EMC Healthcare株式会社

EMC Healthcareは、2017年設立、IoT、センサー、AI、データ分析等のデジタルテクノロジーを活用し、医療・介護・ヘルスケア領域が抱える課題に対して独自のイノベーティブなサービスで日本の社会課題解決に挑むヘルステック企業です。

【CEO 伊達について】
外資系コンサルティングファームで医療系コンサルティングに携わった後、2000年に独立。病院やヘルスケア系ベンチャー支援に携わる一方、大手コンサルティングファームのアドバイザー、エグゼクティブアドバイザーとしても活躍。慶應義塾大学政策メディア研究科特任教授も務めています。

【EMC Healthcareの事業について】
設立当初は、医療・介護・ヘルスケア分野を中心に大手企業や官公庁に対するコンサルティングを行っていました。その中で社会課題として強く感じていたのは、医療や介護の担い手であるエッセンシャルワーカーの労働環境です。地域社会になくてはならない存在なのに、業務負荷は高く、就業環境は決して恵まれていません。一方で、医療・介護施設経営者や自治体には、生産性向上とサービス品質向上が今すぐにでも解決しなければならい課題として突き付けられています。そこで私達はデジタルテクノロジーの力を活用し、エッセンシャルワーカーを支える取り組みを始めました。

現在、介護施設における夜間業務の負担を軽減するDXサービス『OwlCare』、保育園における乳幼児の午睡（お昼寝）見守りと記録業務を支援するカメラ型午睡チェックシステム『ベビモニ』を開発・提供しています。

当社の強みは医療・介護・ヘルスケア領域の深いナレッジがあることに加え、デバイス開発、データ分析までできることです。
業務の全てをデジタル化、ロボット化するのではなく、本質的な業務以外の部分をデジタルでサポートし、エッセンシャルワーカーが人と向き合う本来の仕事に集中できるようにしているのが当社のサービスの特徴です。

【各種受賞実績】
・『ベビモニ』：経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC) 2024」にてベビモニが優秀賞を受賞
・『OwlCare』：「エイジテック2021アワード」で優良賞を受賞

現在、EMC Healthcareは21名体制。メンバーのバックグラウンドは実に多彩で、検索エンジン等の事業を幅広く手掛ける会社や半導体メーカーの経験者、スタートアップEXIT経験のあるシリアルアントレプレナー、元経営コンサルタント、海外/国内有名大学のインターン等、個性のあるメンバーが集結しています。国籍も日本、カナダ、香港、アメリカ等様々なメンバーで構成されています。

◎技術を磨ける環境
技術面で大きな強みを持つ組織のため、エンジニアにとっては優秀なメンバーに囲まれて自社サービスの開発に幅広く携わり、フルスタックエンジニアへの成長等、技術的に幅を広げることも深さを極めることも可能な環境です。

当社にはインフラ、センサー、AI、データ解析等、各分野のエキスパートが揃っています。それぞれが自分のコア技術を持ちながら他の領域にも携わり、お互いに補完し合いながら開発に取り組んでいるため、幅広い技術を身に付けることができます。
また、本人の希望に応じて未経験領域へのチャレンジをサポートしたり、若手をPMにアサインしたりするなど、成長の機会が豊富に用意されています。

◎社会貢献に繋がる意義のあるプロダクト開発
エッセンシャルワーカーを支え、社会課題の解決に直結する製品・サービスの開発に携われる点も、当社で働く大きな魅力の一つです。

現在は特に、介護施設向けソリューションの開発に注力しています。現場の業務負荷軽減やケアの質の向上など、社会的インパクトの大きいテーマに対して、メンバー一人ひとりが意見やアイデアを出し合い、主体的に取り組んでいます。社会の役に立つ実感を持ちながら、自身の技術やアイデアを社会価値に変えていける環境です。

◎求める人物像
当社のMission/Vision/Valueに共感していただける方、体現できる方を求めています。
Mission：情報を紡ぐことで、人と社会を健康にする
Vision：医療・介護・福祉で働く人に余裕を
Value：Customer Centric/Think Beyond/Move Forward/Stay Curious

やりたいことが明確であれば、必ずしもコミュニケーションが得意である必要はありません。チームで支え合う文化が根付いており、それぞれが得意分野を活かして協働することで成果を生み出しています。自分の専門性を活かしながら社会貢献に繋がる開発に挑戦したい方にとって、最適な環境です。

EMC Healthcareの本社オフィスは、東京都千代田区神田駿河台にあります。
現在は裁量労働制/フレックスタイム制を導入し、基本的には出社をベースに週1日のリモートワークを取り入れた柔軟な働き方を採用しています。
社員の約半数は子育て中のパパ・ママ社員であり、それぞれのライフステージに合わせて働く時間や出退勤を柔軟に調整できる体制を整えています。仕事と家庭の両立を自然に実現できる環境が特徴です。

◎社員の成長と健康を支える仕組み
社員一人ひとりのスキルアップと健康を重視した制度を整備しています。
スキル向上のための書籍購入費やセミナー受講費は会社が原則負担。自ら学び、成長を続ける社員を積極的にサポートしています。

また、ヘルステック企業として、社員の健康維持も重要なテーマの一つです。就業時間中の通院を認めるなど、身体のメンテナンスを行いやすい環境づくりを進めています。

◎今後のビジョン
現在開発中の介護施設向けソリューションを多くの施設へ届けることが目下のミッションです。その先には、プロダクトを通して蓄積しているデータを活用し、様々なプレーヤーと連携しながら高齢者特有の疾患へのアプローチを開発、人々の健康寿命を延ばしていくことで、医療・介護の課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

さらに、日本で培った少子高齢化対応のモデルを、同様の課題を抱える海外地域にも展開することも視野に入れています。社会的意義の大きいテーマに挑戦し、グローバルに価値を発揮できる組織を目指しています。