ミラクルソリューション起業の経緯を教えてください。
サーバーエンジニアとして働いていた時代、悩んでいることがありました。エンジニアとして成長したいという思いから資格を20~30ほど取得したのですが、当時はインフラ案件の数自体が少なかったこともあって、やりたいプロジェクトに携わることがあまりできなかったのです。それに、私の希望に関係なく遠隔地への異動の辞令が出ることもありました。 エンジニアとしてどのようなキャリアを進むのか、自分で選ぶことが難しい環境をどうにかしたい――その思いから転職を思い立ち、会社を探したのですが、転職活動に失敗。それなら独立して個人事業主として働こうと考えフリーランスになりました。その後はサーバーエンジニアとして多くの仕事を依頼されるようになり、一人では対応しきれないため個人事業主の仲間に協力してもらううち、法人にしたほうがよいと判断してミラクルソリューションを設立しました。 出発点がそこにあるので、「エンジニアのための、エンジニアによる、エンジニアの理想の会社を創る」ことに力を注いでいます。
ミラクルソリューションの社風について教えてください。
いい人が多いですね。成長至上主義を掲げているので、みんな自身が成長することに意欲的なので、周りの人たちが成長したいという思いに理解があるのです。だから、教え合う風土がありますし、分からないことがあれば、親切に教えてくれる人が多いと思います。 また、社員の7割ほどが第二新卒や中途入社ということで、多様なバックボーンを持った人材が多いのも特徴かもしれません。考え方や仕事に対する向き合い方など、いろいろなタイプの社員が集まっているので、多様性を自然と受け入れる風土があると感じています。 それと、社員同士の仲もよいのではないでしょうか。月に1回帰社日があるほか、それぞれのチームでも月1回程度チーム会を開いています。有志が集まって社内勉強会を開いていることも。これは社風と関係ないかもしれませんが、毎年開いている忘年会ではMVPを選出していて、ミニバケーションといって休暇を付与したり、私がねぎらう会を開いたりしています。結構、盛り上がりますよ。
長岡さんは、なぜインフラ系のエンジニアへ進んだのですか?
ずっと働ける業種・職種がよいと思っていました。しかし、OB訪問をしてみると、当時事務職では出世も望めないといわれ総合職へ進んでバリバリ仕事をしていこうと決めました。それに、どうせ働くならワクワクできる仕事がしたいとも思っていたので、将来的な成長が見込めて、新しいことに挑戦できるIT業界へ進もう、IT業界へ行くならエンジニアでしょう、と。 インフラ系を選んだのは、大学時代のゼミ論文が影響しています。EU統合について考察したのですが、貧しい国と豊かな国の違いを突き詰めていくと、インフラがしっかりしているかどうかが影響していると思えたのです。これからのインターネット社会においてのインフラが何かといえばサーバーやネットワークですから、その技術を身につけることで、長い間、ワクワクした仕事ができるのではないかと考えました。
社員に期待することは何ですか?
利他の心を大切にしてほしいです。仕事はお金を稼ぐための手段とだけ考える人がいます。確かに、お金は大切です。でも、仕事をする目的がお金や役職になってしまうのはどうかと思うのです。お金や役職というものは慣れてしまって、仕事に対するモチベーションを高く維持することが難しいものです。 人の幸せというものは、仕事であったり、そこで感じるやりがい、誰かから感謝されることだと私は思っています。お金も誰かの役に立った報酬としていただくほうがハリがあると思いませんか。社員には、こういう考え方に共感できる人になってほしいと願っています。そして、誰かの役に立つためにも、自身を成長させていける人であってほしいですね。 これが実現できたとき、今以上に会社に一体感が生まれ、会社全体がワクワク働ける空間になると考えています。
最後に応募者へのメッセージをお願いします。
ミラクルソリューションは、世界最高の技術者集団を目指しています。この目標を共有して、自らを高めていきたいと思える人をお待ちしています。一緒に、自分自身と会社を成長させていき、上場ややりがいある仕事を手にしませんか。
