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株式会社オーディオストック

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

世界最大級90万点以上の音楽素材を販売。ITで音楽家の課題を解決する会社

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
残業少なめ
カジュアル面談歓迎

企業について

株式会社オーディオストックは、IT×音楽の領域で事業を展開するベンチャー企業である。岡山本社と東京支社の2拠点には、代表取締役社長・西尾周一郎氏をはじめ、音楽好きのメンバーが集う。

メイン事業は音源・音楽素材の使用ライセンス販売サービス『Audiostock』だ。国内の音楽クリエイターの作品を中心に、自社制作や海外ブランドから仕入れた作品等を販売。ユーザーはBGMや効果音等の音楽利用で問題となりがちな著作権問題や面倒な申請等を一切気にせず、安心して様々なシーンで利用することができる。2023年4月現在、クリエイターの登録数は2万人以上、利用可能な音源数は世界最大級の90万点以上に達する。

日本国内においてBGMや効果音等のロイヤリティフリーの音楽素材は、従来、業務用BGM集としてCDの形態で販売されていた。音源を配布または販売するWEBサイトは存在したが、一定以上の品質が確保されたイメージ通りの音源を手軽に探すには、音源数が少ないなど選択肢も限られた。

『Audiostock』は、スタート時点からオンラインでの提供を前提として開発されたサービスである。ユーザーはフリーの作曲家やサウンドクリエイターが制作し、投稿した作品の中からイメージに合った音源を探して使用することが可能だ。ライセンス販売されるものは事前にクオリティーの審査を通過する必要があるため一定の品質は保証されている。音楽検索エンジンを搭載する等、楽曲の探しやすさも特徴の一つだ。

権利処理に悩まされることもない。通常、プロの音楽家が制作する楽曲には著作権や著作隣接権といったものが存在し、それらの楽曲を使用する場合、レコード会社、音楽事務所、音楽出版社といった権利所有者それぞれから許諾を得る必要があった。『Audiostock』ではそれらの権利処理を一本化。しかも全ての処理をオンラインで完結するため契約書の締結といった煩雑な事務手続きを一切不要にすることで、手軽に楽曲を利用できるようになっている。

さらに料金体系も充実している。単品購入の他、大口利用者向けにはエンタープライズプラン、スタンダートプラン、動画配信者プランの3つの定額制プランを用意。広告代理店や動画制作会社、個人のクリエイターらにとってはコストカットに繋がっている。

最も多い利用シーンは、まさにその動画制作におけるBGMや効果音等である。YouTube広告やYouTube番組、テレビやラジオ等の放送番組、一般企業のサービス紹介や製品紹介の動画、採用コンテンツ等、広告代理店や制作会社におけるニーズはイメージしやすいところだ。

その一方で、近年は動画制作ツールが充実し、一般ユーザーの間でも動画の制作環境が整ってきた。そのため社員教育用のマニュアル動画や研修動画、イベント、商談会向けの映像等は、広告代理店や制作会社を介さず、一般企業が社内で制作するケースも増えている。

同時に個人のクリエイターによるニーズも拡大している。特にYouTuberやTikToker等SNS系のニーズは熱く、同社の売り上げは、こういった動画市場の拡大と比例するように急激に伸びてきたのである。

「2013年に『Audiostock』を始めた時は個人がお金を払うことは想定していませんでした。最近は個人クリエイターの裾野が広がっており、YouTubeだけで生計を立てている方も増えています。一般的なマスの知名度がなくても特定のコミュニティでは有名で、YouTubeチャンネル登録者が数万人から10万人ぐらいのマイクロインフルエンサーは沢山います。そういった方が多少の金額を払ってでも良い音楽、多様性のある音楽を使いたいというニーズを持ち、ご契約いただいています」(西尾氏)。

オーディオストック社は、2007年10月、西尾氏が大学在籍中にビジネスコンテストの優勝を経て、一人で立ち上げた会社である。

西尾氏は、システムエンジニアの父を持ち、常にパソコンがある環境で育ったこともあってパソコンが好きになり、大学ではプログラミングを専攻。さらに学生団体の代表を務め、組織運営やプロジェクトの企画に携わった体験から起業を志し始めた。20代の若手起業家がITベンチャーで成功し、マスコミが話題にしていた時期でもあり、そういった起業家に対する憧れもあった。その一方では、幼少期に8年間、楽器メーカーの音楽教室でエレクトーンのレッスンを受け、学生時代はミュージシャンを目指してバンドを組んで音楽制作に取り組んだという経緯もあり、自然と「音楽×IT」をテーマにビジネスモデルを考えるようになった。

その結果生まれたのが、インターネットを介した音楽コンテストである。スポンサー企業を集め、そのスポンサー料で音楽家を応援するプランだ。ビジネスとしては成功に至らなかったものの、西尾氏の熱意あるオファーによって審査を引き受けるプロの音楽家が現れたこともあり、全国から多数の応募を集める等、一定の爪痕は残した。ただ、収益面は厳しく、一般企業からの受託開発等でしのぐ時期が続いた。転機となったのは2012年の東京進出である。

「受託開発で数人が生活できるぐらいにはなりましたが、釈然としない気持ちが募りました。そんな時に東京で活動していた友人から音楽サービスをやるなら東京の方が良いだろうと背中を押され、単身東京に行きました。インターネットビジネスに詳しい人は東京の方が多いですし、投資家も沢山いらっしゃいます。そういった方々から出資を受け、新たなビジネスモデルにチャレンジし始めたのが2012年です」(西尾氏)。

その翌年にスタートした『Audiostock』は、音楽活動をしていた当時、自身が作曲した作品を発表したり、楽曲提供の契約を締結したりすることにハードルの高さを感じていたことにヒントを得たビジネスである。

最初の4年間は商品数が少なかったこともあり、なかなか日の目を見なかったものの、動画市場の裾野が広がるにつれて売り上げが伸び、売り上げが伸びることでクリエイターも増えるという相乗効果を繰り返しながらじわじわとサービスを拡大。2018年3月には資金調達シリーズAラウンドを実施し、東京にレコーディングスタジオを設置し、人員を増強する等して、その後の成長に弾みを付けた。

さらに追い風になったのは2020年に入ってからの巣ごもり需要だ。オンライン結婚式、オンラインフィットネス、オンラインエクササイズ等、これまでには考えられなかった新しい利用シーンが現れた。一方ではそれまでステージで収入を得ていた音楽家の登録も増えたことで音源数も一気に伸びて、サービス自体に厚みをもたらす結果となっている。

「最近、日本でもクリエイターエコノミー協会ができました。さらにコロナ禍に入ってからは社会的に複業が受け入れられる等、個人が活躍できる時代に入りました。『Audiostock』はそれと同じ文脈に乗ったサービスだと言えます」(西尾氏)。

2020年7月には資金調達シリーズBラウンドを実施。2021年度は、有名タレントを使ったプロモーション展開による国内での露出拡大に加え、海外進出も図る計画だ。コロナ禍に入る以前から日本のシティポップのレコードやカセットテープを求めて来日する欧米の音楽ファンが急増する等、海外でも日本の音楽に対する注目度は高い。加えて、動画だけではなく、AR、VR等の新しいメディアが台頭する中で効果音を含めた音のニーズは、世界的にもまだまだ拡大する余地はあると西尾氏は睨む。

2018年以降は社内に先端技術研究会を設け、機械学習やブロックチェーン等の研究に取り組んできた。ブロックチェーンは著作権管理との相性が良いため、いずれはサービスとして具現化していくことも視野に入れている。

同社のビジョンは“Happy Creators, Happy Creation クリエイターがもっと活躍できる世界に”。
音楽を生み出す人々が抱える課題を解決し、ハッピーにすることこそが同社の一貫した事業目的である。

「クリエイターを応援することが弊社のビジョンであり理念です。『Audiostock』はマネタイズの支援に主眼を置いていますが、永遠にそれだけをやっていくつもりはありません。音楽クリエイターには様々な悩みがありますので、我々に解決ができることで、事業化の可能性があることなら積極的にチャレンジしたいと考えています」(西尾氏)。

そんな同社には現在、海外進出に備えた開発体制の整備をはじめ、取り組むべき課題が山積している。社員数は2拠点合わせて25名。これまでは西尾氏のビジョンに共感した社員が一人、二人と加わり、その社員が知人を連れてくるといった形で増やしてきたが、そういった採用方法にも限度がある。直面する課題の解決と、ビジョンの実現に向けた取り組みを加速させるため、本格的な採用活動を始めたところだ。

採用活動において重視していることはビジョンへの共感である。音楽が好き、クリエイターを応援したいといったマインドを持った人材は大歓迎だ。福利厚生には音楽補助という音楽好きを支援するユニークな制度もある。コンサートチケットやCD、楽器等、音楽に関連した消費行動にかかる費用を年間3万円まで支援する制度だ。さらに、仕事を通して音楽配信の仕組み等、音楽業界の内部事情が分かるため、自身の趣味にも役立てることができるし、曲作りの方法や機材のアドバイス等で話が盛り上がることも多い。プロのクリエイターを始め音楽好きのメンバーが集まる会社ならではの雰囲気も魅力の一つだ。

平均年齢は30代前半。ビジョンに忠実にコツコツと仕事に向き合ってきた社員が多いためか、落ち着いた雰囲気があり、それが居心地の良さでもある。定着率の高さも同社の特徴だ。

「弊社は今、新たな組織作りや新たな事業にチャレンジしていくタイミングです。拡大する過程では様々な問題も出てきますが、それも含めて楽しめる方、チャレンジすることが大好きな方には向いていると思います。また、音楽領域にじっくり取り組んでいるベンチャー企業はそれほど多くありません。音楽そのものや音楽ビジネスに興味があるエンジニアのご応募をお待ちしています」(西尾氏)。

求職者の声

企業情報

会社名

株式会社オーディオストック

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 放送(テレビ/ラジオ)・音楽・芸能

IT/Web・通信・インターネット系 > Webマーケティング・ネット広告

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、残業少なめ
資本金

1億円

設立年月

2007年10月

代表者氏名

代表取締役社長 西尾 周一郎

事業内容

楽曲・効果音等の音素材を販売する「Audiostock」や、TV・ラジオ放送番組用楽曲ダウンロードサービス「Audiostock Artists」などを展開。
「Happy Creators, Happy Creation クリエイターがもっと活躍できる世界に」をビジョンに掲げる。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

25人

平均年齢

32歳

本社住所

岡山県岡山市北区富田町一丁目6-10 東光第一ビル 2F

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