし、そういう人がいれば全力で応援します。 求職者の方に対しては、転職で迷っているのであれば、まずはカジュアルに面談してみませんかと申し上げておきたいです。当社の採用活用ではお互いの見極めの時間をしっかりと確保します。ご希望があればトライアルワークの機会も設けさせていただきますので、まずは気軽にアクセスしてください!
河村さんの仕事観をお聞かせください。
元々はハードワークなタイプですが、今は共働きで子育て中ということもあり、ワークライフバランスもしっかり図っています。社員もプライベートの時間を大切にできるような働き方をしてほしいと思っています。 その上で、仕事そのものは、やるからにはよい仕事をして誰かの役に立ちたいと思っています。よい仕事とはどういったものを指すのかは人それぞれでしょうが、私はお客様の成長を後押しし、満足してもらえるものでなければならないと考えています。
オフタイムは、どういった過ごし方をしているのでしょうか?
4歳と2歳の息子がいて、毎朝の保育園に送ることや、休日は一緒に過ごして育児に取り組んでいます。公園やレジャー施設に行ったり、ドライブすることが多いですね。 自分一人の時間は、本を読んだり、会社の運営について考えを巡らせることが多いです。